叶 匠壽庵の和菓子「あも」

今回紹介するのは東京限定の 「あも歌留多詰合せ」ですが、餡の中に羽二重餅が入った「あも」単体でも購入できます（税込1,296円）。箱入りのものは、1本1,404円（税込）、2本2,808円（税込）、3本4,158円（税込）で販売されています。

今回購入した「あも歌留多詰合せ」は、あも1本と、最中2箱がセットになって2,592円（税込）です。

「あも」は、材料となる丹波大納言小豆を、じっくりと時間をかけて糖蜜を含ませ手炊きをしているそう。その日の小豆の状態や気温湿度に合わせて炊きかたを調整することで、ふっくらと艶やかな餡ができあがるのだとか。

「あも」は、自分でカットしていただくスタイル。冷蔵庫であらかじめ1時間ほど冷やしておくと切りやすくなります。商品の注意書きにもありますが、あも1本に対し、十等分に切ると食べやすいとのことです。

贈り物にも喜ばれそう！東京限定「あも歌留多詰合せ」

「あも」単体でも十分おいしいのですが、最中に挟んで食べるのもまた美味。しかも、その最中には浮世絵や百人一首があしらわれているというのが、芸が細かいというか日本の繊細さや美しさを表しているように感じるのです。最中は、このように個包装され箱の中に入っています。

東京限定の「あも歌留多詰合せ」を開けると、あも1本が入った箱と、百人一首があしらわれた通常版のあも歌留多、そして浮世絵があしらわれたあも歌留多の箱の3つが入っています。最中に浮世絵があしらわれている東京限定「あも歌留多」は、叶 匠壽庵 あもや 伊勢丹新宿店・羽田空港 金の翼店・大丸東京店でしか買えません。

東京限定の浮世絵がモチーフになったあも歌留多ですが、これが色鮮やかで本当にきれい。歌留多をあしらった近江羽二重もち米の最中は、全十種。一度は見たことがある浮世絵の絵柄や、「江戸」と文字が描かれたものも。日本らしさがつまった「あも歌留多詰合せ」は、外国の人に贈っても喜ばれそうだなと思いました。

実食！羽二重餅の柔らかさにも感動

カットする前の「あも」。艶やかでしっとりとした佇まい。中央の羽二重餅は、とろんとした柔らかさが写真からもわかります。

カットして「あも」だけをいただくのもおいしいです。小豆の粒感も残っていて、羽二重餅は驚くほど柔らかい……。購入して数日経過してからいただきましたが、この柔らかさをキープしているのに驚きです。

こちらは、最中に百人一首があしらわれた通常版の歌留多であもを挟んだもの。あも単体でいただくよりも、見た目の華やかさとボリューム感がアップしますね。

こちらは浮世絵があしらわれた東京限定の歌留多。お皿に置いているだけでも映えます。パリッとした最中に、口の中でほどけるような小豆と、とろっと柔らかい羽二重餅がよく合います。

情緒あふれる和菓子「東京限定 あも歌留多詰合せ」は、東京土産におすすめ。帰省時のお土産や、目上の人へのちょっと粋な手土産にもよさそうです。

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by TABIZINE編集部]
 

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。