【山口県おすすめ土産】萩の伝統ある和菓子「夏みかん丸漬」味も見た目も想像以上のインパクトだった!

Posted by: Chika

掲載日: Nov 28th, 2022

山口県・萩名菓「夏みかん丸漬」は、夏みかんの中身をくりぬき羊羹が入った、柑橘の皮ならではのほのかな苦みと甘みがちょうどよいバランスの和菓子です。そのボリューム感にも驚かされる、夏みかん丸漬を実食ルポ。山口のお土産としても話のネタになりそうですよ。

夏みかん丸漬 たけなか


 

夏みかん丸漬ってどんなお菓子?

包装紙に包まれた夏みかん丸漬
山口県・萩名菓の「夏みかん丸漬」。筆者が購入したものは、たけなかの商品ですが、他メーカーからも販売されています。たけなかは、山口県萩市で夏みかんなどの晩柑類の地方発送をはじめ、干菓子やゼリー、ジュース、マーマレードなどに加工し販売している会社。

夏みかん丸漬は、すっぱい夏みかんを丸ごと使い、中身をくりぬいて羊羹を流し込んだもの。明治時代から萩地方に伝わる和菓子なんだとか。

どこで買える?

筆者は山口宇部空港にあるANA FESTAで購入しました。たけなかのオンラインショップでも通販可能です。

想像以上のインパクトだった

夏みかん丸漬
箱に包装紙で包まれた夏みかん丸漬。「夏蜜羹(なつみつかん)」と書かれています。

夏みかん丸漬 箱の中身
箱を開けると、どーーん!と夏みかん丸漬が鎮座。想像以上の存在感です。

夏みかん丸漬 取り出した図
ビニールでくるまれた夏みかん丸漬を取り出すと、ふわっと柑橘の香りが漂い、手にはずっしりとした重みを感じます。これは……中に流し込まれた羊羹の重みですね。

夏みかん丸漬 手のひらに乗せた図
手のひらに乗せてみました。この大きさ、伝わりますか? ちなみに、表面は砂糖らしきものがまぶされておりベタベタとしているので、手のひらに乗せるのはおすすめしません。このインパクト抜群の夏みかん丸漬は、ちょっと他にはない和菓子ですね。

夏みかん丸漬 中身
外側は夏みかんの皮ですが、丸ごと食べられるということなので、まずは半分にカットしてみました。中にみっちりと羊羹が詰まっています。

夏みかん丸漬 たけなか
半分にカットしてもかなりの大きさ。食べやすいようにさらにカットしていただくことに。

皮の苦みと羊羹の上品な甘さがちょうどいいですね。皮は砂糖のおかげで、ちょうどよい苦みがあり酸っぱさは感じません。そして、小さくカットしても食べ応えがあります。本当に結構なボリュームなので、数人でシェアしていただくか、少しずつカットしていただくのがよいかと。保存料は一切使用していないとのことなので、なるべく早くいただきましょう。

少しずつ食べれば食べるほど、皮の苦みと羊羹の甘みがクセになるさわやかな味わい。お茶と一緒にいただくのもよいですが、コーヒーと一緒にいただくと、和菓子とコーヒー、それぞれの味が引き立っておいしくいただけると感じました。

見た目以上にボリュームもあって食べ応えがある萩名菓。夏みかんの皮の苦みと羊羹の甘さのハーモニーをぜひ楽しんでみてください。

夏みかん丸漬け 箱入り
価格:980円(税込)
賞味期限:製造日を含め1カ月
萩みかんのたけなかオンラインショップ:https://takenaka.ocnk.net/

山口宇部空港 ANA FESTA
公式サイト:https://www.anafesta.com/

[All Photos by Chika]
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。


 

PROFILE

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。

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