「瑞玉」ってどんなお菓子?
「瑞玉」を作った富山県高岡市の老舗・志乃原さんは、1832(天保3)年に創業しました。同店の代表銘菓「江出の月」は、富山で伝統ある銘菓として知られています。
「瑞玉」は、富山の銘酒「羽根屋」さんとのコラボ商品で、煌火(きらび)という日本酒に細かく刻んだ柚子、酒粕、レモン汁、山椒を混ぜ合わせ、糸寒天で丸く固めて作られています。「富山のお酒」をテーマに2022年に行われた、県内の製菓業者が創作菓子のできばえを競う「BEST OF TOYAMA SWEETS とやま菓子コンテスト」で1位に輝いた商品です。
パッケージは中身が見えるタイプで、商品名もわかりやすく書かれています。8個入りで価格は1,080円(税込)です。
どんな味?
お皿に出して並べてみました。上には、銀箔のようなものがあしらわれていて上品な佇まいです。淡い黄緑色だったり、黄色味が強いだったりと、微妙な色合いの違いもまた美しい琥珀糖。その透明感と美しさに、しばし見惚れます。
ひと口噛んでみると、しゃりっとした琥珀糖ならではの食感が感じられ、日本酒の風味が鼻に抜けていきます。同時に、酒粕の味わいもしっかりと感じられます。
それもそのはず、日本酒と酒粕で作ったペーストがのせられているそうなので、みずみずしいお酒の香りが感じられるというわけなのです。噛むたびに感じる柚子と山椒の風味がよいアクセント。大人な味わいの琥珀糖ですね。
どこで買える?
今回は、富山駅にあるおみやげ処富山で購入しました。
日本酒が使われた、大人のための琥珀糖。ビジュアルも美しく、コンパクトなサイズ感もお土産として持ち帰りやすいです。王道ではなく、人とはちょっと違うお土産を贈りたい人にもいいですね。
価格:1,080円(税込)
賞味期限:筆者購入時は約2カ月でした
富山駅 おみやげ処富山
住所:富山県富山市明輪町1番226号
営業時間:7:00〜21:00
http://www.ekinaka-hokuriku.jp
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
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