台湾に限らず留学や仕事の関係で外国に長期滞在するとなると、まず気になるのが「何を持っていくか」ではないでしょうか。大きなスーツケースを目の前に、何を詰めていこうか頭を悩ませてしまうかもしれません。この記事では、筆者が台湾で生活するにあたって活躍した日本からの持ち物を7つご紹介します。
水着
台湾ではプールだけでなく温泉も水着を着て入る場合が多いため、日本から持ってきた水着が役に立ちました。もちろん台湾でも水着は売っているのですが、台湾の友人から急に温泉やプールに誘われ「水着持ってる!?」と言われた時には、持ってきていてよかったと感じました。
鎮痛剤や風邪薬などの常備薬
身体の不調を感じた時のために、鎮痛剤や風邪薬、胃腸薬など、普段使っているメーカーのものを常備しておくと安心です。説明書が日本語で読めるだけでも安心感が違います。また、よく風邪をひく方は体温計も忘れずに。筆者は体温計を持っていくのを忘れたため、風邪をひいたのに熱が何度あるかわからない、という経験をしたことがあります。
UVカットメガネ
日差しの強い台湾ではサングラスやUVカットメガネは必需品です。黒や茶色のサングラスは台湾でも多く売っているのですが、透明タイプのUVカットメガネを販売している場所が日本ほど多くないように感じます。そのため日本から持ってきたUVカットメガネをかけていると、台湾の方から「透明のサングラスなんてはじめて見た!」と言われたりします。
レインブーツ
台湾では冬はしとしと雨、夏はゲリラ豪雨のような大雨が降ることが多く、レインブーツは必需品。台湾にも売っているのですが、オシャレなタイプは少ないように感じます。日本から持ってきたお気に入りのレインブーツを台湾で履いてると「それどこで買ったの?」と聞かれることも。ある時には友人から「私にも買ってきて!」と頼まれ、日本から買っていったこともあります。重いので次からは断ろうと思いました。
タイツ
暑いイメージのある台湾ですが、冬は結構寒いためタイツは必需品だと感じます。台湾に売っているタイツは種類が少なく、リブタイプのものやカラータイツ、裏起毛タイツなどはほとんど見かけません。値段も安くはないので、日本で買って持っていくと重宝します。
とある冬の日、裏起毛タイツの話を台湾の方にしたらすごく興味を持ったようで「10個買ってきて!」と言われたこともあります。2個だけにしてもらいましたが、寒波が到来した時にすごく役立ったようで感謝されました。タイツは冷え性の方へのお土産にもよいかもしれませんね。
調味料
調味料は、普段使い慣れたものがやはり使いやすいです。日本の調味料は台湾でも販売されていますが、輸入品になるためびっくりするほど高いです。醤油やマヨネーズ、ソースやみりんなど、必要な調味料は日本帰国のたびに台湾に持っていきます。台湾にも台湾で作られた醤油やマヨネーズが売っているのですが、砂糖が入っているのか甘いのです。
ドリップコーヒー
台湾でもコーヒー好きが増えているようなのですが、スーパーでドリップコーヒーを買おうと思うと日本で売っているよりも高いです。スーツケースの空間が許す限り、ドリップコーヒーは毎回必ず持っていきます。
以上、7つの持ち物を取り上げましたが、もしかしたら「こんなに持っていけるわけがない!」と思われたかもしれません。台湾は日本との距離が近いため、物によっては航空便や船便を活用するとすごく便利ですよ。筆者は手頃な価格の船便をよく利用していますが、いつも3週間ほどで無事台湾の自宅に届いています。
慣れない海外生活でも、日本で使い慣れたものやお気に入りのものが身近にあると、ホームシックにも対処しやすいのかなと感じます。もし、台湾での生活を考えている方がいらっしゃれば、参考になれば幸いです。
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