おいり
香川県のおいしいものとは?
香川県は総面積全国47位と、全国一小さな県。雨が少なく、年間日照時間が長い、温暖な気候の晴れの日が多い県。サイズはコンパクトでも、日本のウユニと呼ばれる三豊市の「父母ヶ浜」、穏やかな瀬戸内海に浮かぶオリーブ畑が美しい「小豆島」、こんぴらさんと親しまれる「金刀比羅宮」、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三つ星(2009年版)に選ばれた「栗林公園」など見逃せないスポットがいっぱい。全国に知れ渡る讃岐うどんのほかに、瀬戸内海の旬魚さわら・はまち・牡蠣・いりこ、オリーブ飼料で育ったオリーブ牛など香川グルメが充実。
香川県グルメはたくさんありますが、あなたがおさえておくべき美味とは。
丸亀市、さぬき市、東かがわ市ほか
「讃岐うどん」つるつるピカピカの極上うどん
香川県といえば「うどん県」と名乗るほど、うどんには自信あり。しこしこの歯ごたえ、ピカピカ光る讃岐うどんは食べ逃せません。
セルフのお店でオリジナルうどんを
本場で讃岐うどんを食べる魅力の一つに、自分好みに仕上げられるセルフタイプのお店があります。自分好みの茹で加減で、出汁を注ぎ、薬味をのせるセルフは一種のエンターテイメント。気後れせずに、ぜひトライしてみたいもの。
釜玉うどん
釜玉うどん
TKG(たまごかけごはん)のうどんバージョン「釜玉うどん」。熱々のうどんにたまごを絡め、お醤油を垂らして。うーん、たまりませんね。和製カルボナーラともいえます。
生醤油うどん
生醤油うどん
茹であがったうどんを冷水で締めて、しょうゆをかけて食べる「生醤油うどん」。シンプルだからこそ、うどんの本当のおいしさがわかります。しょうがや大根おろしの薬味とともに、どうぞ。
ざるうどん
ざるうどん
冷水で締まったうどんを、つゆにつけていただき、のど越しを楽しむ「ざるうどん」。もう1枚とお代わりを頼みたくなります。
しっぽくうどん
しっぽくうどん
大根やニンジン、里イモなど、煮込んだ地元野菜をのせた「しっぽくうどん」は、気持ちがホッとする郷土料理。
サイドメニューも楽しみのひとつ
天ぷらうどん
御勘定する手前に置いてあるサイドメニュー、各種天ぷらやおにぎり、いなりずしにはついつい引き寄せられますね。天ぷら屋さんのメニューにはない、ちくわやゆでたまごの天ぷらは、讃岐うどんとベストマッチ。地元では、サイドメニューのおでんが人気。
セルフうどん体験 《香川県》/PrefKagawa 香川県インターネット放送局 『ちょっとみてみまい』
小豆島
「小豆島そうめん」瀬戸内の寒風と太陽が作り上げる
香川県の麺類はうどんだけではありません。奈良県の三輪素麺、兵庫県の揖保の糸とともに、日本三大そうめんといわれる「小豆島そうめん」があります。
三輪(奈良県)でそうめんの技術を学び、小豆島に持ち帰ったのが約400年前。冬の農閑期に、瀬戸内の寒風が吹き寄せる中での天日干しが麺を引き締め、太陽の光が麺をより白く仕上げるそうです。
さっぱりとしたそうめんは食欲のない時でも、のど越しよく食べられます。冷たいそうめんも良いですが、温かいにゅうめんや炒めてパスタ風にしても美味。ごはんを炊きあがるのが待てないほどお腹が空いている時は、そうめんならさっと茹でて食べられますので、ぜひおいしいものを手元に常備しておきたいものです。
小豆島手延素麺「島の光」-LIGHT OF THE ISLAND-/小豆島手延素麺協同組合「島の光」
小豆島、坂出市、東かがわ市、高松市など
「醤油」木桶による醤油づくり
香川県小豆島がそうめんのみならず、「醤油」の名産地でもあることをご存知でしょうか。香川の醤油の生産量は全国5位で、そのうちの約半数近くが小豆島産。小豆島には醤の郷(ひしおのさと)があり、趣のある醤油蔵が軒を連ね、登録有形文化財に認められた蔵もあります。
小豆島では、乳酸菌や酵母菌などおいしさを生み出す木桶による醤油づくりが行われ、全国の木桶仕込みの醤油の3分の1以上が小豆島産。小豆島の醤油は大豆と小麦を原料に、主に「淡口・濃口・再仕込」の3種類を製造。
島の醤油を使ったソフトクリームや佃煮も絶品。
■参照
小豆島は醤油の町 小豆島物語
https://shodoshima.npnp.jp/about/soysauce/
醤油のふるさと 小豆島 《香川県》/PrefKagawa 香川県インターネット放送局 『ちょっとみてみまい』
写真提供:(公社)香川県観光協会
今回は、香川県のご当地グルメの一部をご紹介しました。ご当地グルメには、各地の名産や文化が詰まっています。ぜひ、旅の思い出に味わってください。まだ出かけるのが不安というあなたは、通販で取り寄せできるお店もありますから、ご自宅で楽しむのも良いかもしれませんね。
注意:2021年4月現在の情報になりますので、店内での飲食ほか詳細につきましては、直接店舗へお問い合わせください。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
【日本三大うどん】香川「讃岐」・秋田「稲庭」、もうひとつは?
