世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Oct 17th, 2016

TABIZINEライターの坂本正敬です。世界一周航空券をご存じですか? 過去記事「33万5000円で世界を周遊!?「世界一周航空券」の基本をおさらい」でも触れた通り、世界規模でパートナーシップを結ぶ航空会社のネットワークを駆使して、世界一周の旅を可能にしてくれるチケット。この連載では、世界一周航空券を提供するスターアライアンスが提案する世界一周旅行のルートを追ってみたいと思います。

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最終回は世界のロマンティックなスポットを巡る旅。

愛する人と一緒であれば、近所の公園もロマンティックなデートスポットですが、世界には恋人たちをさらにその気にさせてくれる場所がいっぱい。

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅

そこで今回はスターアライアンスが提案する、世界一周航空券を使った、ロマンティックな場所を巡る世界一周旅行のルートを追いかけてみたいと思います。

最初は日本から米国のハワイへ。地球を東回りにぐるっと一周、旅をしてみましょう。

1:日本→ハワイ/カウアイ島のビーチ

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅

最初は日本を飛び立って、太平洋に浮かぶアメリカのハワイへ。目的地はハワイ諸島の中でもカウアイ島。国際空港がある島東部のリフエに降り立ちます。

カウアイ島は文字通り島ですので、海岸線沿いに30か所近くのビーチがあります。カウアイ島にもよく遊びに行くというオアフ島在住の現地ガイドに聞いてみると、カウアイでロマンティックなビーチと言えば、Hanalei Bay(ハナレイ・ベイ)で眺めるサンセットだろうと教えてくれました。ハナレイはカウアイ島の北部。リフエ空港の営業所でレンタカーを借りて、恋人と一緒に移動をしたいですね。

2:ハワイ→アメリカ本土のサンフランシスコ/ゴールデン・ゲート・ブリッジ

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次は太平洋を一気に飛び越えて、アメリカ本土西岸のサンフランシスコへ。サンフランシスコと言えば、海峡を横断する2.7kmのゴールデン・ゲート・ブリッジですね。

歩道があり、橋の南北に展望台もあります。現代世界の7不思議とも言われる壮大な橋を、恋人と歩きたいですね。ちなみにこの橋は巨大なつり橋。心理学で言う“つり橋効果”のドキドキで2人の関係はさらに深まるかも!?

3:アメリカ→カナダ/Sea to Sky ゴンドラ

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次はサンフランシスコから北上して国境越え。カナダのバンクーバーで飛行機を降ります。目的地はバンクーバーの北部、フィヨルドの海岸が美しいスコーミッシュに2014年オープンしたばかりの観光名所、Sea to Sky ゴンドラですね。

文字通りフィヨルドの海からケーブルカーで一気に山を登り、つり橋を渡って空に近い展望台から眺めを楽しめるように整備されています。

先ほどゴールデン・ゲート・ブリッジでも語りましたが、Sea to Sky ゴンドラこそ足場の頼りない、ゆらゆらのつり橋を2人で渡って、愛を深めてみてください。

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4:アメリカ→フランス/エッフェル塔

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次はご存じパリにあるエッフェル塔。エッフェル塔は下から見ると驚きの迫力だそうですよ。第16区にあるシャイヨ宮からエッフェル塔を眺めてから、塔を正面にセーヌ川にかかるイエナ橋を越え、エッフェル塔の足下を潜り抜けてシャン・ド・マルス公園に抜けるという楽しみ方がおすすめ。

恋人同士どちらかがシャイヨ宮、どちらかがシャン・ド・マルス公園に別れ、エッフェル塔を目指して歩き始めて、ちょうど距離的にも真ん中にある塔の下で再会して抱き合うといった楽しみ方もすてきかも!?

5:フランス→イタリア/ベネチアのゴンドラ

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次は同じヨーロッパのイタリアへ。目的地は水の都・ベネチアのゴンドラですね。

残念ながら筆者はベネチアに足を運んだ経験がありませんが、京都で道を聞かれ案内したイタリア人がベネチア出身だったという思い出はあります。その女性いわく、恋人と永遠の愛を結びたければ、ベネチアに来てゴンドラに乗るべきなのだとか。それほどロマンティックな体験なのでしょうね。

6:イタリア→ギリシア/サントリーニ島

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅

次はギリシアのアテネから離島へ。トルコとギリシアの間にはエーゲ海とミルトア海が広がっています。海上にはキクラデス諸島がありますが、その群島の南端近くにティラ島(サントリーニ島)があります。

絶壁の上に並ぶ白い家々と海の青がまぶしい、世界的な観光地ですね。特にサンセットは感動で呼吸が止まると聞きます。世界中のカップルに愛され、新婚旅行にも最適の場所。ロマンティックな旅には外せないですね。

7:ギリシア→トルコ/プリンスズ・アイランド

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅
次はトルコのイスタンブールへ。東洋と西洋をつなぐ大都市の沖合に浮かぶ、プリンスズ・アイランド(Princes’ Islands)が目的地ですね。Islandsと複数形で書かれているように、小さい島々からなる地元民の週末の観光地。

おしゃれに整備された島内は自家用車ではなく馬車で巡るという雰囲気たっぷりの島々です。別荘地&観光地らしく、軽井沢銀座のような目抜き通りもあり、ショッピングも楽しめます。

イスタンブールの中心街から1時間程度のフェリーの移動中に、ボスポラス海峡を船上から眺められるという点もロマンティックですよね。

8:トルコ→モルディブ/マレ

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅
次はトルコからアラビア半島、アラビア海を越えモルディブへ。インド洋に浮かぶ環状のサンゴ礁の上に作られた国ですね。

インドの最南端であるコモリン岬から、ざっと見積もって500kmほど離れた洋上に浮かぶ島国。スターアライアンスが提案するロマンティックな旅先は、その首都であるマレ(マーレ)になります。

小さな島に11万人もの人が暮らしているという、人口が極度に過密した場所ですが、島内には見どころもいっぱい。優雅なリゾート地とは異なり、地元民が行き来するローカルな魚市場や、日本製のバイクが忙しく往来する目抜き通りなど、南アジアの喧騒を楽しませてくれるのだとか。

恋人と一緒に、異国の島国を歩きたいですね。

9:モルディブ→タイ/プーケット

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅
最後はタイのプーケットへ。マレー半島の西岸にあるリゾート島で、美しいビーチ、寺院群など、見どころも満載の国際的な観光地ですね。

にぎやかな目抜き通りのプーケットオールドタウン、人気ナンバーワンのパトン・ビーチ、地上の楽園と呼ばれるピピ島など、恋人同士で巡るには格好のスポットがそろっています。まさにアジアを代表する世界的なリゾート地の1つですので、旅の最後には最適ですね。

以上、スターアライアンスが提案する、世界一周航空券で巡るロマンティックな旅、いかがでしたか? もちろん逆回りもOKですし、途中に自分で目的地を追加してもOK。

結婚の予定がある、最愛の人が居ると言う人は、ハネムーンなどの参考にしてみてくださいね。

世界一周航空券でこんな旅【6】世界のロマンティックなスポットを巡る旅

連載「世界一周航空券でこんな旅」は今回が最終回となります。ご愛読、ありがとうございました!

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[Romantic Journey – Star Alliance]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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