【池袋で「コトヤマ展」10月6日まで】限定グッズとコラボメニューも紹介！『だがしかし』『よふかしのうた』の世界を巡る

コトヤマ先生の歴史を振り返る原画展

2024年9月7日（土）～2024年10月6日（日）まで、池袋の商業施設サンシャインシティ内の60階「サンシャイン60展望台 イベントスペース」にて、漫画『だがしかし』『よふかしのうた』（週刊少年サンデー／小学館）の原作者コトヤマ先生の画業10周年を記念した企画展「画業10周年記念 コトヤマ展」が開催されています。2018年の原画展以来、ファン待望の2回目の開催です！

ウェルカムエリア

会場には「サンシャイン60ビル」の地下1階から専用エレベーターを利用して向かいます。エレベーター前にいるスタッフさんのご案内で「てんぼうパーク サンシャイン60展望台」へ。あっという間に60階に到着！

入口までの長い通路の「ウェルカムエリア」では、描きおろしのキャラクターパネルが来場者をお出迎え。まずはここで記念写真をパチリ。

奥のショーケースには週刊サンデーの初回掲載号なども展示しています。

「ウェルカムエリア」の先には、キャラクターの原画やパネルなどを展示した「だがしかしエリア」「よふかしのうたエリア」、作品の初期設定や資料などを展示した「コトヤマの部屋」、先生が下書きからイラストを描くまでを映した映像と先生のインタビュー映像を公開した「ドローイングの様子＆マル秘エリア」と続いています。

『だがしかし』エリア

「だがしかしエリア」の入り口では、最初に原画展の入場者特典をゲット。駄菓子屋で見かける紙袋で綴じたくじ引きから1人1枚を引くタイプで、紙袋の中には描き下ろしイラストを使ったブロマイドが1枚封入されています（数量限定・無くなり次第終了）。

累計400万部を突破した人気漫画『だがしかし』（全11巻）。2014年～2018年まで漫画は連載され、2016年に第1期、2018年に第2期がTVアニメ化されました。

作品に登場する「シカダ駄菓子」を再現したスポット。ほたるや遠藤サヤなどキャラクターのパネルがあり、店内にも駄菓子が陳列されています。一歩中に入るとワクワク度もアップ！

駄菓子屋にガチャガチャがあるように、店頭左側にはレトロなゲーム機を設置。10問の3択クイズが出題され、ボタンを押してクイズに挑戦！ 作品や駄菓子にまつわる問題なので、作品を知らなくても楽しめます。

鉛筆で描いた線画、ペン入れした原稿、パネルの完成形と、制作過程の変化や緻密さを間近で体感！

貴重「コトヤマの部屋」

「コトヤマの部屋」には作品の制作過程での資料や初期設定、先生の思い入れのあるシーンなどが展示されています。

連載中の思い出や苦労話など先生のコメントも添えてあり、公式X（旧Twitter）に投稿されたイラストの原画もじっくり観れる貴重なエリアです。

ちなみに、会場の最後には、先生がイラストを描く映像と先生のインタビューを公開した「ドローイングの様子＆マル秘エリア」もあります。こちらは撮影不可なので目に焼き付けてほしいものです！

『よふかしのうた』エリア

『だがしかし』の次に、2019年～2024年まで連載された『よふかしのうた』（全20巻）。コミックスは累計520万部を記録し、2023年「第68回小学館漫画賞」を受賞。

こちらも2022年に第1期がアニメ化され、ヒップホップユニットCreepy Nutsによるテーマソングも話題になりました。今後は第2期の制作も決定しています！

展示は、夜守コウが吸血鬼の女の子・七草ナズナと出会った深夜の自動販売機からスタート。素通りせずに、実際に自動販売機のボタンを押してみましょう！

自動販売機のボタンを押すとモニターには作品の印象的なシーンの映像がランダムで流れます。映像は10作以上あり、どのボタンでどんなシーンが流れるかは誰にもわかりません！ 全部見るまで離れたくないコーナー！

自動販売機のイラストバージョンもあり。来場者は実際に吸血鬼のナズナと出会ったみたいな錯覚に。

本展示会で販売されているアクリルスタンドも飾ってありました。夜のネオンに包まれたような雰囲気でオシャレなミニコーナー。見る角度によって光が変化するのもファンタジックで、自宅で飾るときの参考にしたくなりました。

