過去1年でサッカーをした人は533万人
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サッカーのW杯が盛り上がっていますよね。日本全国にプロサッカーチームがある現状では、サッカー観戦も旅の目的になります。今回は、そんなサッカーに関する日本一の話です。
サッカーの試合は見ますか? 生で観戦を楽しむ熱心なファンにとって、スタジアムでの試合観戦は、ちょっとした旅行にもなりますよね。
では逆に、サッカーをしますか? 体と体の接触がある、広いグラウンドを走り回るなど、肉体的に厳しいスポーツなので、年齢を重ねてくると、かつて部活動などでやっていた人でも、ちょっと縁遠くなるのではないでしょうか。
そんなサッカーをする人の割合が最も高い都道府県はどこか、ご存じですか?
総務省の最新の調査によると、過去1年で1回でもサッカーをした人(行動者)は全国合計で約534万人。年齢の中心は10代・20代前半で、30代半ばから40代半ばもそれなりにいるようです。
後者は、健康を目的とした運動の一環でサッカーをする人たちでしょうか。筆者もこの中に入ります。
では、そんな大人も若者も含めて、サッカーをする人の割合が高い都道府県はどこだと思いますか?
ちょっと詳しい人であれば「サッカー王国」と呼ばれる静岡県や埼玉県が上位に来ると予想するはず。しかし、最新の調査では、静岡県は6位、埼玉県は4位でした。それぞれ、全人口の5.2%(静岡県)、5.6%(埼玉県)といった数字です。
では、1位はどこでしょう?
5年前の調査で1位は神奈川県
3位から順番に発表します。3位は茨城県で、行動者率は5.7%。茨城県といえば、Jリーグの名門「鹿島アントラーズ」が本拠地を置く場所です。「水戸ホーリーホック」もありますね。
2位は神奈川県(5.9%)。Jリーグでは、「川崎フロンターレ」「横浜Fマリノス」「湘南ベルマーレ」などの強豪が本拠地を構える場所ですね。
では、1位はどこでしょう? 静岡でも埼玉でも神奈川でもなければ、ちょっと予想もつかないかもしれません。ちなみに東京は10位です。
サッカーをする人の割合が最も高い場所は、サッカーに限らず野球もバスケットボールも有名なチームが拠点を構える、あの「どえりゃあ」自治体です。
Jリーグでは「名古屋グランパス」があります。これでおわかりですね。サッカーをする人の割合(6.0%)が最も多い自治体は愛知県でした。
ちなみに、総務省の同調査は5年前にも発表されています。その際、愛知県は4位(6.7%)でした。神奈川県が1位(8.0%)で、千葉県が2位(7.4%)、静岡県が3位(6.8%)となっていました。
しかし、最新の調査では、どの都道府県もこの数字を落としています。結果として、下げ率の少なかった愛知県が1位として生き残った印象です。
最新と前回の調査を比較すると、全体的にサッカーをする人の割合自体が低下している傾向が見てとれます。今回のサッカー日本代表チームの快進撃を見て、サッカーをする人が再び増えるといいですね。
[参考]
※ 統計からみたサッカーの状況-「2022FIFAワールドカップ」にちなんで-(社会生活基本調査の結果から) – 総務省
※ 統計からみたサッカーの状況-「2018FIFA ワールドカップ」にちなんで-(社会生活基本調査の結果から)
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