広いイートインスペースがうれしい!「毛青茶室」
台湾の街の至る所にあるドリンクスタンド。提供されているドリンクもさまざまで、台湾の方々はその日の気分でお気に入りのドリンクを楽しまれています。
ドリンクスタンドの多くは持ち帰り専門でイートインスペースはないのが一般的ですが、台北MRT行天宮駅近くのドリンク店「毛青茶室」には広いイートインスペースがあり、ちょっとした休憩に利用しやすいです。
ドリンクスタンドでこんなにも広いイートインスペースがあるお店は、台北では珍しいと言えるでしょう。落ち着いた雰囲気で、ゆっくりとドリンクを楽しむことができます。
プーアル茶が看板メニュー
まずは店頭のカウンターでドリンクを注文します。お店の方に看板メニューを聞いたところ、プーアール茶(陳年普洱)かプーアル茶のミルクティー(普洱拿鐵)とのこと。紅茶や烏龍茶のミルクティーはよく見かけますが、プーアル茶のミルクティーを飲んだことがあるという方は少ないかもしれません。
筆者はプーアル茶ミルクティーに、タピオカをプラス5元で追加して注文してみました。寒い日だったので、アイスではなくホットをチョイス。価格は中杯(Mサイズ)で70元(約270円)でした。
気になるプーアル茶タピオカミルクティーのお味は?
実は筆者はプーアル茶のミルクティーを飲むのは初めて。そもそもプーアル茶自体がクセがあるように思えて、自分ではなかなか買う機会がなかったのです。
ドキドキしながらひと口飲んでみると、まずはミルクのまろやかさが口いっぱいにふわっと広がりました。そして後からプーアル茶の渋い味わいがじわっと広がっていきます。苦手だったクセの強さを感じることはなく、プーアル茶とミルクってこんなに合うんだ!と、新たな発見でした。
プラスでトッピングしたタピオカは大粒でモチモチ、やわらかすぎないちょうどよい硬さにゆでられています。このもちもち感がドリンクのよいアクセントになっています。
飲む前は「プーアル茶のタピオカミルクティーってどうなんだろう?」と思っていたのですが、さすが看板メニューだなと納得のおいしさでした。近くを通りがかったときに、ぜひ寄っていただきたいドリンク店です。
住所:台北市中山區松江路365號號1樓
[All photos by Yui Imai]
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