550円ランタンの実力はいかに?
ダイソーで購入した「調光ランタン BIG[炎・白切替タイプ](左)」と「36COB ランタン BIG[白色](右)
ということで、こちらが近所(東京都内)のダイソーで運よくゲットできた2種のLEDランタンです。一方が「調光ランタン BIG[炎・白切替タイプ]」で、もう一方が「36COB ランタン BIG[白色]」と、ネーミング通りそれぞれキャラクターが異なるよう。どちらも550円(税込)という、キャンプギアとしては超破格のプライス設定です。
グローブ(ホヤ)部がフロスト(磨りガラス的な)かクリアかで見分けるしかなさそうっていうくらい、外観はどちらもほぼ同じなのも特徴の一つですね。グローブはどちらもガラスではないので、ある程度雑に扱っても大丈夫そうなのもうれしいところ!
キャンプシーンがイメージできるパッケージデザインも基本的にはほぼ同じ。どちらもSMDやCOB数の記載とともに、明るさ(ルーメン)も記載されています。
数値だけ見ると、「右の36COB ランタン BIG[白色]の方が明るい」ということはなんとなく想像がつきますが、どれくらい?どんな使い勝手?とまでイメージできる人は多くないかもしれませんよね。
各部の仕様を確認していきましょう~
さっそくいろいろいじってみて各部を確認してみます。まずは重量やサイズ感から!
どちらも300g未満でストレスなし!
キャンプシーンで何気に気になるのが重量です。テントやタープ内で吊るす時なんかは、重すぎるとテントに余計な負担をかけることになっちゃいますからね。もちろん、持ち運ぶときも軽い方がいいに決まってる!
ということで、キッチンから拝借したスケールに乗せてみると……?
結果は、どちらも乾電池込みで300gを下回りました。これならアウトドアで気軽に仕様することができそうですよね。
どちらも高さ18cmとスマホ感覚!
次に計測したのが各部のサイズです。高さはどちらも約18cm。筆者のスマホ(iPhone XR)より一回り程大きい感覚。テントサイトでサブのランタンとして小回りが効かせやすそうな大きさではないでしょうか。ちなみに、直径は10cmほどでした。
残念ながら防水ではなさそう
底面をクルクルと回してカバーを取り外すと乾電池スペースが登場します。どちらも単三×3本。ここにはゴムパッキンなどが施されていないことからも、「水濡れに注意!非防水!」ということがわかりますね。とはいえ、筆者は「雨に濡れて仕方ない」なんていう過酷なキャンプはなるべく避けるつもりなので問題なさそうです。
使い勝手はどうだ?
ココからは、肝心の使い勝手(光り方)の検証を進めていきます。550円ランタンの実力、超気になりますよね~。
中央の調光つまみを回すだけ
どちらも中央にレイアウトされている調光つまみを回すだけと、操作はめちゃくちゃ簡単。暗闇でも手探りですぐに発光させられるので、アウトドア派にはうれしい仕様!
調光ランタン BIGは揺れる炎点灯も!
フロストなグローブを装備した「調光ランタン BIG」を試してみます。パッケージを確認すると、なんと2種の灯りが楽しめるようですよ!
まずは調光つまみを右にひねった「白点灯」。350mA(MAX時)の淡く優しい灯りですが、ソロキャンプなどで自分の周囲を照らすのには十分な明るさではないでしょうか。
こちらは、調光つまみ一度戻して再び右にひねった「炎点灯」。20mAと、明るさを基準とすると実用性は皆無。でも、このゆらゆらと揺れる炎のような灯りは雰囲気満点。晩酌のムード作りには最適かも!
36COB ランタン BIG[白色]は超有能!
次に、12のLEDを直線に配置したCOBが三面に搭載された「36COB ランタン BIG[白色]」を試してみましょう。こちらの点灯パターンは1種類。
調光つまみを右に回すほど明るくなりますが、250ルーメン1,000mAの実力はなかなかのもの。こちらのモデルにはシェード部分の裏にもリフレクターが備えられているので、シャープな光がランタンの下周りにもしっかり届いているのがわかりますよね!
利用シーンに応じて選びたい!
今回は、ダイソーで購入した2種の550円(税込)ランタンを比べてみました。
雰囲気を楽しみたいなら、柔らかい灯りと炎のような揺らぎが楽しめる「調光ランタン BIG[炎・白切替タイプ]」、実用性重視なら「36COB ランタン BIG[白色]」というように、利用するシーンに応じて選ぶのがいいかもしれません。とはいえ、リーズナブルなので筆者のように両方ともゲットしても楽しいはずですよ!
コンパクト&軽量なのも特徴なので、ソロキャンプ派にもおすすめしたい逸品でした!