日本最大級ランキング連載【4】スタバはまさかの4位!みんなが満足した人気のカフェは?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Jul 13th, 2016

TABIZINEライターの坂本正敬です。飛行機にせよ、ホテルにせよ、ちょっと立ち寄るカフェにせよ、日本にはいろいろな選択肢があって迷ってしまことも。そこで今回の連載では、日本最大級の顧客満足度調査「サービス産業生産性協議会」の情報をもとに、みんなが大好きなホテル、航空会社、飲食店など、各分野の顧客満足度ランキングを紹介します!

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第4回はカフェ。

ちょっと友だちとおしゃべりしたい、読書や勉強をするスペースが欲しいとなると、やっぱりカフェが便利ですよね。

とはいえ日本にはいろいろなお店があります。豊富な選択肢の中で、最も人気にある、満足度の高いカフェチェーンはどこなのでしょうか?

本最大級ランキング連載【4】スタバはまさかの4位!顧客満足度2年連続1位はあのカフェ

そこで今回は、サービス産業生産性協議会が行う日本最大級の顧客満足度調査「2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果」を基に、利用者が選んだ満足度の高いカフェを紹介します。

ちなみに評価の対象は、コメダ珈琲店、サンマルクカフェ、スターバックス、タリーズ、ドトールコーヒー、ベローチェ、ミスタードーナツと7企業・ブランドになっています。

第4位・・・スターバックスコーヒー(70.9)※カッコ内は顧客満足度

本最大級ランキング連載【4】
(C)Masayoshi Sakamoto

第4位はスターバックスコーヒー。「え、スタバが1位じゃないの?」と驚く人も少なくないと思われる、熱狂的なファンが多いコーヒーチェーンです。

1971年にアメリカのシアトルで誕生。日本には1996年に銀座に第1号店がオープンしました。その後に日本で爆発的な発展を遂げていった歴史は皆さんご存じの通りですね。

2015年にはスターバックスコーヒーのなかった鳥取県にお店を出し、全国進出が完了しました。2015年9月末時点で店舗数は1,131だとか。

過去記事「月に32回通うマニアが教える!「世界一美しいスタバ」富山環水公園店の魅力」では富山県にある美しいスターバックスコーヒーを取り上げましたね。

ドリップコーヒーはショートサイズ280円、トールサイズ320円です。

同率第3位・・・タリーズコーヒー(71.6)

同率で第3位はタリーズコーヒーです。スターバックコーヒーと同じく、アメリカのシアトルで1992年に誕生したコーヒーショップですね。

その日本版としてタリーズコーヒージャパンが、日本では店舗展開をしています。日本での第1号店は1997年8月に銀座でオープン。その後は順次全国に拡大し、今では約630店舗があると言います。

公式ホームページ上には“スペシャルティコーヒー”というキーワードが並んでいますが、スペシャルティコーヒーとは、

<消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること>(Specialty Coffee Association of Japanのホームページより引用)

とあります。そうした絶妙なコーヒーを実現するために、カップにこだわり、豆の生栽培管理、収穫、生産処理、選別、品質管理、輸送、保管、焙煎、抽出にこだわっているコーヒーショップなのですね。

アイスクリームやパフェまで食べられるコーヒーショップとして、足しげく通っているファンも筆者の身の回りに少なくありません。

本日のコーヒーはショートサイズ320円、トールサイズ370円。T’sアイス(バニラ)はダブルで330円です。

同率第3位・・・カフェ・ベローチェ(71.6)

同率で第3位はカフェ・ベローチェ。残念ながら筆者の暮らす町にはカフェ・ベローチェがないのですが、学生のころはよく通っていました。

現在、カフェ・ベローチェが展開している地方は東京、埼玉、神奈川、千葉の一都三県を中心に、宮城、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、長崎です。本社は東京都豊島区の東池袋。

同店の魅力はやはり値段の手ごろさと、オシャレで居心地のいい雰囲気ですよね? 

例えばブレンドコーヒーはレギュラーサイズで190円。毎日利用してもお財布に優しいです。客層もさまざまで、勉強中の学生や新聞を読むご高齢の方、商談中のビジネスマンなど。

「スターバックスはちょっと緊張する、入りづらい」という中高年の方の意見をしばしば耳にしますが、カフェ・ベローチェにはそういったある種の“敷居”の高さはありません。

誰でも気軽に受け入れてくれる懐の深さも、顧客満足度の高さにつながったのかもしれませんね。

第1位・・・ドトールコーヒーショップ(73.3)

スターバックスコーヒーやタリーズコーヒーが日本に登場する前は、喫茶店と言えば“ドトール”を思い浮かべた人も多かったのでは? 

一時はスターバックスコーヒーなどにその地位を奪われたかに見えましたが、「2015年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査」でNo.1を獲得すると、「2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果」でも2年連続で満足度No.1を獲得しました。

ドトールコーヒーショップの魅力は、まずその安さ。ブレンドコーヒーSが220円、Mが270円です。

その他、ミラノサンドやホットドック、トーストなどフードメニューも充実しており、立地も便利で、日常利用には最適なカフェですよね。

1980年にドトールコーヒーショップの第1号店を出してから、2016年3月末時点で国内には1,101カ所。関連のエクセシオールカフェなどを加えると、総店舗数は1,339カ所だと言います。さすがの展開力です。

こちらもお店に入ると、さまざまな年代の方が思い思いの時間を過ごしていると分かります。変にオシャレすぎず、全体的な値段も安く、敷居が高くない感じも評価されているのかもしれませんね。

以上がカフェの顧客満足度調査になります。皆さんのお気に入りのカフェはランキングに入っていましたか?

本最大級ランキング連載【4】

次回「日本最大級ランキング連載【5】みんなが満足した人気の生活用品店・ホームセンターはどこ?」は7月20日水曜日にお届けいたします。お楽しみに!

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[2016年度JCSI(日本版顧客満足度指数)第1回調査結果 – サービス産業生産性協議会]
[Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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