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絶景と食の宝庫!北海道南西部のとっておきスポット「檜山(ひやま)」の魅力とは?

Posted by: 渡邊玲子
掲載日: Nov 2nd, 2019.

北海道の道南にある「檜山(ひやま)」と呼ばれるエリアをご存知ですか? 実はこのエリア、地元の人でも「知る人ぞ知る」絶好の穴場なんです。いわゆる「観光地」というわけではないけれど、どこまでも果てしなく広がる水平線が見渡せる絶景スポットが点在し、海の幸、山の幸の両方が楽しめる、まさに「絶景と食の宝庫」ともいうべき「檜山」の魅力をご紹介します!

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(C)Reico Watanabe


函館から車で1時間の場所にある北海道の「はじまりの場所」


(C)Reico Watanabe

「檜山」とは、北海道の南西部に位置する「江差(えさし)」「上ノ国(かみのくに)」「厚沢部(あっさぶ)」「乙部(おとべ)」「奥尻(おくしり)」「今金(いまかね)」「せたな」という7つの町で構成される、函館から国道227号線を車で1時間ほど走った辺りに広がるエリアのこと。

夏場は30℃以上の気温になることも少ない上に、冬は平均最低気温がマイナス3℃前後と、北海道の中でも年間を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴なのだそう。地元の方に伺ったところ、このエリアは寒風が吹きすさぶことはあっても、それほど雪は積もらないのだとか。


(C)函館市・湯の川温泉旅館協同組合・(一社)函館国際観光コンベンション協会

古くは中世・平安時代に「和人(わじん)」が最初に定住した土地と言われていて、江戸時代には1万石の大名である松前藩が成立した場所でもあります。「海の幸」も「山の幸」も豊富で、車窓からは日本海の荒波によって生み出された奇岩や美しい岬が楽しめます。

幕末ロマンを感じるレトロな街並みが残る「江差」


(C)檜山町村会

戦時中に空襲被害がなかったことから、歴史的な建造物が残っているのもこのエリアの特徴の一つ。江差町にある「いにしえ街道」沿いには、問屋や商家、蔵といった歴史の薫りが漂う街並みが広がっていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分が味わえます。戊辰戦争ともかかわりの深い、幕末ロマンを感じさせてくれる町なんです。


(C)檜山町村会

ニシン漁全盛期のおもかげを残す廻船問屋の「旧中村家住宅」は、斜面に「主屋」「文庫倉」「下ノ倉」「ハネダシ」と呼ばれる4棟が一列に連なるユニークな建て物。重要文化財に指定されていて、大人300円・小中高100円で、内部を見学することもできます。

旧中村家住宅
住所:北海道檜山郡江差町字中歌町22
電話番号:0139-52-1617
営業時間:9:00~17:00
定休日:4月~10月は無休/10月~3月は月曜日・祝日の翌日/年末年始
入館料:大人300円/小中高100円
HP:https://esashi.town/tourism/page.php?id=76

話題の絶景夕陽スポット! 上ノ国の「道の駅もんじゅ」


(C)道の駅上ノ国もんじゅ

こちらは228号線沿いにある「道の駅上ノ国もんじゅ」です。一面ガラス張りの窓の外には美しいブルーの海岸線が広がり、夕暮れ時には広大な日本海に沈む夕日を眺めることができます。北海道ウォーカーの絶景感動部門で金賞を受賞した、話題の絶景スポットなんです。


(C)Reico Watanabe

海産物や農作物も豊富で、ほっけや平目、キヌサヤエンドウといった特産品が並ぶなか、煮詰めた砂糖に米粉を加えながら練り上げ、葉っぱや花模様の木型で型押しして蒸した「かたこもち」と呼ばれる素朴な味わいのお菓子が目に留まりました。主に節句や小正月、彼岸、葬式の時に檜山の各家庭で作られていた郷土菓子なんだそう。

(C)道の駅上ノ国もんじゅ

道の駅 上ノ国もんじゅ
住所:北海道檜山郡上ノ国町字原歌3
営業時間:特産品販売所 9:00~18:00(4月~10月) 10:00~17:00(11月~3月)
定休日:年末年始(12月31日~1月5日) 11月~3月は月曜定休
HP:http://www.kaminokuni.com/

