“NO”を使わずにやんわり断るには?
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パブで知り合ったイギリス人との世間話に花が咲き「Would you like one more beer?(もう一杯ビールをどう?)」と勧めたところ、以下の答えが返ってきました。
1) OK!
2) I am OK.
3) I am good.
4) I am fine.
この4つのうち、実際に「Yes(はい、もう一杯飲みましょう!)」の返事はどれか分かりますか?
実は、1)OK!だけが「Yes」の意味で、残りはぜんぶ「No(もうビールはいりません。)」の意味!
日本語の「結構です」に似ているgoodやOKの使い方
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何かを勧められた際に使われる「I am OK .(もしくはgood, fine)」は「私はもう大丈夫です。(=だから、おすすめしていただいたものは、結構です。)」の意味。やんわりと誘いや勧めを断ることができるネイティブがよく使うフレーズです。
日本語でも「いいえ、いりません。」とは言わずに「結構です。」と断る方ことが多いのに似ていると思いませんか?
場面によっては、「OK!」と「I am OK…」で全く反対の意味にもなりえるため、なかなかややこしいところですが、相手のイントネーションや表情からも、そのニュアンスを汲み取りましょう。もちろん「え?どっち?」と混乱したら迷わず「What do you mean?(どういうこと?)」と聞きなおしてもまったく問題ありません。
「It’s OK, It’s fine」は「いいのよ、気にしないで」の意味
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もうひとつ、OKやfineには「大丈夫、気にしないで」の意味で使われることがよくあることをご紹介します。
待ち合わせに10分遅れてきた友達が「I am sorry, I am late…(ごめん!遅れちゃった。)」に対して、「It’s fine, I just came here, too.」(大丈夫、私も今来たところだから。)と「いいのよ、気にしないで。」という意味で使います。
ほかにもある「No, thank you.」 を意味するフレーズ
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カフェやレストランで「レシートはいりますか?」などの「○○いりますか?」の際にとても便利なフレーズは、こちら。
Don’t worry about it. (心配しないで=必要ないです)
No worries. (心配ご無用=いりません)
「心配しないで。」つまり「いいのよ。いりません。」という意味で使われよくよく聞く表現です。
断らないときはYes please!を忘れずに。
海外での滞在先のカフェ、レストラン、ショップなどで「もっと○○がいりますか?」「買い物袋は必要ですか?」「デザートメニューをお持ちしましょうか?」などなど、聞かれることがあると思います。誘いや勧めを断る際には「No, thank you」と言っておくとわかりやすく混乱が少ないのですが「I am good, thanks.」は同じ意味として使うことができます。
誘いを断らないときは、もちろん、Yesのあとに please!をお忘れなく。