北海道ではお馴染み「山わさび」
※画像はイメージです © Shutterstock.com
「山わさび」は、北海道で栽培されている西洋わさび(ホースラディッシュ)のこと。寒さに強く、涼しい場所が栽培に適しています。
緑色の「わさび」とは違い、白色。味も異なり、少しクセのある独特の辛みが特徴です。北海道ではよく食べられている、お馴染みの薬味なのだとか。
今回は、そんな山わさびを使用した、プレッツェル、ラーメン、焼きそばを、北海道民御用達のコンビニ「セイコーマート」で購入してきました! 実食ルポでご紹介していきます。
独特の辛みとサクサク食感「北海道山わさびプレッツェル」
最初にご紹介するのは「北海道山わさびプレッツェル」。北海道産山わさびを粉末にし、全重量中0.18%使用しています。
内容量は45gで、2袋入り。価格は199円(税込)でした。
開封した瞬間に、ツンとした匂いが! 1袋に、13本のプレッツェルが入っています。
少し太めのプレッツェルです。長さは、11cmほど。
齧ると、口の中に広がる山わさびの風味。緑色のわさびとはまた異なる、マスタードを思わせるスパイシーさ。最初はその刺激に驚きましたが、クセになってくる特徴的な味です。サクサクとした食感のよさもいいですね。
価格:199円(税込)
賞味期限:筆者購入時は9カ月ほどでした
山わさびの風味際立つシンプルな味わい「山わさび塩焼きそば」
続いて紹介するのは、「山わさび塩焼きそば」。価格は117円(税込)です。
外装フィルムを取り去ると、フタに調理方法が記載されています。早速作っていきましょう。
まずは、フタを(B)と記された位置まであけ、2種類の小袋を取り出します。
次に、かやくを麺の上にあけ、熱湯を容器の内側の上の線まで注ぎ、フタをします。
3分後、湯切り口をはがし、容器をしっかり持ち、ゆっくりかたむけて湯切り口からお湯を捨てます。
フタを全部はがし、液体ソースをかけてよくまぜます。
できあがり! 液体ソースは、混ぜてみるとあまり色はつきませんが、香りがしっかり山わさびです。
普段山わさびを食べない筆者にとっては独特な味だなという印象ですが、このビリッとくる辛みはだんだんクセになってきます。好き嫌いの分かれそうな味ではありますが、筆者はだんだん好きになってきました。
塩焼きそばというシンプルな味に、山わさびの風味が際立っています。山わさびが好きな方や、辛い物が好きな方にはおすすめの一品です。
価格:117円(税込)
賞味期限:筆者購入時は3カ月ほどでした
絶対にむせる!?「山わさび塩ラーメン 改」
最後にいただくのは、TV放送もされた山わさびカップ麺シリーズの塩ラーメンです。価格は128円(税込)。ネットやSNSでも、「むせる」「でも旨い」と話題の一品です。
早速作っていきましょう。まずは、フタを半分まで開き、粉末スープを取り出します。
次に、カップに粉末スープを入れ、熱湯を内側の線まで注ぎます。
フタをして3分後、よくかき混ぜてできあがりです。フタをめくった途端、湯気とともに山わさびの香りが立ち昇ります。
恐る恐るスープを飲んでみると、意外にもやさしい味。チキンをベースに魚介の旨みもプラスされた、あっさりとした塩味のスープです。
麺も、クセのない柔らかな麺で、ツルツルと食べやすい。山わさびの辛みも感じますが、シンプルな塩味のなかで、ほどよいスパイスとなっています。
これはおいしい! と思い立て続けに麺を啜ったところ、突如むせました……。山わさびのクセになる辛みで、調子に乗って食べ進めると、危険です。一口の大きさを小さくすると安心かも。
山わさびの風味が、ラーメンの湯気とともに直撃する分、先程紹介した「山わさび塩焼きそば」よりも、刺激的に感じました。
「北海道山わさびプレッツェル」と「山わさび塩焼きそば」は見つけられませんでしたが、「山わさび塩ラーメン 改」はセイコーマートのオンラインショップでも販売されているようです。
価格:128円(税込)
賞味期限:筆者購入時は3カ月ほどでした
いつの間にかハマってしまう!クセになる味わい
普段、山わさびに馴染みのない筆者でしたが、そのクセのある刺激的な味に、いつの間にかハマっていました。辛いものが好きな人や、その土地ならではの、新しい味に挑戦したい人にもおすすめです。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、試す価値あり!
[Photos by Sayaka Miyata]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。