ベスト1 新潟県の人気商品・お土産「笹だんご」
アンテナショップの出店地としては有楽町や銀座が有名ですが、表参道というファッショナブルな街にあるのが「表参道・新潟館ネスパス」。表参道ヒルズの斜め裏手にあるロケーションは、アンテナショップとは思えないほど好立地。店内には、約1,800種類という郷土色豊かな商品がそろっています。
その人気第1位に輝くのは、米どころ新潟が生んだ郷土の名産品「笹だんご」140円(税込)。表参道にありながら、「笹だんご」という庶民的で手ごろな値段のギャップに惹かれます。
つぶあんとこしあんの2種類がそろい、笹の葉を広げれば、風味豊かなよもぎ餅が登場! なんと1カ月に、約1万4,500個以上も売り上げたことがある大人気商品。
つぶあんとこしあん、どちらが人気かというと…… 約8,000個を売り上げたつぶあんに軍配!
もちもちのよもぎ餅に包まれ、小豆が小気味よい食感を与える写真手前のつぶあん。奥のこしあんは、なめらかな口溶けで、やや甘めの餡になっています。
ベスト2 新潟県の人気商品・お土産「柿の種のオイル漬け」
第2位は、「柿の種のオイル漬け」864円(税込)。新潟発祥の柿の種を、オイル漬けにしてしまうとは何とも思い切った発想。どんなお味なのか、ぜひとも食べてみたい一品ですが……
な、なんと完売! しかも入荷時期未定の大ヒット商品! フライドガーリックやフライドオニオンなどが入った旨みたっぷりのラー油の中に、柿の種が丸々入り、それをザクザククラッシュしながら食すなんとも心誘われる商品。ごはんのお供はもちろんのこと、冷ややっこやサラダのトッピングにも。
湿気ていそうな柿の種ですが、それがバリバリで予想外の食感を生み出すのだとか。いゃぁ~、食べてみたかった! アレ、こんなにあるじゃん! と思ったのですが、こちらは柿の種のオイル漬けではあるのですが、激辛にんにくラー油やだし醤油仕立てバージョン。オリジナルの“にんにくラー油”が入荷していたら、即買い必至です。
ベスト3 新潟県の人気商品・お土産「サーモン塩辛」
気を取り直して、第3位は「サーモン塩辛」1,188円(税込)。米どころに加えて、酒どころでもある新潟は、酒の肴になる珍味が充実しているのも特徴のひとつ。サーモン塩辛という響きだけでも、おいしいに違いないと思わせます。
蓋を開ければ、塩辛の香りに唾液が! 塩麹を使って熟成させた薄紅色のサーモンが美しいこと。脂ののったサーモンのぶつ切りがゴロゴロ入り、プチプチの赤いイクラがアクセント。しっとりねっとり、口の中を縦横無尽に埋め尽くすサーモンの風味は、永遠に続いてほしいと思わせる幸福感。
賞味期限が迫ったものなどは、割引販売されることもあるので要チェック。
スタッフがイチオシする新潟県の商品・お土産「アイスコルネ」
スタッフの佐藤さんがおすすめしてくれたのは、暑い時期にぴったりの「アイスコルネ」350円(税込)。
パイ生地の中に、カスタードベースのバニラとショコラのアイスクリームが詰まった商品。
パッケージを開けると、こんな形状! なんだかチャーシューのようにも見えてきますが!? このパイ生地、冷凍なのにサクサク感があって口あたり軽やか。カチンコチンの冷た~いアイスとのハーモニーを楽しめます。
アイスを食べているというより、ひんやりスイーツパンを食べているような、ボリューム感もある独特の食感。
ライターが思わず買った新潟県の商品・お土産「ぽっぽ焼き」
新潟3大B級グルメのひとつにも数えられる「ぽっぽ焼き」798円(10本入り・税込)。ぽっぽ焼きは蒸しパンのような焼き菓子で、小麦と黒糖などから作られています。発祥は明治終期、新潟県北部に位置する新発田(しばた)といわれています。
お祭りや縁日、催事などのイベント時に出店などで販売されるのが一般的で、新潟県民にとっては、とっても身近なソウルフード。出店ということからもおわかりのとおり、本来は、出来立てのアツアツを頬張るのが流儀。
棒状になった「ぽっぽ焼き」は、そのままで食べることもできますが、トースターで5分ほど温めると本来の味に! 外はカリッと、中はもっちりふっくら。優しい甘みをもった、懐かしい素朴な風味が広がります。
住所:東京都渋谷区神宮前4-11-7
営業時間:10:30~19:30(物産販売「新潟食楽園」)
定休日:なし(物産販売「新潟食楽園」)
アクセス:東京メトロ「表参道駅」A2口より徒歩1分
URL:https://www.nico.or.jp/nespace/
※2022年9月現在、新型コロナウイルス感染症対策のため営業時間やサービス体制などが通常と異なることがあります
[Photos by (C)tawawa]