「見る、見える」以外にもある“See”の入ったフレーズ
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“See”は「見る、見える」という意味以外にもたくさんの使い方があります。今回は「見る、見える」以外の“See”の使い方をご紹介します!
「“分かる」という意味での“See”
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“See”には「分かる、理解する」という意味があります。日常会話でよく耳にする便利な決まり文句をいくつかご紹介します。
例)I see. (なるほど。)
道案内、ホテルのチェックインなどでン何かを説明してもらっているときに、Yes, Yesと連呼するよりところどころでI seeというと自然に聞こえます。
例)Wait and see. (待っていればわかるよ。)
We’ll see. (あとでわかるよ=様子を見ましょう、検討します。)
こちらのふたつは判断や決断を後伸ばしにするときの常套句で、何かに誘われたときにすぐには返事をしたくないときなどに便利です。We’ll see.(検討します。)というとNoと言わずにその場をすり抜けることができます。
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例)I will see what I can do.( 何ができるか確認してみます。)
これは、レストランやホテルのスタッフから言われることがありがちなフレーズです。入ったレストランが今晩は予約がいっぱいの様子。「ちょっと待ってもかまわないのですが・・・」といったところ、ウェイターの人がI will see what I can do と言われたら、「確認するのでちょっと待っていてください。」の意味。
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例)Let me see…(えーっと・・・)
切符が見つからない!泊まるホテルの名前が思い出せない!などなにかを探したり、思い出したりする際のちょっとした時間かせぎによく使えるのは、Let me see…(確認させて。えっと・・・)です。「イタリア旅行に行ったのは去年の、えっと・・・ゴールデンウィーク」とか「いとこは全部で、えっと・・・7人います。」など思い出すときにLet me seeをよく使います。
会うという意味での“See”
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もうひとつ“See”には「会う」という意味もあります。
例)Nice to see you again. (また会えてよかったです。)
のようにMeet(会う)にとても似た感じで使えます。
例)I am seeing someone. (付き合っている人がいるの。)
もうひとつ、非常によく聞く、他に言い換えることが難しい表現に「付き合っている人がいる。」というときの“See”があります。going out with で○○と付き合ってるという表現も同様に使えますが、相手がだれかを限定せずに漠然と「付き合っている人がいる」というときには、I am seeing someoneというのが一番、一般的です。ただ、この場合は付き合い始め、もしくは1年程度の関係のときによく使うニュアンスで、交際が数年、もしくは同棲中というような場合はこの表現を使う人は多くありません。
“See”には、「見る」以外にもいろいろな使えるフレーズがあることをご紹介しました。ぜひ使ってみてくださいね。
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