緑いっぱいの豊かな自然と、どこまでも続く青い空。美しい満天の星空と、朝日を浴びて真っ赤に染まる雲海。台湾中部・南投県にはそんな美しい自然が広がっています。
幻想的な朝霧と天の川の絶景「日月潭」
台湾最大の湖、「日月潭」。高鉄(台湾高速鉄道)台中駅から、直通バスを利用して1時間半ほどで訪れることのできる大自然です。
美しい湖が広がるこの地では、対岸の屋台や茶芸店、寺院などを周遊できるクルージングや、湖の美しい景色を間近から楽しめるサイクリングなどが人気。
日月潭からは、台湾原住民文化を学ぶことができる「九族文化村」へもロープウェーでアクセスすることができます。
周辺の宿泊施設も充実しているので、一泊することで、運が良ければ早朝に湖に広がる幻想的な朝霧や、澄んだ夜空に浮かぶ天の川を見ることもできますよ。
アルプスのような豊かな自然が広がる「青青草原」
「青青草原」は、標高1750mほどの場所にある「清境農場」内に広がる草原です。
名前の通りどこまでも青々とした緑の草原が続き、ところどころで羊たちが草を食べている風景は、まるでスイス・アルプスのよう。草原内の展望台からは、南投の美しい山々の景色を望むこともできますよ。
夏には美しい新緑の景色、冬にはオレンジを基調とした紅葉の景色を楽しむことができ、どの季節に訪れても、その時々の自然の変化を堪能することができます。
森林浴で南投の自然に触れる「溪頭自然教育園區」
南投の自然との距離がぐっと近く感じられる場所が、「溪頭自然教育園區」。舗装されたハイキングコースを歩きながら、森林浴を楽しむことができます。
年平均気温は16.6度と年間を通して涼しい気候に恵まれ、台湾では避暑地として親しまれています。
大きなアーチ橋が見どころの「大學池」、秋には一面の紅葉が楽しめる「銀杏林」など、園内の景観スポットもたくさん。レストランやカフェなども点在しているので、歩き疲れたらゆっくり休憩を取ることができるのが嬉しいですね。
こちらもホテルや民宿の多い場所なので、宿泊して森の新鮮な空気を感じながら、朝の時間をゆっくり過ごす旅はいかがでしょうか。
季節や天候によって、色々な顔を見せてくれる場所がたくさんつまっている南投県。あなたのまだ知らない台湾が見つけられるかも知れません。
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risa imai ライター
台湾関連を中心としたライター兼翻訳者。台湾の文化や少しコアな観光地などを中心に発信しています。台湾に流れるちょっぴりゆるい空気とあたたかい人たちが大好き。旅行は街歩きよりも自然派です。
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