京都・宇治のお茶屋「伊藤久右衛門」
「伊藤久右衛門」は天保3年創業の京都の宇治にあるお茶屋さん。同社のお茶は多くの有名社寺に御用達になっていることからも、その質の高さをうかがい知ることができますよね。宇治茶の販売はもちろん、宇治抹茶を使った和菓子やスイーツ、蕎麦など、約100商品を販売しています。
今回紹介するのは、2022年3月29日(火)に発売されたほうじ茶を使ったレトルトカレー「宇治ほうじ茶キーマカレー」。2014年に販売を開始して話題を呼んだ「宇治抹茶カレー」の姉妹品です。
今回は、宇治にある茶房で人気だという「あいがけカレー」を楽しめる「宇治ほうじ茶キーマカレー」と「宇治抹茶カレー」のセットをオンラインで注文。大きめの段ボールに、商品のパッケージがズレないように梱包材でしっかり固定されて届きました。ポスト投函で送料が安いメール便も選べますよ。
ほうじ茶の香ばしさの中に辛さがしっかり残るキーマカレー
「宇治ほうじ茶キーマカレー」は、通常より火入れを濃くしたほうじ茶で香ばしさを引き出し、スパイスとの相性ぴったりに仕上げたカレーです。黒いパッケージが渋いですね。
箱を開けると、パックに入ったカレーが入っています。温め方は電子レンジを使っても湯煎しても、どちらでもOK。箱の後ろに注意書きが詳しく記されているので、しっかり確認を。
カレーを温めて白いごはんに盛り付けます。トロッとした焦げ茶色のカレーからは、スパイシーな香りが漂ってきます。
見た目には、お茶っぽさを感じませんよね。そもそもほうじ茶が茶色いので、カレーの色には違和感がありません。具材には、ほうじ茶と相性の良さを考えて、鶏ひき肉を使っているそう。
口の中にほうじ茶の風味とスパイスの香りが広がり、スパイシーなカレーの中にほうじ茶のほろ苦さもしっかり感じ取れました。スパイスには、ほうじ茶に合うように、ターメリックやコリアンダー、クミンなどを配合しているのだとか。
スパイスが強すぎず、しっかりお茶の風味も感じられるのはすごいですね。野菜の旨味や甘みもありながらも、辛さもしっかりあるのでカレーが好きな人も満足できそうです。
まろやかでクリーミーな「宇治抹茶カレー」
ということで、今回は2014年の発売以来、高い人気を誇る「宇治抹茶カレー」もあらためてその味を確かめてみます。調理方法は「宇治ほうじ茶キーマカレー」と同じです。
カレーをご飯と一緒に盛り付けてみると、緑色の美しいビジュアルに。
具材は大きめで、チキンと野菜がごろっと入っています。カレーはサラサラした感じです。
いただいてみると、抹茶の風味の中に思った以上にスパイスが効いています。優しい色味のホワイトペッパーをベースに、フェネグリークやコリアンダー、シナモンなど数種類のスパイスを調合しているとか。チキンも抹茶との相性がぴったりです。ほうじ茶キーマカレーよりも、まろやかでクリーミーな味になっていました。
「ほうじ茶」と「抹茶」のあいがけカレーを楽しんでも!
「宇治ほうじ茶キーマカレー」は、伊藤久右衛門の宇治本店・JR宇治駅前店・祇園四条店・平等院店・京都駅前店にて販売されています。オンラインでは「宇治抹茶カレー」とのセット販売のみになります。せっかくなので、自宅でほうじ茶と抹茶のあいがけで、味比べを楽しんでみてはいかがでしょうか? きっと新しい発見があるはずですよ。
価格:500円(税込)
内容量:180g
販売場所:伊藤久右衛門宇治本店・JR宇治駅前店・祇園四条店・平等院店・京都駅前店
※オンラインでは「宇治抹茶カレー」とのセット販売のみ
公式サイト:https://www.itohkyuemon.co.jp/
オンラインショップ:https://www.itohkyuemon.co.jp/c/category/limited/090766
[All Photos By Kaori Simon]