ウィーンの交通機関が乗り放題!特典いっぱいの「ヴィエナ・シティ・カード」が超お得【オーストリア】

Posted by: 鈴木幸子

掲載日: Feb 11th, 2020

「ヴィエナ・シティ・カード」が1枚あれば、とってもお得で便利なウィーンの旅が楽しめます。地下鉄・トラム・市バスが乗り放題になる上、美術館や劇場・レストランやショップ210以上の割引特典がつく超便利なカードです。どこで購入し、どのように使うのか、TABIZINEライターが体験談を元にお伝えします。

ヴィエナ・シティ・カードはどこで買う?


ヴィエナ・シティ・カードは、ウィーン市観光局やウィーン市交通局の主要チケット販売所、オーストリア連邦鉄道(ÖBB)の主要駅、主要ホテルなどで購入できます。


インターネットは10%オフですが、現地で有効化してカードと引き換える必要があります。バウチャーの場合の引き換えは、最終行の地図を参照ください。ただ、有効期限を過ぎたり、やり方を間違えると無効になりますので現地で購入する方が安心です。

カードの種類は24時間、48時間、72時間の3種


カードの種類は、24時間(17ユーロ)、48時間(25ユーロ)、72時間(29ユーロ)の3種。ウィーン市内の地下鉄、バス、市電が乗り放題となり、ファミリーの場合は同伴の大人1人に対し、15歳以下の子ども1人は公共交通機関乗車無料となります。


また、市内各種のウォーキング・ガイドツアーの割引があります。ボーナスブックがもらえるので、割引のある観光スポットやレストラン、ショップをまずチェックしましょう。

カードの使用方法


カードを購入したら、初回利用時にバス・トラムの車内、または地下鉄駅構内にあるマシンに入れて打刻します。二回目以降の打刻は必要ありません。有効時間まで乗り放題となります。

1回乗車券は2.40ユーロ、同料金で3つの交通機関を乗り継げる


チケットで乗車する場合の乗車券は2.40ユーロ。一度チケットを購入すれば、市内の地下鉄、トラム、市バスを同じチケットで乗り継ぐことができます。


オーストリアやドイツ、ハンガリーなどの中欧ヨーロッパでは、駅の改札がないところがほとんど。ウィーンの駅には打刻マシンはありますがチェックする駅員もいません。


だからといって、無賃乗車や、切符に打刻していないのが見つかると100ユーロ以上の罰金が科せられます。

空港トランスファーやツアーがつくカードもあります


ほかにも、基本特典プラス、空港トランスファー付きや、「ホップオン・ホップオフ・スタンダードツアー」を利用できるカードもあります。詳細は、下記のHPをご覧ください。


2階建てのオープンエア型バスで、ウィーン国立歌劇場、ホーフブルク王宮、ドナウタワー、シェーンブルン宮殿などの人気観光スポットを観光できて、いつでも好きな時に、バスの乗り降り自由。


ご自分の旅程によって、ヴィエナ・シティ・カードをうまく使ってみましょう。

ヴィエナ・シティ・カード
HP:https://www.austria.info/jp/%E6%97%85%E3%81%AB%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A4%E6%83%85%E5%A0%B1%EF%BC%86%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/%E5%BD%B9%E7%AB%8B%E3%81%A4%E6%83%85%E5%A0%B1/%E7%89%B9%E5%85%B8%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89

ウィーン市観光案内所
住所:Albertinaplatz/Maysedergasse, 1010 Vienna
開館時間:9:00〜19:00

ウィーン中央駅観光案内所 ÖBB案内所内
住所:Am Hauptbahnhof 1, 1100 , Vienna
開館時間:9:00~19:00 無休

ウィーン空港観光案内所 到着ホール
住所:1300 Schwechat, Vienna
開館時間:7:00〜22:00 無休

取材協力:
ウィーン市観光局
オーストリア航空
[All photos by Sachiko Suzuki]

PROFILE

鈴木幸子

sachikosuzuki 旅行記者、エディトリアル・ディレクター

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

出版社勤務や地球の歩き方編集を経て2001年に独立。世界60か国以上を頻繁に取材し、一期一会のハッピーな記事を書いています。JTBるるぶ「アンコールワットとカンボジア」初版制作。著書『もち歩きイラスト会話集タイ/池田書店』、『みやざきの自然災害』ほか。有限会社らきカンパニー主宰。「らき」はギリシャ・クレタ島の地酒の名前です。

SHARE

  • Facebook

オーストリアのカテゴリー