採れたての「山の幸」がザクザク! メークイン発祥の地「厚沢部」


(C)Reico Watanabe

アイヌ語で「ムクドリ」を意味する厚沢部は、じゃがいものメークイン発祥の地として知られる場所。国道沿いの「道の駅あっさぶ」には、メークインやキタアカリ、アスパラなど、地元で採れた農産物が所狭しと並んでいます。樹齢500年以上の「ヒバ爺さん」と呼ばれるヒバの巨木も厚沢部の見どころの一つ。檜山の中でも清流と深い森の広がる、自然豊かなエリアです。


(C)Reico Watanabe

道の駅 あっさぶ
住所:檜山郡厚沢部町緑町72-1
電話番号:0139-64-3738
営業時間:8:30~18:00(5月~10月)/9:00~17:00(11月~4月)
定休日:年末年始(12/30~1/5) ※11月頃に職員の研修の為休館日2~3日間有り
HP:http://www.hokkaido-michinoeki.jp/michinoeki/576/

果てしなく広がる水平線が望める乙部の「元和台海浜公園」

断崖絶壁の真っ青な海が見たくなったら乙部町にある絶景スポット「元和台海浜公園」まで、ぜひとも足を延ばすのがオススメです。海を防波堤で囲み、カラーブロックで整備した「海のプール」は、夏場は多くの海水浴客で大賑わいなんだとか。シーズン中の土・日・祝日・13日・14日には、子どもを対象にウニ・ツブ・ホタテの手づかみ体験もできるそう。


(C)Reico Watanabe

北緯42度の岬にポツンと佇む「レストラン元和台」では、目の前に日本海が広がる絶景を眺めながら、人気の「海鮮丼」をはじめとする乙部の旬の味覚が堪能できます。


(C)Reico Watanabe

メニューを見て思わず頼まずにはいられなかったのが、名物の「生うにラーメン」です。今まで「うに」と「ラーメン」の組み合わせは食べたことがなかったので、正直どんなビジュアルなのか全く想像がつかなかったのですが、1200円という値段に惹かれ、「塩味」の「生うにラーメン」を注文してみることに……。

北緯42度の岬で味わう絶品「生うにラーメン」!


(C)Reico Watanabe

オーダーから10分ほどで「生うにラーメン(塩味)」が出てきました! 透明なスープに太麺で、具材はネギとメンマ、海苔、ホウレン草に、半熟卵にワカメ、そして予想をはるかに超える「生うに」が……。しかもこのうに、とっても肉厚で甘いんです。ラーメンのスープとの相性も抜群。東京では食べられない贅沢なラーメンの味に圧倒されました。


(C)Reico Watanabe

ちなみにこちらの写真は「平目天丼」。平目というと、煮つけかムニエルのイメージが強かったのですが、てんぷらにするとサクサクとした食感が楽しめます。期間限定なのでいつでも食べられるというわけではないけれど、訪れた時期の旬の食材のおいしさを、ぜひとも堪能してみてください!

レストラン元和台
住所:北海道爾志郡乙部町字元和51
電話番号:0139-62-3128
営業時間:午前11時~午後3時(ラストオーダー午後2時45分)
定休日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
※12月1日から3月31日まで休館
HP:https://www.town.otobe.lg.jp/section/sangyou/e0taal00000007h2.html


(C)Reico Watanabe

車窓から流れゆく絶景を眺めながら、心の赴くままに車を走らせ、「道の駅」で地のものを買い求め、歴史や風土を感じられる体験こそ、旅の醍醐味と言えるのではないでしょうか? 「檜山地方」は、まさにそんな旅にうってつけの場所。日常からちょっと離れてリラックスしたい方にこそ、オススメしたいエリアです。


(C)Reico Watanabe

「檜山地方」についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの観光サイトもぜひチェックしてみてくださいね。今回の旅では回れなかった「奥尻」や「今金」にも、訪れてみたくなりました。

檜山地域の観光情報 http://www.hiyama-hokkaido.jp/

 

渡邊玲子

REICO WATANABE ライター
映画配給会社、新聞社、WEB編集部勤務を経て、フリーランスの編集・ライターとして活動中。国内外で活躍するクリエイターや起業家のインタビュー記事を中心に、WEB、雑誌、パンフレットなどで執筆するほか、書家として、映画タイトルや商品ロゴの筆文字デザインを手掛けている。イベントMC、ラジオ出演なども。


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