
鳴門鯛 写真提供:徳島県・(一財)徳島県観光協会
徳島県のおいしいものとは?
四国の徳島県は、東京から飛行機で約1時間、大阪から車で約2時間と意外にもアクセスが良いのが魅力。全国的に知られた阿波踊り、ダイナミックな鳴門の渦潮などは必見。激しい潮流に揉まれて育った「鳴門鯛」や新鮮な魚介を焼く「海賊料理」、甘みが強くて栗のようにホクホクした「鳴門金時」など、おいしいものにも気を惹かれます。
徳島県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは。
徳島市ほか
「阿波尾鶏」徳島が誇るブランド地鶏

軍鶏(シャモ)の雄と、ホワイトプリマスロックの雌とを交配した「阿波尾鶏(あわおどり)」は、徳島県が誇るブランド地鶏で日本一の生産量。広々とした鶏舎で、80日以上ゆっくりと時間をかけて育てられた地鶏は、短期間で育てられるブロイラーとは肉質が違います。低脂肪でコク・甘み・うま味が多く、ほど良い歯ごたえが特徴。

(C) PR Times
インパクトの強い「阿波尾鶏」という名前は、尾羽が美しく躍動感あふれる鶏と徳島県が誇る夏の大イベント「阿波おどり」をかけて、当時の畜産研究課の職員が駄洒落で呼んだことがきっかけでした。

阿波尾鶏もも肉串 すだち添え (C) At Press
阿波尾鶏は、串焼き、焼き鳥、鶏鍋のほか、こんがり焼いたスパイシーな骨付きも人気。全国販売されているので、ぜひ味わってみたいですね。
■参照
阿波尾鶏 徳島県養鶏協会
https://tokutori.org/tori/
阿波尾鶏物語 -開発からブランド確立まで- 徳島県立農林水産総合技術支援センター
https://www.pref.tokushima.lg.jp/tafftsc/chikusan/outline/business/awastory.html
https://youtu.be/1c6Zdms3iS8
骨付き阿波尾鶏 一鴻 30秒CM/KATSUURAチャンネル
徳島市など徳島県東部ほか
「徳島ラーメン」3種類のスープを制覇したい

写真提供:徳島県・(一財)徳島県観光協会
地元では、中華そばや支那そばと呼ばれる「徳島ラーメン」。豚バラ肉と生卵のトッピングが特徴のご当地ラーメン。

スープは、豚骨+濃い口醤油、たまり醤油のこってり「茶(徳島ラーメン)系」、とんこつ+鶏ガラや野菜+薄口醤油のあっさり「黄(支那そば)系」、とんこつ+薄口醤油のマイルド「白(小松島)系」の3系統があります。
単に徳島ラーメンという場合には、茶系を指す場合が多いようです。

ラーメン好きのあなたなら、3種類のスープすべてを試したくなりますよね。
https://youtu.be/5jKNonceJpA
徳島ラーメン博覧会 in はな・はる・フェスタ2015/徳島新聞動画 TPV(Tokushima Press Video)
徳島市、神山町、佐那河内村、阿南市など
「すだち」料理を美人にする名脇役

全国生産量のおよそ98%を占める、徳島県の特産品「すだち(酢橘)」。名前の由来は、果汁を食酢として使用していたことに由来するそうです。清涼な香りと口をさっぱりさせる酸味の、料理の名脇役。

絞って使うだけでなく、薄切りにしてそうめんやそばのトッピングにすると、涼しげで美しいものです。

ミネラルウォーターや焼酎、お酒のロックに使うのも良いですね。香りも見た目もグッと良くなります。
すだちに多く含まれるクエン酸は、疲労回復を助けるともいわれますので、もっと積極的に取り入れたくなりますね。
■参照
とくしまブランド すだち (公社) 徳島県物産協会
https://tokushima-bussan.com/foods/sudachi/
https://youtu.be/GPMBvstOli0
神山すだち/神山町役場
今回は、徳島県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。
注意:2021年4月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。

sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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