まずは知りたい!日本各地の人気いちご
冬から春に旬を迎え、果物売り場にはお馴染みの品種から高級品までさまざまな品種が並ぶ「いちご」。そこで晴苺」の特徴などに触れる前に、まずは人気のいちごのそれぞれの特徴をチェックしょう!
「あかい」「まるい」「おおきい」「うまい」の頭文字をとった福岡県の「あまおう」。大粒で果肉もしっかりと、甘くて酸味もあり、“これぞいちご”な人気もの!
関東でよく流通している栃木県の「とちおとめ」は、果肉は少しかためで、甘酸っぱさと一緒に食感を楽しめるのも特徴です。
話題の品種は栃木県の「スカイベリー」。粒が縦長に大きく明るい赤色で、甘みと酸味のバランスもよく食べ応え抜群!
2015年に誕生した熊本県の「ゆうべに」は音読した「熊(ゆう)」と鮮やかな果皮の「紅」色が由来の品種。円錐形で果肉も赤く、甘味と酸味があり香りは芳醇。11月頃から収穫され早くから楽しめます。
奈良県の「古都華(ことか)」は、赤くて大きく、甘みと香りが濃厚なのが特徴。日持ちもして、近年はスイーツとの組み合わせを見かけることが多くなりました。
長崎県や茨城県などで生産される「桃薫(とうくん)」は、淡いピンク色で果肉は白くてやわらかく、桃のような香りと甘酸っぱさが特徴。旬は2月頃からと少し遅く、生産量も少ない希少な品種です。
(参照「旬の食材百科」:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Strawberry-page.htm)
(参照「イチゴWikipedia」:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4)
2019年デビュー!晴れの国・岡山の「晴苺(はれいちご)」
日照量が多い岡山県は、夏から秋は桃やぶどうなどの果物が味わえ、「くだもの王国おかやま」のイメージも定着しています。そんな岡山県が冬から春に届ける果物に「いちご」に着目。2019年12月に「晴苺(はれいちご)」がデビューしました。
晴苺は美しい色、形、甘さ、酸味、香りとバランスが優れていることが特徴です。太陽を浴びて育った晴れの国のいちごであることと、「ハレの日」の贈り物にもぴったりな品質の高さが伝わるようにと名付けられました。
栽培が難しいため、岡山県ブランドいちご研究会を発足し、古い葉をとる「葉かき」や不要な花を除く「間引き」などの細かい作業を徹底。桃やぶどうの栽培で培った伝統の栽培方法や高い技術力をもって、団結し栽培しているのです。
どっしり大粒の晴苺! マスク越しでも分かる豊かな香り……!
光沢のある果皮は鮮やかな赤色で、ヘタもピンと上を向いて生き生き! 果肉はやわらかく、瑞々しく、甘みがジューシーに広がります!
果肉まで赤くて、強すぎない酸味が濃厚な甘みを爽やかに。他の品種よりビタミンCが多く含まれているのもうれしいところ。さすが太陽をいっぱい浴びた晴苺です!
春先まで「晴苺のスイーツフェア2022」開催!
2022年1月26日(水)〜3月5日(土)には、都内3店舗で旬を迎えた晴苺を使ったスイーツを楽しめる「晴苺のスイーツフェア2022」が開催中です!
多くの果物やいちごの品種を見てきたプロたちも「晴苺は艶が良く、スイーツにすると映える」と声をそろえるそう。そんな晴苺を3つのスイーツで味わえる貴重なフェアです。
2022年1月26日(水)〜2月1日(火)は、東京・新橋の「ももてなし家(とっとり・おかやま新橋館2階)」で「晴苺のパフェ」(1,680円・税込)が登場(1日20食限定)。
大きな晴苺と細長いパイをトッピングした、可愛らしいパフェ。生クリームには晴苺の香りものりとてもリッチな仕上がりです。もったり系でコクがあるカスタードクリーム、バニラアイス、スポンジ、鳥取県の「白バラ牛乳」のミルキーなミルクプリン、カリッと食感のグラノーラ、いちごジャムと下へ続き、晴苺の甘みに浸りつつさっぱりと食べ終えられます。
こちらは試食用のミニサイズ。薄くスライスしても甘みと酸味の濃い香りが伝わります! パフェはなくなり次第終了なので早めに予約して行ってみましょう!
