【台湾】なんとも大胆!ひとり鍋チェーン店「8鍋」のテイクアウトをレポート

Posted by: Yui Imai

掲載日: Jun 22nd, 2022

台湾には鍋屋さんが多くあり、一人ひと鍋の鍋屋さんもあれば、大きな鍋をみんなで囲むスタイルのお店もあります。筆者は一人ひと鍋スタイルのお店をよく利用するのですが、今回は新型コロナウィルス感染対策も兼ねて、チェーン店「8鍋」でテイクアウトしてみました。鍋ものだって持ち帰れちゃう台湾、包装の仕方もなかなか大胆でしたよ!

ビニール袋に鍋が

 

リーズナブルな一人ひと鍋チェーン店「8鍋」

8鍋

「8鍋」は一人ひと鍋スタイルのチェーン店で、台湾北部を中心にいくつかの支店があります。

店内の様子

一人ひと鍋スタイルの鍋屋さんは、他の人に気を遣わずに好きなスープを選んだり、好きなタイミングで具材を入れながら食べることができるので、便利だなと感じています。同店の鍋は1つ140元(約630円)からと、リーズナブルな価格設定が魅力です。

イートインの様子

イートインの場合は、ご飯が食べ放題で魯肉(煮込んだ豚肉)もかけ放題、ドリンク2種類が飲み放題、アイスクリーム4種類も食べ放題に。安くお腹いっぱい食べたい時にぴったりで、友人とよく通っていました。

一人分の鍋もテイクアウトできちゃう

でも、台湾では2022年6月現在、新型コロナウイルス感染症が大流行中です。人口が日本の約5分の1であるにもかかわらず、1日の新規感染者が5〜8万人ほどという状況……。ということで、感染対策も考えて今回筆者はテイクアウトで購入してみました。

鍋をテイクアウト

購入したのは「原味羊肉鍋(オリジナル羊肉鍋)」。テイクアウトだと10元引きになるようで、130元(約585円)でした。鍋に加えてご飯とドリンクがセットで付いてきます。

ビニール袋に調理済みの鍋が

鍋一人分

それにしても「鍋料理をテイクアウトってどうやって?」と思う人もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか? 台湾のテイクアウト方式はなかなか大胆。今回は大きな紙カップの中に、ビニール袋に入れられた鍋料理が入っていました。

ビニール袋に鍋が

紙カップよりも鍋の具材の方が多いのでは?と感じたので、まずスープを別のお椀にそそぎ、具材を紙カップの中に入れ、後からお椀に入れておいたスープを上からかけてみました。

紙カップにうつしていただく

無事、こぼさずに紙カップに写すことに成功! さっそくいただきたいと思います。

具沢山がうれしい!羊肉鍋のお味は?

具沢山な鍋

肉や野菜の出汁がしっかり出ているやさしい味のスープにほっと温まります。台湾の羊肉は実はヤギの肉なのですが、歯ごたえがあって肉の旨味がぎゅっと広がります。付け合わせの豆板醤との相性もよいです。

他にもキャベツなどの野菜やエノキ、タコさんウインナーに肉団子、魚のすり身団子やモチモチした餅のようなトッピング、かまぼこや昆布、玉子も入っていました。具材が盛りだくさんな鍋です。

今回はじめて同店で鍋をテイクアウトしてみましたが、家でゆっくり一人鍋をいただくのもよいなと感じました。一人分の鍋物だって気軽にお持ち帰りできちゃうのは、台湾ならではですね。

8鍋
公式ホームページ:http://www.8pot.com.tw

[All photos by Yui Imai]
Do not use images without permission.

 

PROFILE

Yui Imai

Yui Imai ライター

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

語学留学とワーキングホリデーを経て、現在も台湾と日本をしょっちゅう行き来しているトラベルライターです。台湾で長く生活していくうちに、あたたかくてエネルギッシュでちょっぴりおせっかいな台湾がすっかり大好きに。

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