米粉でできたラムネ「こめらむね」
こめらむねは、秋田県立大学 物資源科学部の2年生3名によって開発されたお菓子です。コロナ禍で帰省や旅行、出張などの機会が減ったことで、お土産の需要が低下している状況を打開したいという思いが、誕生のきっかけとなりました。
一般的なラムネに使われているコーンスターチの代わりに、アレルギー体質のある人でも安心して食べられるようにと、あきたこまちの米粉を使って作られたラムネです。さらに、香りづけには無添加のりんごジュースが使われているのだとか。価格は、2袋セットで税込507円です。
どこで買える?
©ひつじ
2022年6月24日から順次、秋田県内で販売がスタートしたばかりの新しい秋田土産。今回は、秋田県産品プラザで購入しました。
ほかにも、秋田県内の道の駅、秋田駅ビル「トピコ」、秋田空港おみやげ広場「あ・えーる」、 秋田まるごと市場、秋田県アンテナショップ 東京「あきた美彩館」、「秋田ふるさと館」などでも購入可能。こちらから通販もできるそうですよ。
どんな味?
まず目を惹くのは、シュールな絵が描かれたパッケージ。パッケージデザインはほかにも種類があって、学生が自分たちで考えたものだそう。
1袋15粒入りのものが2袋セットになって販売されています。賞味期限は外袋の封をしてある赤い紙裏面に記載。ラムネの入った袋には記載がないのでご注意ください。
袋裏面には、わかりやすく書かれた商品説明も。米粉を使って作ったので、こめらむねになったということも書かれています。
こめらむねに同封されていたのは、「KOME RAMUNE TIME」と書かれたフリーペーパーのようなもの。このラムネを開発した学生3名によって手書きしたものが印刷されていて、この手作り感がまたいいですね。
読んでいると思わずクスッと笑ってしまうような内容。驚いたのは、開発に関わった学生たちが、3名とも秋田出身ではなく他府県の出身であるということ。「ある意味異国情緒あふれる秋田」と表現されているのですが、住んでみるとさまざまな驚きや発見がありそうですね。詳しく話を聞いてみたい。
さあ、それではこめらむねを味わってみましょう。袋の上から触ってもわかるように、縦2cm×横1.2cmほどの四角いラムネです。
ラムネの裏側には、「コメ」と刻印もあります。芸が細かい!
香りづけにりんごジュースが使われているとのことでしたが、匂いをかぐと、米粉の香りのほうが強い印象。いただいてみると、うん!しっかりラムネ味です。大人になってからラムネを食べることがなかったので、食べながら「そうそう、ラムネってこんな味だったよね~」と懐かしくなりました。
買いやすいお値段に加え、2袋セットで販売されているので、いくつか買ってばらまき土産にもできますよ。
価格:2袋1セット 507円(税込)
内容量:1袋あたり15粒入り
賞味期限:今回購入したものは約2カ月でした
秋田県産品プラザ
住所:秋田市中通2-3-8 アトリオン地下1階
電話番号:018-836-7830
営業時間:9:30〜18:30
定休日:元日、棚おろし・設備点検などによる休みあり
URL:http://www.a-bussan.jp/
[Photos by Chika]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
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