台湾に旅行に行ったら夜市でB級グルメの食べ歩きがしたい! という方はたくさんいらっしゃることでしょう。でもいざ夜市に繰り出してみたら人の多さに圧倒されて何を食べたら良いかわからなかった、という経験をしたことはありませんか? ガイドブックでおいしいものをリサーチしてきたのに目当ての店にたどり着けなかったということもあるかもしれません。
そんな時はまず、台湾のほとんどの夜市で見かける定番メニューをいくつか試してみるのはいかがでしょうか? これから取り上げる7つのB級グルメなら、台湾のほとんどの夜市で見つけられますよ。
1.大腸包小腸(ダーチャンバオ・シャオチャン)
大腸包小腸とは、もち米を腸詰めしたソーセージに切れ目を入れ、間にさらにソーセージをはさんだ食べ物です。もち米ソーセージのもちもちした食感とジューシーなソーセージの相性が抜群で、ボリュームたっぷりなのにぺろりと食べられてしまいます。コショウ味やにんにく味などいろいろな味が選べることも多く、一つあたり50元前後で販売されています。
2.水煎包(シュイジエンバオ)
水煎包は焼き小籠包と訳されることが多く、少し大きめの小籠包を大きな丸い平鍋にびっしりと並べて焼かれます。そのため外側のぱりっとした食感と、皮のもちもち食感を同時に楽しむことができます。中身は肉か野菜かを選んで注文できることが多く、値段は1つあたり10~15元と手頃なので両方の味を楽しんでみると良いでしょう。
3.鹽酥雞(イェンスージー)
鹽酥雞とは、揚げ物の屋台のことを指します。鹽酥雞という名前のとおり、多くのお店では鶏肉の揚げ物が提供されていますが、野菜やきのこ類、豆腐など様々な具をその場で揚げて味付けしてもらうことができます。
注文の仕方は、お店の前にあるカゴの中に好きな具を選んで入れ、店員さんに渡します。辛くするか、にんにくを入れるかどうか聞かれるので答え、揚げ終わってから会計することが多いです。一つの具あたりの価格は10~60元程度に設定されています。
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4.臭豆腐(チョウドウフ)
臭豆腐は名前のとおり、その臭いにおいは屋台のまわり一体に漂っています。サイコロ状に揚げたものや、串に刺されたものがよく夜市で販売されています。日本人にとってはそのにおいだけで無理だ、と思ってしまうかもしれませんが、勇気を出して挑戦してみると意外とおいしいですよ。量や大きさによって値段は異なりますが、30~60元ぐらいで食べることができます。
5.蚵仔煎(オアジエン)
蚵仔煎とは牡蠣オムレツのことで、モチモチした食感のオムレツの中に小さな牡蠣がたっぷり入っています。オムレツの上には甘めのあんかけだれがかけられており、オムレツとからめていただくと絶品です。値段は50~70元ほどで提供されていることが多いです。
6.車輪餅(チャールンビン)
車輪餅とは、台湾版の今川焼のことです。小豆やクリーム、タロイモなど好きな味を選べる場合がほとんどです。1個10元ほどと安く売られているため、甘いものを少し食べたいな、という時にぴったりです。
7.果汁(グオジー)
夜市でいろいろと食べ歩きをしていると喉が渇いてきますよね。そんな時は果汁(フルーツジュース)がおすすめです。オレンジジュースやパパイヤミルクなど、その場でフルーツを絞って提供してくれる店も多いですよ。価格は30~70元程度と、フルーツの種類やお店によって様々です。
ほとんどの夜市で見かける定番B級グルメは、基本的にハズレがないように思います。ほんとうにおいしいのかな? と心配になったら、とりあえず1つだけ買ってみて仲間とシェアしてみるのも良いでしょう。きっと夜市に行けば行くほどお気に入りの食べ物が増えていきますよ。
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