オードリー・ヘプバーンといえば、「ローマの休日」「ティファニーで朝食を」「麗しのサブリナ」など、現代でもファッション・アイコンとして不動の位置を築いています。気品のある美しさはもちろん、シンプルで、女性らしいファッションは古さを感じさせません。彼女の魅力を、改めて見直してみましょう。
オードリー・ヘプバーンの魅力は
はっとするような可憐さ
「ローマの休日」で、ロングヘアをバッサリ切って、新しい自分を鏡に見つけた時の輝くような笑顔。なんとも可愛らしいシーンです。「A WORLD OF FILM」のウェブサイトにオードリーの写真が掲載されています。

©A WORLD OF FILM
選ばれた美しさ
意思、知性、品格が備わり、一瞬で魅了されてしまう美貌。

©ザ・シネマ
この『ローマの休日』のシーンはよく見かけますね。「ザ・シネマ」の編成部スタッフおすすめの作品としても紹介されていました。
エレガントさ
オードリーの魅力のひとつ、香るような気品。アイメイク、リップは、実はかなりしっかり施されています。

©Dr. Macro’s High Quality Movie Scans
写真はさまざまな映画シーンを集めたウェブサイト「Dr. Macro’s High Quality Movie Scans」で紹介されていました。
妖精のように
折れそうに華奢な肢体。バレリーナ出身の軽やかな身のこなし。

©FASHIONTAG
その他のオードリーのスタイルも「FASHIONTAG」でチェックできます。
ファッション・アイコンとしての存在
キュートで上品なファッション
パッツンと切った前髪、シンプルなブラウス、細いウエストを太いベルトで強調したフレアスカート、編み上げサンダルのコンビネーションは、今見ても新鮮。
オードリーのファッションスタイルを集めたブログ「Rare Audrey Hepburn」で写真が紹介されています。

ローマの休日 ©Rare Audrey Hepburn
シンプル イズ ベスト
「WHO WHAT WEAR」で紹介されていた写真。
黒のトップスに、短め丈のパンツ(サブリナパンツ)、フラットシューズは、映画衣装デザイナー イーディス・ヘッドが「ローマの休日」に続いて担当し、アカデミー衣装デザイン賞を連続受賞しています。

麗しのサブリナ ©WHO WHAT WEAR
ジバンシーとの出逢い
生涯においてオードリーのファッションを手がけたジバンシーのドレス。
「VOGUE」で取り上げられていました。

麗しのサブリナ ©VOGUE
映画史上最高額で落札されたドレス
「ティファニーで朝食を」で、オードリーが着たエレガントなドレスは、£467,200(2006年12月当時1億円相当)で落札(参考記事)。

ティファニーで朝食を ©Dr. Macro’s High Quality Movie Scans
不世出のファッション・アイコン
たぐい稀な美貌、細い肢体、姿勢の良さ、ポージングの上手さ、自分に似合うものを知っているファッション・センス。
こちらの写真は「mail online」で紹介されていたものです。

©mail Online
1993年1月没後、22年経ってなお、私達を惹き付けてやまないオードリー。どのスタイルもシンプルかつ上品。毅然とした女性らしさが、魅力的。彼女から学ぶことが、まだたくさんありそうです。

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファー同居人氏とNY在住。
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