
富山県氷見市の素材を活かした「ひみぷりん」
「ひみぷりん」は、富山県氷見市の地元素材を活かしたこだわりのプリン専門店として、2022年6月1日にオープンしました。ひみぷりんを生み出した匠屋の代表は、「いつか寒ブリに次ぐ氷見市の新しい名物となるようなお土産を作りたい」と考えていたのだとか。そこで生まれたのが子どもから年配の人までが大好きな「プリン」だったそうです。

毎日工房で専属スタッフが手作りでプリンを作っていて、氷見でしか食べられないひみぷりん。今回は、4種類あるひみぷりんの中でも氷見のイメージを元にしたプリン「氷ぷりん」と、氷見からすぐ近くの能登半島で取れた塩を使用した「塩プリン」を紹介します。
瓶には、帽子を被ったふっくらしたカモメのイラストが描かれています。瓶の大きさは、直径約5.5cm、高さ約8cm。食べ切るのにちょうどいいサイズですね。
試行錯誤してでき上がった「氷ぷりん」
まずは、「氷ぷりん」から紹介しましょう。
氷見市は「氷」の文字が入る珍しい地名で、かつ寒ブリが有名な地域。匠屋の代表が、その寒ブリがたくさんの氷で冷やされている売場を見ている際に、ふと「氷見の新しい名物として、『氷プリン』という商品があってもいいのでは」と思いついたのだとか。そして、試行錯誤の上で生まれたのが、氷ぷりんなのです。

氷ぷりんは、一番上に氷をイメージした水色のジュレがのっている見た目にも涼しげなプリン。1㎏約10万円する高級天然バニラビーンズや、乳脂肪分が高い高級な生クリームを使用しているという、かなりのこだわりです。牛乳は、とやまアルペン乳業の牛乳を使っているそう。

氷ぷりんには、別添の氷砂糖がついているので、これをプリンの上にかけていただきます。

氷砂糖をかけると、まさに海の上に氷が浮かんでいるような仕上がりになりました!

スプーンを入れてみると、氷砂糖のシャリシャリした感触を感じます。一口食べてみると、シャリシャリとした氷砂糖とラムネ味のジュレが混ざり合い、まるで氷を食べているような不思議な食感に。
下のプリンのとろり濃厚な甘さと、ラムネの爽やかな風味が、絶妙なバランスになっているプリンでした。見た目だけでなく、味も氷のような涼しさがあるので、夏の暑い季節にはぴったりですね。
能登の塩を使った「塩ぷりん」

次は「塩ぷりん」です。塩ぷりんは、氷見市の近くの能登半島で取れた塩を使用しています。プリンに塩味を加えることで、新しい味わいのデザートを表現したのだとか。黄色ではなくて真っ白なプリンが特徴。カモメのイラストが映えますね。

塩ぷりんはとろっとした感触で、食べてみると、ミルクの濃厚な味に塩のしょっぱさがいい塩梅。塩のおかげでプリンの甘さが引き立ち、さらにおいしさを引き出しているようです。スプーンをすくう手が止まらなくなる味でした。ぺろっと完食です。
氷見でしか食べられない「ひみぷりん」をお土産に

氷見市で生まれた、ここでしか食べられないひみぷりんは、ひみ番屋街内にある、ひみぷりんの実店舗でのみ購入が可能です。
お店には、今回紹介した氷ぷりんと塩ぷりんのほかに、「なめらかプリン」「塩キャラメルプリン」もあるので、全部のプリンを味わってみてくださいね。
ひみぷりん
価格:氷ぷりん 490円(税込)、塩ぷりん 430円(税込)
販売店:「ひみぷりん」実店舗(富山県氷見市北大町25-5 ひみ番屋街内)
※今後、通販も開始される予定。詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイト:
https://www.himi-purin.com/ [All Photos By Kaori Simon]
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Kaori Simon ライター&フォトグラファー
東京在住のフォトライター。K-POP、旅行、グルメ、カルチャーなどを中心に撮って書いて活動中。好きなことには猪突猛進。小学生の頃からずっと何かの「オタク」。座右の銘は「努力は裏切らない」。
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