【台湾現地レポ】魯肉飯と肉つみれスープを華西街夜市の人気店で!台北「小王煮瓜」

Posted by: Yui Imai

掲載日: Jun 7th, 2022

台湾の食堂の定番メニューとなっている魯肉飯(ルーロウハン)は、お店によって味が異なる食べ比べが楽しいグルメです。今回は台北の華西街夜市にある人気店「小王煮瓜」で、魯肉飯と人気のスープ・清湯瓜仔肉etc.をテイクアウト。じっくりと煮込まれたお肉がのった魯肉飯と、ジューシーな肉つみれがたっぷり入ったスープに、大満足のランチとなりました。

魯肉飯


 

華西街夜市にある人気魯肉飯店「小王煮瓜」

小王煮瓜

今回訪れた「小王煮瓜(シャオワンジュグア)」の最寄り駅は、台北MRT龍山寺駅。駅から歩いて数分の、華西街夜市の中に店舗を構えます。この夜市はディープなグルメがそろっているものの、治安はあまりよくないという情報もあるので、夜に女性1人で訪れるのは避けた方がいいかもしれません。

お店自体は創業1975年から続く人気店で、お客さんがひっきりなしに足を運んでいるのを目にします。筆者はランチタイムに訪れましたが、周りは商店街のようなローカルな雰囲気でした。

まずは伝票に記入して会計を

店内の様子
店内は明るく広々としていて、気持ちよく食事ができそうな雰囲気です。テイクアウトの場合は、限定のお弁当を購入するのもおすすめ。

テイクアウト用伝票

今回はテイクアウトだったため、まずは店頭に置かれている伝票に記入し、会計を済ませます。番号が書かれたレシートと引き換えに商品を受け取ります。

テイクアウトの様子

今回は魯肉飯と清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)、油豆腐(厚揚げ)と滷鴨蛋(鴨の煮玉子)を注文しました。合計価格は132元(約570円)です。

じっくりと煮込まれたつやつや魯肉飯に舌鼓

魯肉飯や清湯瓜仔肉

では、さっそくいただいてみます。

魯肉飯

まずは魯肉飯をひとくち。黒に近い色までじっくりと煮込まれた豚肉は、つやつやに輝いていておいしそうです。肉はしょうゆベースの濃いめの味付けで、脂身の部分が口の中でとろっととろけます。

かといってしつこくもなく、絶妙なこってり感と塩加減。これはわざわざ食べに行く価値のある魯肉飯だと感じました。

清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)もぜひ一緒に

清湯瓜仔肉

続いては清湯瓜仔肉(肉つみれと瓜のスープ)を。実はこちらは同店の看板メニューです。黒っぽい色合いのスープで底が見えませんが、スプーンですくってみると、たくさんの肉つみれと瓜が顔を出します。

いったいどんな味がするんだろう?と口に運んでみたところ、肉のコクが溶け出たスープで、醤油ベースの飲みやすい味でした。豚つみれはジューシーで歯ごたえもあり、肉の旨味が凝縮されています。瓜はみずみずしくシャキシャキとした食感が心地よいです。具沢山で食べ応えのあるスープでした。

鴨の煮玉子と厚揚げ

鴨の煮玉子はほんのり硬めで、醤油ベースの味がしっかりと染み込んでいます。これだけでもご飯がすすみそう。厚揚げはやわらかくてやさしい味で、箸休めにぴったりです。

「小王煮瓜」は、醤油ベースが強めの魯肉飯が好きな人にぜひおすすめしたいお店です。みなさんもいつか台北にいらっしゃった時には、肉つみれと瓜のスープと一緒に、黒く輝く魯肉飯をぜひ味わってみてくださいね。

小王煮瓜
住所:台北市萬華區華西街17之4號攤位153號

[All photos by Yui Imai]
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PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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