
台湾旅行で気になるお土産選び。せっかくなら可愛くておいしいお土産をゲットして帰りたい!という方は多いでしょう。このシリーズ記事では、台湾暮らしの筆者が台湾の可愛いお土産を購入し、実際に試食して検証していきます。
シリーズ5つ目は、赤峰猫舌菓のラングドシャ。「持ち帰れる台湾の味」というコンセプトで作られたお菓子で、珍珠奶茶(タピオカミルクティー)、杏仁豆腐、桂花烏龍(キンモクセイ烏龍茶)の3つのフレーバーがあります。おしゃれな店舗やレトロ可愛いパッケージからも、お店の方のこだわりを感じます。
台北MRT中山駅から徒歩圏内「赤峰猫舌菓」

「赤峰猫舌菓」があるのは、台北MRT中山駅近くの赤峰街です。赤峰街といえば、古くからある住宅や商店がずらりと並ぶ中におしゃれなショップやカフェがふっと顔を出す、レトロでありながらも新しい不思議な街。新旧が入り混じるこの空間を歩いていくと、ここだけ別世界にいるかのようなおしゃれな店舗「赤峰猫舌菓」に到着します。

「赤峰猫舌菓」で販売されているラングドシャは、珍珠奶茶(タピオカミルクティー)、杏仁豆腐、桂花烏龍(キンモクセイ烏龍茶)の3種類。珍珠奶茶は賞味期限が7日で350元(約1,236円)、杏仁豆腐と桂花烏龍は賞味期限が14日で300元(約1,059円)です。それぞれ10枚ずつ入っています。
専門のパティシエによって作られているこのお菓子、賞味期限が短いこともあって販売しているのはこの店舗とインターネット販売のみとのことです。セレクトショップ等から委託販売のお話も来るようですが、いつ販売されていったのかを店舗として把握することができないため、現状はお断りしているようです。作りたてを提供したいという、お店のこだわりを感じます。

3つのフレーバーが4枚ずつ全12枚入った綜合口味(ミックス)も現在では販売されていますが、パッケージをリニューアルしたばかりとのことで、筆者が来店した1月中旬の時点ではまだ新しいパッケージができあがっていない状態でした。そのためディスプレイに飾られているのはこの3種類のフレーバーのみ。新しいパッケージのデザインは、公式ホームページで見ることができます。
シンプルで可愛いパッケージ

購入すると、このような紙袋に入れてくれました。シンプルで可愛いです。

3種類の味を試してみたかったため店員さんにお願いしてみたところ、珍珠奶茶の箱に3つのフレーバーで4枚ずつ入れてもらうことができました。価格は12枚入りで350元(約1,236円)。「パッケージがまだ届いていなくてすみません」と日本語で謝られてしまったのですが、むしろ無理言って3種類詰めてもらっちゃってすみませんと思ってしまいました。
3種類のラングドシャを試食

箱を開けると、3種類のラングドシャが顔をだします。

それぞれのラングドシャも、それぞれのイメージカラーで包装されています。では、さっそく試食していきます。

こちらは、台湾で人気のドリンク「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」のラングドシャです。包装を開けると、焼きたてのラングドシャのよい香りがふわっと広がります。サクサクのラングドシャビスケットにサンドされたクリームは、タピオカのもちもち食感が表現されています。ミルクティーの味をしっかり感じるおいしいお菓子です。

こちらは「桂花烏龍(キンモクセイ烏龍茶)」のラングドシャです。ラングドシャビスケットに、烏龍茶がミックスされたチョコレートとキンモクセイの花がサンドされています。烏龍茶チョコレートの甘さとほんのり香るキンモクセイが口の中で広がり、おしいいです。

こちらは「杏仁豆腐」のラングドシャです。一口いただいた瞬間、杏仁豆腐の味をしっかりと感じます。

ラングドシャビスケットには、杏仁豆腐クリームに加えて杏桃果乾(アプリコットのドライフルーツ)も入っています。
どのフレーバーのラングドシャもとってもおいしいうえ、台湾らしさを感じることができました。日本人の好みにもぴったりと合う味で、幅広い年齢層の方に喜んでいただけそうです。次の台湾旅行では「赤峰猫舌菓」のラングドシャを、日本にお持ち帰りしてみるのはいかがでしょうか。
※台湾ドルから日本円の計算は、2019年1月執筆時のレート(1ドル=3.53円)で計算しています。
「台湾の可愛いお土産【特集】」ではこの他にもおすすめのお土産情報が盛りだくさん。要チェックです!
[All photos by Yui Imai]
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Yui Imai ライター
語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。
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