日本人に愛され続けるB級グルメ、餃子。三日月形にヒダが寄せてある形が一般的ですが、東京・巣鴨には、揚げ饅頭のような餃子が名物のお店があります。今回は餃子好きなら一度は訪れたい「ファイト餃子」から現地ルポ。
オレンジ色の看板が目印
JR巣鴨駅から歩いて約10分、巣鴨地蔵通り商店街から路地を入ったところにある「ファイト餃子」。1973年創業の老舗で、今年の1月にこちらの新しい店舗に移転。ランチ時は行列ができることで有名ですが、14時前に訪問したところ並ばずに入れました。
昔ながらの街の中華屋さんといった雰囲気の店内。地元のお客さんが多い印象です。
お財布にうれしいリーズナブルなメニュー
焼き餃子は10個で450円とリーズナブルなのがうれしい。餃子10個とチャーハンを注文することに。
玉子上乗せの家庭的なチャーハン
炒めたご飯の上に、玉子が乗せられている個性的なビジュアルのチャーハン。スープではなくお味噌汁なのも特徴的。
味付けは塩コショウがメインのどこか家庭的なチャーハン(720円)。ご飯はパラパラ感が抜群で、ふんわりと炒められた玉子と絶妙に絡み合います!
テーブル上の調味料。餃子はオーソドックスに醤油、お酢、ラー油でいただくスタイル。
一度食べたら忘れられない、独特の厚めの皮
見事なキツネ色の焼き餃子(450円)。まるで揚げ饅頭のようなぷっくりとしたかわいい形です。
皮はかなり厚く、表面はパリッとしていて中はもっちり。この独特の食感はフランスパン用の小麦粉によって作られているのだそう。
大量の油で焼いているので、熱々のままジューシーな餡をいただけます。一般的な餃子は餡が主役的な存在ですが、ファイト餃子は皮と餡のダブル主演といった印象。個性的な食感の皮と餡のコンビネーションは、唯一無二のおいしさ!
揚げ饅頭のような見た目がインパクトのある「ファイト餃子」。一度食べたら忘れられない独特の食感を味わってみませんか?
[ファイト餃子]
[All photos by Nao]