高さ20mにもおよぶ巨大な雪の壁! ©︎Navapon Plodprong / Shutterstock.com
公共交通機関を乗り継ぎ天上の世界へ
富山県立山町から長野県大町市までの立山連峰を、公共交通機関を使いながら横断できる「立山黒部アルペンルート」。
トロリーバスやケーブルカー、ロープウェイなどを乗り継いで山の上まで登り、ルート最高地点にある室堂(むろどう)は標高2,450mの別世界。ここでは、地上とはまったく違った高原の風景や、高山ならではの珍しい動植物を見て楽しむことができます。
さすがに冬季は閉鎖されてしまう立山黒部アルペンルートですが、4月になれば晴れて開通! 7月上旬には立山夏山開きとなります。
初夏の御栗ヶ池
夏の北アルプス室堂 ©︎yu_photo / Shutterstock.com
一度は歩きたい、雪の大谷
さて、立山黒部アルペンルートが全線開通したら、すぐにでも訪れたいのが室堂付近にある「雪の大谷」です。ときには十数メートルにもなる雪の壁沿いを歩くという貴重な経験ができます。「十数メートルってどんな感じなの?」と思った方! こちらをご覧ください。
©(公社)とやま観光推進機構
こ~んな感じです!
バスが通っていると、その巨大さがよくわかりますね。まるで日本ではないみたいです。冬の日本海の豪雪+高山という条件が重なって、こんなとんでもない積雪量になるのでしょう、いやはや、圧巻!
年によって積雪量は違いますが、今年は一体何mの壁が登場するのでしょうか。
この雪の大谷を歩ける「雪の大谷ウォーク」は4/15〜6/25まで開催されています。高い高い雪の壁を見たいなら、やっぱり早めのタイミングで行くのが一番。GWの行楽予定にもおすすめです。
運がよければ、ライチョウとも出会えるかもしれませんね!
https://www.alpen-route.com/index.php
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