【2024年開運】新潟県のパワースポット3選！美人林、神の降り立つ場所、商売繁盛

大野亀（佐渡市）　写真提供：佐渡観光PHOTO

美人林（十日町市）

美人は強い！蘇った奇跡のブナ林

写真提供：公益社団法人 新潟県観光協会

大正末期、当時の地主がブナ林をすべて伐採して薪や炭に変え、関東のほうへと引っ越してしまいました。立派なブナ林は見る影もなく、無残な裸の山に。ところが翌年、この山のブナの若芽が一斉に生え、その後順調に成長し、数十年後、幹の太さや高さが整った美しい立ち姿のブナ林へと変貌する奇跡が起こりました。

杉の植樹が推進され、多くのブナ林が杉林へと姿を変えて行ったときも、美人のようなこの林は残しておきたいと「美人林」は守られたそうです。今では全国から写真愛好家をはじめ年間10万人が訪れる、人気の観光スポットになりました。

写真提供：公益社団法人 新潟県観光協会

美人林を散策した後、通称「美人林の鏡」と呼ばれる池に顔を映すと、今まで以上に美人になった自分を発見できるかもしれませんよ。春夏はフレッシュ・グリーン、秋はオレンジの紅葉、冬は純白の世界と、季節ごとに訪れたくなる素敵な場所です。

■参照
年間10万人が訪れる美人林はなぜ生まれたか　松之山温泉

★開運ポイント＜心身浄化＞
美人林を散策すると、小鳥のさえずりや風が揺らす葉擦れの音、森の香りを感じて、心身ともにリフレッシュ。しなやかな美人の木が、奇跡的に蘇ったという奇跡のパワーもいただけそうです。

大野亀（佐渡市）

神の降り立つ場所

写真提供：Ramez氏

佐渡市の「大野亀」は、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」2つ星を獲得した巨岩。海にせり出した山のような高さ167メートルの巨大な岩の頂上には石塔があり、航海の安全を守る龍神として信仰されています。その昔、大野亀は「神の降り立つ場所」と呼ばれました。「願（ねがい）」という地名や、現世と来世をつなぐ「賽の河原」があり、神秘な雰囲気が漂います。鳥居を背に立つ大野亀はなんとも神々しく、まさに神の岩にふさわしく思えるものです。

トビシマカンゾウの群生地でもあり、5月末から6月の初夏にかけては鮮やかな黄色い花開き、多くの人が訪れます。

★開運ポイント＜心身浄化＞
「神の降り立つ場所」と呼ばれた大野亀。佐渡では亀は「神」を意味するそうで、入り口の鳥居は大野亀を向いて立っており、大野亀を信仰していることがわかります。神様に失礼のないよう、敬意を持って手を合わせましょう。

高龍神社（長岡市）

全国各地から参拝者が絶えない商売繁盛の神様

写真提供：公益社団法人 新潟県観光協会

商売繁盛の神様として、県内および全国各地から参拝者が絶えない「高龍神社（こうりゅうじんじゃ）」。信仰の歴史は古く、今から約600年前に、南朝の武将高野木（コウノギ）民部永張が戦いに敗れて都を落ち、高龍大神の導きにより命を助けられたことから始まったといわれています。村人たちは何百年もの間、この高龍神社伝説を信仰してきました。

高龍神社では、御神体である龍の使いである白蛇が有名。神様へのお供えセットの内容は、お神酒、生卵、ろうそくで、卵は蛇の好物にちなみます。高龍神社は、昔から参拝者が名刺を壁に挿す風習があり、壁一面にたくさんの名刺が。天に昇る龍は「運気を上げ」、白ヘビは「金運・商売に御利益がある」とされ多くの参拝者が訪れます。

■参照
高龍神社｜新潟の観光スポット｜【公式】新潟県のおすすめ観光

★開運ポイント＜金運・商売繁盛＞
龍を祭っている奥の院と神社の中間点にある院には、実際に白蛇がいるといわれているので、見かけたら「金運・商売」のご利益が授かれるかもしれませんよ。

今回は、新潟県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットでよい運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。

※記事掲載の情報は、変更になる場合があります。最新情報については、必ず公式サイトで確認あるいは直接施設へお問い合わせください。
 

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。