御射鹿池(みしゃかいけ)
長野県茅野市の標高は?
©️Amehime / Shutterstock.com
茅野市は市全体の標高が高く、一番低いところでも700m以上あります。茅野市の人口は約5万5,000人で、市街や集落のほとんどが標高700~1,100mにあるのです。つまり、東京スカイツリー(634m)よりも高い場所に多数の市民が暮らしているといえます。
また、茅野市役所は茅野市塚原に位置し、日本で最も標高の高い市役所(801m)です。最上階である8階のロビーからは、八ヶ岳連峰のほか、市街地を一望できます。茅野市を訪れる機会があれば、ぜひ立ち寄りたいですね。
加えて、市全体が標高の高い場所にあるため、1年を通してほかの地域よりも気温が低いのも特徴的。市内の標高差が大きく、標高の高い場所と低い場所とで、気温差も激しいです。
冬になると最高気温が氷点下になる日も多く、主要道路であるビーナスラインやメルヘン街道が一部閉鎖になることも。11月から4月頃までは、市街地の道路も凍結することがあるので、車で茅野市を訪れる際は、スノータイヤ必須です。
茅野市の地勢とは?
八ヶ岳
長野県の中部やや東寄りに位置する茅野市は、諏訪盆地の中央にあります。東は南佐久郡、佐久市、北は北佐久郡、小県郡、西は諏訪市、南は富士見町、原村、西南部は伊那市に接しています。また、広大な裾野を有する八ヶ岳火山列の西側北半分を、茅野市が占めています。
さらに、諏訪盆地平坦部の南部(標高770〜1,200m)の緩やかな裾野には多数の集落や耕地があり、市民の生活や産業、文化の基盤に。市の西南部には、国道20号線および中央自動車道が走り、茅野駅を中心に市街が展開されているほか、駅を中心に放射状に延びる道路が同市の産業や文化の発展に貢献しています。
茅野市の人気観光スポット3選
茅野市で人気の観光スポットをエリア別に3カ所ご紹介します。
【蓼科】四季折々の自然が楽しめる「北八ヶ岳ロープウェイ」
茅野市北部に位置する蓼科は、平均標高が1,000mを超える高原です。1年を通して気温が低いため、古くから避暑地として親しまれてきました。そんな蓼科で人気なのが「北八ヶ岳ロープウェイ」です。
なんと100人乗りのロープウェイで、山麓駅から山頂駅まで約7分、大迫力の空中散歩が楽しめます。夏は青々とした美しい山岳風景を、秋は紅葉を、冬は雪景色を堪能できますよ。山頂駅前には高山植物の豊富な坪庭も!
北八ヶ岳ロープウェイ
住所:長野県茅野市北山4035-2541
電話:0266-67-2009
営業時間:8:40~16:40(季節により変動します)
定休日:4月、11月に点検のため2~3週間の運休があります
ロープウェイ往復券:大人1,900円、子ども950円
交通アクセス:JR中央線「茅野駅」からアルピコ交通バス「北八ヶ岳ロープウェイ行き」に乗車して約60分
公式サイト:
http://kitayatu.jp/
【白樺湖・車山】18種類ものミズゴケが見られる、歴史ある「八島湿原」
霧ヶ峰高原の北西部に位置する、総面積40.3haの「八島湿原」は、ミズゴケと生き物の宝庫です。国の天然記念物・文化財に指定されています。この高原湿地の歴史は1万2,000年! 18種ものミズゴケのほか、シュレーゲルアオガエルといった湿地の生き物、亜高山植物が数多く生息しています。湿地の周辺には遊歩道が整備されているため、ゆっくりと散策することができますよ。「八島ビジターセンターあざみ館」で湿地の情報を得るのもおすすめです。
【まちなか・里山】田んぼを寒さから守っている「風除けの松(風除け公園)」
寒さが厳しい茅野市ならではの光景が見られるのが、「風除けの松(風除け公園)」です。風除けの松とは、八ヶ岳山麓の水田を冷たい風から守るために江戸時代に植えられた防風林の松のこと。東西約650mに赤松が立ち並んでいます。松越しに蓼科山を見ることができ、右手には八ヶ岳、後ろを振り返れば南アルプスが見渡せ、松と山々が調和した風景を眺めることができます。松散策路もいくつかありますので、詳しくはこちらをご覧ください。
[参考]
茅野観光ナビ
茅野市魅力情報発信サイト
[Photos by Shutterstock.com]
Ayami ライター
フリーライター。劇団員、OL、WEB編集ライターを経て、フリーランスになる。辛い食べ物、東南アジアが大好き。旅するように生きるのが人生の目標。
【長野県小諸市】日本さくら名所100選・小諸城址懐古園で「桜まつり」開催
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【2024年3月20日更新】春は巨大な雪の壁に圧倒される雪の大谷ウォーク、夏はみくりが池や高山植物を愛でながらのトレッキング、秋は雄山の紅葉、冬は一の越周辺でのスキーなど、四季を通じてここだけの体験ができる立山黒部アルペンルート。いよいよ4月中旬に全面開通となり、雪の大谷ウォークは4/15〜6/25まで楽しむことができます。一生に一度は体験したい圧巻の絶景をご紹介します。
富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」 4月15日全線開通!除雪
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富山県と長野県を結ぶ世界有数の山岳観光ルート「立山黒部アルペンルート」では、2024年4月15日(月)の全線開通に向け立山高原バス道路の除雪作業が進められています。最新情報は4月上旬まで公式サイトや公式SNSにて毎週配信されます。また、区間限定で販売中の事前乗車予約が可能な「予約WEBきっぷ」も全区間を対象に販売中ですよ。
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長野県小諸市にある、登山電車で行く本格フィンランド式サウナ「Sauna Space TOJIBA(サウナスペーストウジバ)」では、オープン1周年を記念して、2024年1月27日~3月4日の期間、ステッカープレゼントや 地元のクラフトコーラコラボなどが行われています。また、サウナ後に食べる肉まん「サまん」も登場。長野の名物おやきからインスピレーションを得たメニューを楽しんでみては。
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【長野県】冬の信州小諸を楽しむ!スノーシュー体験や星空観賞・いちご狩り・
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「美林」とはその名の通り、美しい林のことです。日本の国土の3分の2は森林で覆われていますが、森林には人工林と天然林の2つがあります。日本三大美林に挙げられる青森県の「青森ヒバ」、秋田県の「秋田スギ」、長野県の「木曽ヒノキ」はいずれも天然林です。昔から質の良い木材として使われてきました。今回は、そんな日本三大美林の魅力や歴史をわかりやすくご紹介します。