国内外に関係なく、ガッカリしたという旅先はありますよね? ガイドブックやインターネットの記事などを見て心躍らせて訪れたものの、実際は想像よりもショボかった・・・。そんな経験、少なくない人が体験しているはずです。
そこで今回はTABIZINEの読者498人を対象に、「今までに行ってみてガッカリした世界の有名観光地は?」と聞いてみました。
高いお金を払って行く旅行、せっかくなら間違いのない旅先に行きたいですよね。2017年にはどこか遠くに行こうと思っている人は、その旅先選びの参考に役立ててみてくださいね。
ガッカリなスポットの定番!? シンガポールの・・・
今回の調査で最多の36票を得た観光スポットは、シンガポールのマーライオンでした。
「思っていたよりも小さい」「しょぼかった」「たいしたことない」「小さくて残念」「スケール感がない」「工事中だった」「増殖しすぎて感動が薄れた」「拍子抜け」など、残念なコメントが殺到。
確かにマーライオンは世界のガッカリ観光スポットとしても有名ですよね。その評価を裏付けるような話として、今回のTABIZINE独自調査でも、ネガティブな意見が集まりました。
しかし一部には「小さいとか言うけれど、可愛いと思った」といった前向きな意見も。最初から「大きい」「スケール感がすごい」などと期待せずに見れば、「愛らしいね」と思えるのかもしれませんね。
ちなみに「想像よりも小さかった」という評価においては、ベルギーの小便小僧、デンマークの人魚姫に関しても、同様のコメントが寄せられていました。『TABIZINE』的世界三大がっかりモニュメントは上述の3つと言えるかも!?
華の都・パリは“がっかりの都”!?
日本人にとって、憧れの都市と言えばフランスのパリも挙げられるかと思います。しかし旅を愛するTABIZINE読者のアンケート調査によれば、パリ(あるいはパリの有名建造物)にはがっかりしたという声が10票を超えて集まっていました。
「汚い」「差別が激しい」「エッフェル塔の下で写真撮影をお願いしたらお金を取られた」「街は汚いしスリが多い」「ゴミが落ちていたりして、街が汚い」「想像以上に汚くて、パリにはがっかりした」「路地裏にネズミがたくさんいた」「街が吸い殻だらけ」など、マイナス評価が続々・・・。
実はパリの汚さについて、パリ在住のTABIZINEライターも過去記事「ありえない!日本人がフランスで驚いたこと5選〜遅刻が礼儀?〜」で紹介しています。歴史もあり、有名な建築物も多く、世界中から絶え間なく観光客を集める世界的な都市ですが、一方でがっかりしてしまう人も少なくないみたいですね。
ちなみに同じヨーロッパの人気都市ローマ(真実の口やトレビの泉、スペイン広場などローマの主要観光スポットを含む)に関するがっかり票も13票と、パリと同程度に集まっていました。
アジアの都市は総じて・・・!?
次はアジアの都市について。日本人の海外旅行先は日本旅行業協会の情報を見ると、近隣の中国、韓国、台湾、香港などに集中していると分かります。旅費も安いですし、飛行機に乗っている時間も少なくて済むからですね。
しかし、今回の調査によれば中国の北京、上海、香港、韓国のソウルなどの主要都市は、10票前後のマイナス票が集まっていました。行く人が多い分だけマイナスの評価も増えざるを得ないのですが、アジアの観光でがっかりしている人は少なくないみたいですね。
例えば北京については「空気が汚くのどが痛い」「汚くていい思い出がない」など。
上海については「マナーが悪い。タクシーに乗るにも順番無視。降りるのに料金精算している途中に人が乗ってくる」「見るところがなかった。中華もいまいち」「街があまりにも汚かった」などの意見がありました。
香港については「ゴミだらけで汚い」「梅雨の時期に訪れたせいで、日本以上に蒸し暑かった」。
ソウルについて「東京とあまり感覚が変わらなかった(中略)海外に来たぞというワクワク感が感じられなかった」「日本とあまり違いがなかった」などのコメントも。
アジアの観光では、どこか日本と同じような快適さを求めながらも、一方で日本とは違う異国も感じたいという自分も居て、評価が厳しくなってしまうのかもしれませんね。
以上、TABIZINEが読者498人に行った独自調査から、海外の旅先でがっかりしてしまったスポットを紹介しましたが、いかがでしたか?
ちなみに5票以上の得票があった場所としては、マカオ(6票)、グラム(5票)などもありました。国内では札幌の時計台が6票を獲得。
一方で今回の調査、「がっかりした場所がない」という票が70を超えて集まりました。上述のランキングと矛盾するようですが、海外旅行はどこであれ、海外というだけで楽しいという人も多いみたいですね。
[All Photos by shutterstock.com]