
ホーカーズ(ホーカーセンター)とは?

ホーカーズ(ホーカーセンター)は屋台が集まった大型フードコートで、シンガポールにはラオパサ ホーカーセンター以外にも、マックスウェル・フードセンターや、マーケットストリート ホーカーセンター、オールドエアポートロード フードセンターなど、ホーカーセンターがいくつかあります。
チキンライス、ラクサ、チリクラブなど、多民族国家ならではのさまざまな料理がラインナップ。リーズナブルに食事を楽しむことができます。複数人で行っても、それぞれが食べたいものを注文できたり、違うお店で注文したものをみんなでシェアしたりと、柔軟にシンガポールグルメを楽しめるところがメリットです。
中にはミシュランビブグルマンに選ばれたことがあるお店もあります。よく知られているのが、マックスウェル・フードセンター内にある、チキンライスで有名な「天天海南鶏飯(Tian Tian Hainanese Chicken Rice)」です。
観光ついでに立ち寄りやすいホーカーズ「ラオパサ ホーカーセンター」

ラオパサ ホーカーセンターは、シンガポールの金融街にあり、19世紀から続く歴史ある建物でビクトリア調の八角形建築が特徴です。MRTラッフルズ・プレイス駅およびテロック・エア駅が最寄りで、徒歩約5分でアクセスOK。マリーナベイ・サンズやマーライオン周辺観光ついでに立ち寄りやすいのも魅力的です。
今回、数あるホーカーズの中からラオパサ ホーカーセンターを選んだのは、その立地のよさに加え、歴史的建造物の美しさ、そして清掃が行き届いており、初めてのホーカー体験でも安心して楽しめるという点からです。
ラオパサ ホーカーセンターには、約80店舗以上の屋台やお店があります。公式サイトには、どの場所にどのお店があるかマップで紹介されているのでぜひチェックを。中にはクレジットカードが利用できるお店もあるようですが、現金支払いのお店が多いためくれぐれも用意を忘れずに。
ホーカーセンター自体は24時間営業(各屋台によって営業時間は異なる)なので朝食やランチにも利用できますが、筆者は夕食の時間に行ってみました。平日の19時過ぎに訪れると、かなりの人で賑わっていて、ローカルな雰囲気に興奮! まずは席を確保するところから始めるのがポイントです。
まずは席の確保を!
ラオパサ ホーカーセンターに置いてあるテーブルは4名掛けが多いです。4名以上の場合はまとまった席が確保できればいいですが、時間帯によっては混雑しているので、分かれて座らざるを得ないことも。あいている席を見つけたら交代で注文に行くか、ティッシュやハンカチなどの私物を置いてから注文しに行くようにしましょう。

一部のお店には、店舗前に5~6名で座れるテーブルが用意されており、そのお店で食事を注文すればテーブルを使用してもOKとなっています。筆者は5名グループだったので、そちらを利用しました。チリクラブなどシーフードが注文できるお店です。

店頭にある蟹から好きなものを選んで、料理してもらうスタイルです。蟹の大きさによって価格は変動しますが、今回注文したチリクラブはSGD100(約12,400円)でした。チリクラブってレストランで食べる料理だと勝手に思っていましたが、ホーカーセンターでも食べることができるんですね。

日本のフードコートなどでもよくある、料理の準備ができたら音と振動で知らせてくれる呼び出しブザーを渡されるお店もありますが、大きな声で呼ばれるケースもあるので、お店の近くで待つのが安心です。
また、ホーカーセンターに行くときには、手が拭けるウェットティッシュやティッシュがあると安心。テーブルを拭いたり、チリクラブやサテー(串焼き)などを食べて手が汚れたりしたときのためにあると便利です。
ドリンクから食事・スイーツまでいろいろある
ビールスタンド
ドリンクはビールスタンドやコーヒーキオスクなどで好きなものを買うことができます。今回は、テーブルを回ってくるビール売りの人から購入。5名だったので、SGD26(約3,225円)のジャグ(ピッチャーサイズ)を注文しました。1人用のPint(パイント)サイズはSGD12(約1,489円)でした。

シンガポールといえばチキンライス。こちらは青梗菜炒めとセットでSGD8.00(約990円)。チキンライスだけでもいくつかお店があったので、いろいろ見比べて注文するのもよいでしょう。

こちらはまた別のチキンライスのお店「IPOH 海南チキンライス」。骨付き下もも肉のチキンライスはSGD5.80(約720円)でした。

いわゆる肉まんなどパオ(包点)や点心が売っているお店も。

私たちにも親しみがある肉入りのパオのほか、コーヒー風味の珈琲包や、ロータスペースト入り、豆ペースト入りなど、日本人にはなじみがない種類のものもありました(各SGD1.20~/約150円)。

KOPI KIOSKでは、コーヒーはもちろん、コカ・コーラやスプライト、ファンタなど炭酸飲料缶やティー、ジュースなども購入できます。

シンガポールのほか、インドネシアやマレーシアでも親しまれているスパイスの効いたチキンスープ麺「ミー・ソト(Mee Soto)」マレーシアやシンガポールなどで親しまれているマレー系の伝統的な麺料理「ミーレブス(Mee Rebus)」のお店で、2023ミシュランビブグルマンに選出歴のある「Warong Pak Sapari」。
ミー・ソトはSGD5.80(約720円)~、ミーレブスはSGD5.30(約650円)~

シンガポールに来たら食べたいグルメのひとつ、ラクサが注文できるお店「想吃(Xiang Chi Mian)」もありました。

こちらは、汁なし火鍋の麻辣香鍋のお店。好きな野菜を選んでボールに入れている人も。


蟹の卵あんかけ麺、チャーハン類、スープなどが楽しめる「Yip Fook Kee(葉福記)」。価格はSGD6.50~(約800円)。

チリクラブ(SGD30~80/約3,720~9,920円)や大きな海老のグリル(SGD3.00~8.00/約370~990円)、牡蠣のグリル(SGD3.00~12.00/約370~1,490円)など、シーフードが楽しめる「GRILLED SEAFOOD」。
いろいろなお店があって、本当に目移りしてしまう……。とてもじゃないですが、一度では全部を味わいきれません!

ドーナツやタルトなど、甘いものを売っているお店もあるので、食後にデザートを食べたいときにも購入できます。
タルトは各SGD2.90~3.20(約360~390円)

夜に訪れるなら、屋外にサテー専門屋台が9〜12店ほど並ぶ「サテーストリート」も必見。サテーとは日本でいう焼き鳥のようなもの。炭火の煙と活気にあふれた、ローカルっぽい雰囲気が感じられるスポットです。

食べ終わってホテルに戻ろうとした20時40分ごろ、屋外のテーブルにも人、人、人! この熱気、東南アジアっぽくていいですねぇ。
気軽にシンガポールグルメを味わえる

ホーカーセンターでの食事は安いうえにお店も充実しているので、何度訪れても飽きません。比較的リーズナブルにシンガポールグルメが楽しめるので、旅行者の強い味方でもあります。ほかのホーカーセンターとハシゴして、また違った雰囲気を楽しんでみるのもいいですね。
※記載の日本円価格は2026年5月時点のものです。
※店舗や時期により価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
© Chika
取材協力:スクート、シンガポール政府観光局