ちなみに、展示エリアの写真撮影はOKですが、動画撮影はNG。観覧ルートは決まっていないので気になるところから巡ることができますよ。

イベントオリジナルグッズ多数

展示エリアを観た後に立ち寄れるグッズエリアでは、約80種類ものグッズが販売されています（グッズエリアから展示エリアには戻れません）。イベントオリジナルグッズを中心に一部を紹介します！

公式図録

本企画の「公式図録」（税込3,300円）は、記念に持っておきたいですね。

クリアファイル

仕事や勉強のときにも使える「クリアファイル」（税込1,100円）もあります。

アクリルスタンド（全18種）

キャラクターごとに描き下ろしたイラストを使ったオリジナルの「アクリルスタンド（全18種）」（各税込2,200円）。好きなキャラクターを集めて「よふかしのうたエリア」でも展示されていたように飾りたくなりますね。

アクリルプレート

横長の「アクリルプレート（よふかしのうた・だがしかしの2種）」（各税込4,950円）。

発光ジオラマアクリルスタンド

「発光ジオラマアクリルスタンド 七草ナズナ」（税込3,080円）。蓄光タイプで、夜には自動販売機が光るみたいです。

描き下ろしTシャツ

「描き下ろしTシャツ（よふかしのうた・だがしかしの2種）」（各税込5,720円）、コトヤマ展バージョンにデザインされたTシャツ（2種／各税込5,720円）など、Tシャツは5種あり、M・X・XLのサイズが用意されています。

レコード風コースター

「レコード風コースター（全7種）」（各税込990円）。作品のキャラクター別にデザインされていて、漫画風のパッケージもレトロでステキ。「めんこ風コースター（全5種）」（各税込990円）もあります。

スマホリング

「スマホリング-CALL OF THE NIGHT-」（税込1,320円）。

養生テープ

「養生テープ（よふかしのうた）」（税込880円）。写真のネガフィルムのように白黒で漫画のシーンを描いたかっこいいグッズ。「養生テープ（だがしかし）」（税込880円）はカラーバージョンで販売されています。

単行本キーホルダー

ランダム商品「単行本キーホルダー よふかしのうた（全21種）」（各税込770円）。

ランダム缶バッジ

ランダム商品「ランダム缶バッジ（全18種）」（各税込550円）。

ほかにも、フォンタブ＆ネックストラップ（税込2,200円）、マスキングテープ（税込660円）、ステッカー（税込550円）、刺繍タオル（税込1,320円）、吹き出し付箋（税込1,210円）など日常使いしやすいグッズもそろっています。

単品商品は1人1アイテム3点まで、ランダム商品（ランダム缶バッジ・単行本キーホルダー）は1人10点まで、ランダム商品「コンプリートセット」は1人1セット1点までと、購入制限あり（購入制限の数量は予告なく変更・解除を行う場合あり）。

商品によっては早々に完売する商品もあります（再入荷未定）。完売・入荷状況は公式Xにて発表されるので、頻繁にチェックしておくとよいでしょう！

特典付きのコラボメニュー

企画展の開催中は、隣接する「てんぼうパーク」内にある「てんぼうパークCAFE」でコラボメニュー（スイーツ・ドリンク各1点）も販売しています。

ココノツとほたるの駄菓子パフェ

「ココノツとほたるの駄菓子パフェ」（税込850円）。オレンジゼリー、米ポン菓子、ヤングドーナツ、プリン、ヤンヤンつけボー、メロンアイスと、懐かしの駄菓子でできたレトロポップなスイーツです。

コウとナズナのよふかしドリンク

（右）「コウとナズナのよふかしドリンク（ICEのみ）」（税込750円）。飲むヨーグルトとバタフライピーの青いハーブティーを重ねたドリンクに果肉入りのレモネードシロップを添えています。

（左）黄色いシロップをドリンクに混ぜると、淡い紫色に変化していきます。展望台で青空や夕空を背景に写真を撮りたくなる色合いです。60階からの景色を楽しみながら、原画展を見た後の休憩にぴったりですね。

コラボメニューは1人1会計につき4品までの注文制限あり。コラボメニューを1品購入すると「描き下ろしポストカード（全4種類）」がランダムで1枚プレゼントされます（配布次第終了）。

パーク内のカフェでは、コラボメニューのほかにもドリンクやスイーツを販売しています。海抜251mの高さから東京パノラマを望みながら、原画展の余韻にとくと浸ってほしいものです！

©コトヤマ／小学館

［all photos by kurisencho］

PROFILE

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。