本かおもちゃか選べます
フランス南西部で暮らしている筆者。4歳になる娘がマックのハッピーセットが大好きなこともあり、1カ月に一度はこちらのマクドナルドへ出かけています。
フランスも日本のマックと同様、本かおもちゃを選べるようになっています。仏マックでは2020年より、ハッピーセットの本とおもちゃのプラスチック包装を廃止。これに伴いプラスチック製フィギュアなどの置き物は紙製のものに変わり、内容も知育玩具的なものが増えている印象です。
本はシーズンごとにテーマが変わり、どれもしっかり子ども心を掴んでるなぁと感心。大人の自分でも「そうきたか!」と考えさせられる内容のものが多いです。
いつも感心! 仏マックのハッピーセット付録
例えば、シールを貼って完成させる「世界の動物マップ」や「世界のスポーツマップ」に「世界の住居地マップ」。こちらの地図ステッカーメーカーとコラボしたもので、子どもの視野と興味を広げてくれる付録となっています。
また、米映画制作会社ドリームワークスや、スポンジ・ボブにパウパトロールなどで有名な米ケーブルテレビ番組ニコロデオン等とコラボした「アニメすごろく」、「アニメパズル」がおまけに付くことも。
フランスの子どもたちが長期休暇に入る7〜8月の夏休みには、去年も今年もカードゲームがおまけになっていました。普通に買うといい値段のカードゲームが、ハッピーセットの付録になっていると、大人もちょっと得した気分に。そして、全種類集めるために足繁くマックに通ってしまう……(本末転倒)。
大人も楽しめるサバイバルボードゲーム
そして今回ご紹介するのが、隔離された土地でサバイバル生活をしながら賞金を争う、仏で大人気のリアリティーゲーム番組「コーランタ(Koh-Lanta)」がテーマのボードゲーム。舞台となる無人島を開拓しながら、自分の陣地を作っていきます。
以前からハッピーセットの付録にボードゲームが付くことはあったものの、コーランタは一線を画する本格派!
陣地は「島」と「陸」で、2チームに分かれていずれかを選び、より早く6つの陣地を開拓できたチームが優勝するというもの。世界中で人気のボードゲーム「カタンの開拓者たち」を、小さな子でも楽しめるよう、より簡単かつ簡潔にしたゲームという感じです。所要時間は30分〜1時間。
とはいえ、4歳の娘には陣地づくりが難しく、親の私たちの方が楽しんでいたかも。
ハッピーセットの付録・コーランタのボードゲームは8種類。ほかのシリーズも気になる! カタンのように、シリーズ同士でゲーム盤をくっつけて遊べるのだとしたら、相当すごい……。そろえなくては!! と、ハッピーセットの付録に興奮してしまう親なのでした。
幼児にはちょっぴり難易度が高い今回の付録。とはいえ、娘の通う学校では(※フランスは3歳より義務教育がスタート)幼児教育にボードゲームやパズルを取り入れているので、やはりボードゲームは知的好奇心を養うのに最適ということでしょう。日本のマックも一時期、ボードゲームがハッピーセットのおまけについてきたことがありましたよね。
ほかの国のハッピーセットにもボードゲームはあるのか、気になるところ。みなさんも、海外でマクドナルドに立ち寄る機会があれば、ハッピーセットにも注目ですね!
[All photos by sweetsholic]
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