伏見稲荷大社で買えるお稲荷様の形の「きつねせんべい」
「きつねせんべい」は、京都・伏見稲荷大社の名物として、全国的に有名な「稲荷せんべい」の元祖である「総本家いなりや」が販売するお菓子。五穀豊穣の神様の使いと親しまれてきた「きつね」を煎餅にした「きつねせんべい」は、参拝客にとって直会(なおらい)や参拝の記念品、お土産として親しまれてきたそう。
今回、筆者が購入したのは、大きなサイズの「大面」の「きつねせんべい」が5枚入った箱入りのもの。お稲荷さんの色である朱色を使った箱が目印です。他にも小さいサイズの「小面」や、さらに食べやすいサイズにした「ちっちゃいきつねせんべい」もあるそうですよ。
上から箱を開けると、中にはせんべいが割れないよう緩衝材入りで入っていました。せっかくのきつねの顔が割れてしまっては大変ですから。そんな気遣いを感じる梱包です。
5枚の「きつねせんべい」をずらっと並べてみました。なかなかの迫力ですね!
せんべいなのにまるできつねのお面みたい!
早速、「きつねせんべい」を1枚個別包装から取り出します。とにかく、インパクトが半端ない!
裏側は空洞。横から見ると、鼻の部分がちゃんと前に飛び出しています。本当にきつねのお面そのものなのです。
そのまま顔にはめられてしまいそうなくらい、細かいところまでよくできている「きつねせんべい」。昔ながらの味も材料もそのままに白味噌・胡麻・砂糖を小麦粉に混ぜて、1枚1枚丁寧に手焼きしているのだとか。とても心がこもった1枚なのですね。
「きつねせんべい」は昔ながらの素朴な味!
早速、実食してみましょう! そのままかじりつこうかと思ったのですが、なかなか大きいので、耳の方から少し崩していただくことにしました。
一口食べてみると、思った以上に固い! バリっとした歯ごたえがあります。味は白味噌を使ったという甘い味と、煎り胡麻の香ばしさをしっかり感じました。
素朴な味でとても食べやすく、そして食べ応えもあり、噛めば噛むほどおいしさを感じられ、1個で満足ができるお菓子でした。お抹茶や濃いめの緑茶で一緒に食べたら絶対おいしいはず!
伏見稲荷大社に行っても行かなくてもお土産におすすめ!
「きつねせんべい」は伏見稲荷大社近くにある「総本家いなりや」の他に、京都駅のお土産店・キヨスク等で購入が可能です。筆者は、JR京都駅のお土産屋さんで購入しました。
ぜひ京都に行った際のお土産に買ってみてくださいね。きっとお土産でもらったら方は、このインパクトに驚くはずですよ。
価格:大面 5枚入り 税込1,300円
賞味期限:筆者購入時は約5カ月でした。
http://www.inariya-kyoto.com/product/index.html#product02
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos By Kaori Simon]