在住者が教える!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Feb 29th, 2016

新幹線が開業した今、北陸の金沢は大いににぎわっています。むしろ混雑していて、効率的に回る方法を知っておかないと、ちょっと疲れてしまうかも・・・。
大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

そこで今回は北陸在住の筆者が、人気の金沢の効率的な回り方を紹介します。

金沢駅→ひがし・主計(かずえ)町茶屋街は思い切ってタクシーで

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

最初に足を運びたいスポットは、ひがし・主計(かずえ)町茶屋街。金沢の見どころの1つで、カフェやレストランなども豊富にある人気のエリアですね。

基本的には金沢駅からスタートして、コンパクトな町中を時計回りに一筆書きで巡ってください。その最初の目的地がひがし・主計町茶屋街になります。

駅前から周遊バスが出ていますが、恐ろしいほど混雑しています。そこで最初の金沢駅→ひがし・主計町茶屋街に思い切ってタクシーを使ってみましょう。たいした距離ではありません、1000円ほどですみます。その方が混雑する休日や連休でも、駅でもたつかずに旅をスタートできますよ。

ひがし・主計町茶屋街→兼六園・金沢城はバスでも自転車でもOK

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

ひがし・主計町茶屋街を楽しんだら、兼六園・金沢城に進んでみましょう。茶屋街の目の前にある乗り場から周遊バスで移動してもいいですし、ひがし茶屋街の派出所横に並ぶレンタル自転車を借りて(200円)、兼六園を目指してもOK。

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

ちなみに周遊バスは金沢駅前からの乗ると大混雑しますが、ひがし茶屋街からであればすんなりと乗車できますよ。

兼六園・金沢城→金沢21世紀美術館は徒歩で

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

兼六園や金沢城を楽しんだら、今度は徒歩で金沢21世紀美術館に向かいましょう。こちらは完全に徒歩圏内。兼六園の桂坂口や金沢城の石川門や石川橋からお堀通りを歩いて下れば、金沢城の石垣の見事さも楽しめて一石二鳥ですね。

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

広坂という交差点の角に金沢21世紀美術館が横たわっています。刺激的な展示物が常設されていますので、ぜひとも足を運んでみてください。

金沢21世紀美術館→香林坊・長町武家屋敷町も徒歩

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

金沢21世紀美術館を楽しんだら、次は美術館前の百万石通りという大通りを歩いて、香林坊(こうりんぼう)へ。百万石通りにも周遊バス乗り場がありますが、徒歩で問題ありません。

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

香林坊は金沢の商業施設が密集する中心地。その裏手に長町というエリアがあり、武家屋敷町が広がっています。

かつての加賀藩士が住んでいたエリア。土塀が続く街並みが美しいですので、そぞろ歩きも楽しめますよ。むしろ徒歩でないと、狭い一方通行の路地が入り組んでいますので旅人には極めて不便です。

長町武家屋敷町→近江町市場は自転車

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

最後は武家屋敷町→近江町市場です。こちらは徒歩でも行けますし、武家屋敷町にある中央公民館長町館のスタンドで自転車を借りてもOK。原則的に一度レンタル料の200円を払った人は、その日に何度でも自転車を乗り降りできます(細かいルールあり)。

レンタル自転車で走る金沢もすてきです。裏道などを気ままに走り、近江町市場を目指しましょう。市場と大通りを挟んだ向かいに、金沢スカイビルという大きな建物があります。

大混雑を回避!初めての金沢を効率的に回るルートと裏技

その裏手の交差点に自転車を返却できるスタンドがありますので、自転車を返却。近江町市場で食事を楽しんだら、最後は再び金沢駅まで徒歩ですね。

以上が金沢を効率的に回る方法です。徒歩や自転車、タクシーを上手に組み合わせて、ストレスなく金沢を楽しんでみてくださいね。

[All photos by Masayoshi Sakamoto]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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