台湾人はみんなでおしゃべりをしながらわいわい食事をするのが大好き。台湾では食事する人数が多かったりお客さんをもてなしたい時に、個別に料理を注文するよりも「合菜(フーツァイ)」という形で注文することがよくあります。いろいろな料理を少しずついただけるこの食べ方は、旅行で来られた方にもおすすめですよ。
合菜って何?
「合菜」という言葉は、いろいろな料理をみんなでシェアしていただく時に使われることが多いです。例えばお店で4人分、6人分、8人分のセット料理として「合菜」が組まれていることもあれば、それぞれで自由に注文してみんなで頂くときにも「合菜」という言葉が使われています。
白ご飯は人数分
まずは白いご飯は人数分注文します。おかわりが無料でできることもあれば、別途注文する必要のあるお店もあります。
テーブルの上に料理がいっぱい!
「合菜」を注文すると、野菜料理やお肉料理、魚料理などがどんどん運ばれてきて、テーブルの上が料理で埋まっていきます。日本ではこのような時、取り皿を使って料理を取り分けるのが普通かもしれませんが、台湾では白いご飯におかずをのせながらいただくことが多いです。
スープも欠かせない
「合菜」にはスープも欠かせません。スープは最後の方に出ることが多く、ご飯を食べた器にそのままスープをそそいで飲む方がほとんどです。中には白いご飯の上にかけていただく方も。
おいしい料理がどんどん運び込まれる「合菜」は、いろいろな料理を少しずつ食べたい時にぴったりです。台湾の方といただくと、おしゃべりも食べるスピードも止まらないエネルギッシュさにびっくりしてしまうかも。
台湾ではこんな風にみんなで食卓を囲むんだなぁと雰囲気も一緒に楽しめると、きっとその日の食事は台湾旅行の良い思い出になることでしょう。
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