旦那さまがフランス人なんて、なんだか素敵だわ~とうっとりしてしまいますが、結婚生活は現実の積み重ね。育った環境が違うもの同士が一緒に生活するのですから、日本人同士でもなんだかんだ衝突することがあるのは当たり前のことですよね。
その相手が外国人ともなると、育った環境はおろか、そもそもの文化が違うのですから、生活を始めてみて驚くことも沢山あります。
今回はA子さんに、そんな驚きの真実を赤裸々に語っていただきました。第2弾です。
フランス人は家に人を招くのが好き
フランス人は自宅に人を招くのが好きで、招く側は招かれた人をもてなすというのが、日常的に行われています。いわゆるプチホームパーティー的なものでしょうか。
日本で暮らすA子さんも、同じフランス人夫を家族にもつコミュニティがあるので、日本に居ながらにして知人宅に招かれることもしばしばあります。子供がいると、そういったコミュニティにも参加しやすいのだとか。
とにかくずっとおしゃべりし続けるフランス人
休日は14時ごろから何かしら食べ始め、デザートとコーヒーまでしっかり食べます。
メインはなんといってもおしゃべり。
話題は、政治、宗教、世間話、前回のバカンスはどこに行った、あとは日本人が話す内容とさほど変わらないような他愛もない話をひたすらおしゃべりし続けます。
会話に参加していないと、その場にいないものとみなされるんだとか。なかなか厳しいものがありますね(笑)。でも途中で抜けるのは全く問題ないんだそう。
おしゃべりに花を咲かせていても、興味のない話題はスルー。日本人みたいに気を遣って、会話を拾ってあげるという気遣いは一切ありません。
ずっとおしゃべりし続けて、気が付けば深夜の2時なんていうこともザラ。そのうち招いた側の家主が眠そうにしはじめても、まるでお構いなし。そのあたり、フランス人は全く空気を読まないのです。
そして、そのうち眠い家主の「ああ~眠い。もうそろそろ寝たいわ~」というわざとらしい演技が始まり、会はおひらきに(笑)。
会話を妨げるものは嫌い
フランス人はテレビが嫌い。なぜなら、テレビに集中してしまい、会話がなくなるのが嫌なのです。
現に、A子さんのフランス人夫の実家にもテレビがないのだとか。とにかくおしゃべりが第一優先なのですね。
朝起きた時、帰宅した時、お決まりのようにテレビをつける、ザ・日本人な筆者にとっては、テレビがない生活ってちょっと考えられません。日本のようにテレビ=娯楽、っていう考えはないのでしょう。
お休みの日は基本、みんなで集まっておしゃべりしているというフランス人。
その分平日は地味な生活を送り、早く就寝します。オンオフの区別がハッキリしていて、A子さんの話を聞きながらなんだかフランス人の生態が少しだけわかったような気がしました(笑)。
フランス人の生態についてさらにくわしくは、過去記事『妻になって初めて知る真実!私の夫は外国人~バカンスに命をかける〜』『フランス人は日曜日、街に遊びに行かない〜フランスと日本の週末の違い〜』もぜひ!
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