越前ガニやフグなど、福井県はおいしいグルメがいっぱいです。その一方で、おいしい和菓子もたくさん。地元民に長く愛される、本当においしいスイーツが豊富にあるのです。
そこで今回は北陸在住の筆者が、福井の銘菓を3つ厳選して紹介したいと思います。北陸旅行で福井に足を運んだ際には、ぜひとも口にしてみてくださいね。
水ようかん
(C) 福井県観光連盟
福井の銘菓と言えば、やはり水ようかん。みずみずしい水ようかんは、他の地域にある一般的なようかんと違って柔らかくつるんとした食感が魅力的です。食べた経験のある人なら納得してもらえるはずですが、本当においしいですよね。
福井の水ようかんは保存料を使っていないため、まさに生ものといった感じ。最初から薄く短冊状にカットされていますので、へらですくって口に運んでみてください。福井の北部と南部(若狭など)でようかんの色が違いますが、どちらも甘さ控えめでさっぱり。ぺろりと食べられちゃうはずですよ。
羽二重もち
(C) 福井県観光連盟
次は羽二重もち。こちらも福井の代表的な銘菓ですね。福井は絹織物が有名なのですが、その羽二重織から命名されたお菓子だとか。どこかのお店が看板商品として作っているというのではなく、さまざまな和菓子屋がオリジナルの羽二重もちを作っています。
見た目にも想像がつきますが、とにかくふわふわで上品な食感。かといって柔らかすぎるのではなく、しっかりとした弾力も楽しめます。
作るお店にもよるのですが、一般的に甘さが控えめですので、どんどん手が伸びてしまいます。気が付けば1箱、なくなっているはずですよ。福井県内のお土産売り場であればどこでも手に入りますので、ぜひとも買って食べてみてくださいね。
くずまんじゅう
(C) 福井県観光連盟
最後はくずまんじゅう。福井県の南部にある小浜市、オバマ大統領が就任したときに一躍有名になった(?)地方が発祥と言われる和菓子です。
特に『伊勢屋』が有名。お店は小浜駅前の国道162号線を直進して、NTT前の交差点を過ぎるとすぐ左手という好立地にあります。
『伊勢屋』のくずまんじゅうは子どもの手のひらほど大きさがありますが、ぷるぷるした食感と、あっさりしたこしあんの甘味が絶妙にマッチしていて、何個でもぺろりと食べられてしまいますよ。ただ、くずまんじゅうは期間限定の食べ物。4月中ごろから9月末まででないと食べられませんのでご注意を。
[伊勢屋 ]
以上が福井県でおすすめのお土産銘菓3つになります。関西方面からは簡単に行けるのですが、関東方面から福井に行きたい場合は、米原まで東海道新幹線で一気に出て、その後はレンタカーやJRに乗り換えて向かってみてください。
Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(
https://hokuroku.media/ )創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。
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