Jan 20th, 2023 | あやみ
寒いシーズンは、温かいうどんが恋しくなりますね。また、気温が上昇し、暖かくなると冷たいうどんを食べてクールダウンしたくなるものです。そんなうどんは、日本のソウルフードのひとつ。トッピング次第でアレンジ無限大なのも魅力です。さて、「日本三大うどん」といわれているのは、香川県の「讃岐うどん」、秋田県の「稲庭うどん」、あともうひとつは何でしょうか?
【久世福でご当地調味料の旅!人気記事ランキング】うに醤油からこな柚子こし
Jan 2nd, 2023 | TABIZINE編集部
バイヤーが実際に旅して見つけた、地方の心ときめく逸品を自宅の食卓で楽しむことができる産直スタイルのオンラインモール「旅する久世福e商店」(通称「たびふく」)で、「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシが、地方の調味料を実際にお取り寄せして、その味を土地の魅力とともに紹介する連載「久世福でご当地調味料の旅」。これまで公開した記事の人気ランキングを発表します。
香川県小豆島「島のパスタソース」はあえるだけで本格パスタが完成!【久世福
Dec 19th, 2022 | 石黒アツシ
全国からこだわりの生産者が集まった産直スタイルのオンラインモール「旅する久世福e商店」(通称「たびふく」)。バイヤーが実際に旅して見つけた、その土地ならではのおいしさを集めたということで、地方の心ときめく逸品を自宅の食卓で楽しむことができるんです。そこで、この連載では、ご当地の銘品や特産品に目がない「旅行家・食事家・写真家」の石黒アツシが、地方の調味料に注目。実際にお取り寄せして、その味を土地の魅力とともに紹介します。第9回は香川県小豆島の「島のパスタソース」です。
おばちゃんのパッケージが可愛いノンカフェインの「さぬきマルベリーティー」
Sep 17th, 2022 | TABIZINE編集部ブログ
TABIZINE編集部員が、取材先やプライベートで気になった小ネタをお届けする編集部ブログ。今回は、香川県のお土産「さぬきマルベリーティー」をご紹介。桑の葉を使ったノンカフェインのお茶で、体をいたわりたいときにぴったり。何よりおばちゃんが描かれたパッケージにほっこり癒されてしまうのです。
【香川県】うどんだけじゃない!絶景、アート、グルメ・・・一度は訪れたい魅
Jul 11th, 2021 | TABIZINE編集部
香川県といえば、うどんですが、魅力はそれだけではありません。もはや有名すぎるほど知られている日本のウユニ「父母ヶ浜」、アートの島「直島」、パワースポットやうどん以外のグルメなど、これまでTABIZINEで紹介した記事をまとめました。
【日本の美味探訪】心に残る香川県のご当地グルメ3選
May 5th, 2021 | 青山 沙羅
北から南まで全国47都道府県、日本には各土地の気候や文化に根付いたおいしいものがたくさんあります。この土地では何がおいしいの?ご自慢の郷土食は?旅に出たら、あなたの住んでいるエリアでは味わうことができない未知の美味を味わいたいですよね。あなたの旅がより楽しいものになるように、全国47都道府県各々のご当地グルメを3つセレクトしてみました。今回は香川県です。
香川がもっと楽しくなる!絶景&美食を堪能し尽くす「さあ!香川キラリ旅」
Oct 20th, 2020 | 小梅
香川県では現在、秋冬の旅キャンペーン「さあ!香川キラリ旅」がスタートしています。特設サイトでは、絶景と美食をテーマに、観光情報、美食グルメ情報、ツアープランなど、秋冬の香川県をとことん楽しむ情報をたっぷりと掲載中。今回はこのキャンペーンから、香川の魅力を感じる特別企画の一部をご紹介します!
【地方の美味を自宅で】香川県のお取り寄せグルメ4選
Jul 9th, 2020 | ひつじ
県外移動の自粛は解除されましたが、まだ旅行に出かけるのはためらってしまうかもしれません。それならば、食べ物だけでも旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。今回は香川県からおすすめのお取り寄せグルメをご紹介。絶品スイーツからごはんのお供まで。こんなときだからこそ、たまには料理をちょっとお休みしてお取り寄せをぜひ。
「絶品・生食パン」をオリーブ農園で発見!一度食べると忘れられない逸品をリ
Apr 17th, 2019 | 石原あや乃
食パンブームが加速するなか、本当に美味しい食パンを探し求めている方も多いのでは。今回は、香川県・小豆島にあるオリーブ農園、井上誠耕園(いのうえせいこうえん)が手がける「知る人ぞ知る、絶品・生食パン」をご紹介。一度度食べると忘れられない、その味わいとは?
あったら良いなを叶えてくれる宿|たったひとつを叶える旅<17>
Sep 12th, 2018 | 青山 沙羅
旅の目的は「たったひとつ」が潔いと思いませんか。今回のたったひとつは、あったら良いなに気づいてくれる宿、「阿讃琴南(あさんことなみ)」。何もない里山の中で、不便であっても、不満はない時間をご提案します。