マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

Posted by: sweetsholic

掲載日: Sep 21st, 2015

首都クアラルンプールのあるマレー半島と、雄大な自然が残るボルネオ島の一部サバ州・サラワク州の2つの地域から成るマレーシア。マレー・中国・インドの異なる文化が融合したエキゾチックな雰囲気に、リーズナブルで美味しい屋台料理、ビーチリゾートに自然・文化遺産など、何度訪れても魅力的な場所です。

マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

かつて現地で生活していた経験と、現地で暮らす友人たちの話を交えながら、現地の治安と気をつけるべきポイントをお伝えします。

ひったくりに注意

マレーシアだけでなく、東南アジア地域を旅する際には、置き引きやひったくりに注意するようにしましょう。スマートフォンにデジカメ、パソコンなど高額な電子機器は狙われやすいものです。クアラルンプール郊外に住む中華系マレーシア人の友人は、夜の帰宅途中にひったくりに遭遇、現金とiPhoneを盗られてしまいました。

マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

友人の話では「犯人は多分、マレーシア人じゃない。周辺国から出稼ぎに来ている人物だ」とのこと。真相は分かりませんが、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が暮らすマレーシアですから、道中は気を引き締めたいものです。

置き引きに気をつけて

屋台やフードコートで食事をする際、ついつい食べ物に気を取られて、所持品が紛失していた・・・! なんてことにならないためにも、貴重品は肩にかけられるバッグに入れて、必ず膝の上に置いておくようにしたいもの。イスにひっかけておいたり、下において置くのは危険です。

マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

また、車を利用する場合。路上駐車の際に、窓ガラスを割られて盗難の被害に遭ったという話もしばしば耳にします。一時駐車の際には、ショッピングバッグや大切なものはシートの下に置くなど、目立たないところにしまっておきましょう。

夜間にひとりで出歩くのはなるべく控えましょう

前述のひったくりの話にもあるように、夜は犯罪に出くわしやすいもの。ひとりで出歩くのはおすすめできません。夜遅くなるようなら、ホテルやレストランでタクシーを手配してもらうようにしましょう。使い慣れている人は、My TeksiUberなどのタクシー配車アプリも活用できそうですね。夜は特に、流れのタクシーを拾うのは控えた方がよいでしょう。ぼったくりに遭うケースも少なくありません。

マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

水道水や「氷水」に注意!

首都を中心に発展のめまぐるしいマレーシアですが、衛生面にはやはり注意が必要です。水や食べ物を介した感染症にかかる可能性があります。水道水を飲む際は、必ず沸騰させてから飲むようにしましょう。また、屋台で氷入りの飲み物やデザートを飲食する場合にも、気をつけた方がよいでしょう。筆者がかつてマレーシアで生活していた頃、水道水で洗ったレタスを食べてお腹を下した経験があります。胃腸の弱い方はお気をつけください。

マレーシアの治安、気をつけるべきポイントとは?

2015年度版の「世界平和度指数」によると、日本は8位なのに対し、マレーシアは28位。人口10万人当たりの強盗事件の発生率は、国内の約26倍だそうです(外務省調べ)。旅行中は気が緩みがちですが、被害に遭わないためにも「自分の身は自分で守る」を徹底するようにしましょう。

[All Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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