2022年2月1日(火)〜2月7日(月)には、東京都・西葛西の「フォーシーズンズカフェ」にて「晴苺のショートケーキ」(780円・税込)が登場(1日30食限定)します。
雪原のような生クリームを背景に晴苺の赤が艷やかで、スプーンを入れるのもためらうコントラスト。甘すぎない生乳感ある生クリームがたっぷりで、晴苺の濃い甘みが際立ちます。
薄くてもしっとりとしたスポンジを間に、カップの底では酸味の強いベリーソースが刺激的! ホールケーキのような幸せとベリー系の違いも楽しめます。季節のフルーツのスイーツで人気のカフェならではの贅沢感。入荷の状況でパフェも登場するかもしれないそう。
2022年2月28日(月)〜3月5日(土)には、東京・日本橋茅場町の果物店&フルーツパーラー「イマノフルーツファクトリー」で「晴苺のサンド」(850円・税込)が登場(1日30食限定/テイクアウトのみ)。
1952年創業の老舗のフルーツサンドには、果物の形や切ったときの断面の美しさを大切に果物が選ばれているそう。食べる前にじっくり断面もご覧ください!
サンドのために選ばれた晴苺はゴロンっと大粒! 晴苺に合わせて作られたバタークリームはなめらかで、想像より軽くさっぱりとした味わい。主張しすぎないクリームと薄いパン生地のバランスで、主役である晴苺の濃厚な甘みを堪能してと、果物愛にあふれたサンドです!
アンテナショップでゲット!
フェア限定スイーツは晴苺の入荷状況によって、提供時期や数量も変更する可能性もあり。訪問前は公式サイトや電話で確認してみてください!
また、2022年1月現在は、東京都内のスーパーでの取り扱いはまだまだ少ないようですが、「とっとり・おかやま新橋館」の1階では1パック(1,280円・税込)で販売されているので、旅行気分で訪れてみるのもいいかもしれません。
温暖な気候の中で太陽を浴び、果物作りの歴史とこだわりが生み出した、桃とぶどうに次ぐ最高級ブランド晴苺。「くだもの王国おかやま」の、自慢の貴重な晴苺とスイーツを味わってみてください!
住所:東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1・2階
【1階ショップ】
TEL:03-6280-6474
営業時間:10:00〜21:00
【2階ビストロカフェももてなし家】
TEL:03-6280-6475
営業時間:11:00〜22:00(LO.21:00)
定休日なし(12月31日~1月3日を除く)
交通:東京メトロ銀座線「新橋駅」3番出口からすぐ
公式サイト:https://www.torioka.com/
開催期間:2022年1月26日(水)〜3月5日(土)
●提供商品:1日20食限定「晴苺のパフェ」
●価格:1,680円(税込)
●提供期間:2022年1月26日(水)〜2月1日(火)
●提供場所:とっとり・おかやま新橋館2階「ももてなし家」
●住所:東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス1・2階
●提供商品:1日30食限定「晴苺のショートケーキ」
●価格:780円(税込)
●提供期間:2022年2月1日(火)〜2月7日(月)
●提供場所:フォーシーズンズカフェ
●住所:東京都江戸川区西葛西6-5-12
●HP:http://www.fourseasons-cafe.com/sp/
●提供商品:1日30食限定・テイクアウト限定「晴苺のサンド」
●価格:850円(税込)
●提供期間:2022年2月28日(月)~3月5日(土)
●提供場所:イマノフルーツファクトリー
●住所:東京都中央区日本橋茅場町1-4-7
●HP:http://imanofruits.pepper.jp/
[all photos by kurisencho]