米NYタイムズ絶賛!”世界一のクロワッサン”食べてみた!inオーストラリア

Posted by: 梅山富美子

掲載日: Jun 8th, 2024

米ニューヨークタイムズ紙で“世界一のクロワッサン”と称されたクロワッサン専門店「Lune Croissanterie(ルーン クロワッサン)」が、オーストラリア・メルボルンにあります。オーストラリア国内で5店舗展開されており、今回は実際にフィッツロイ本店を訪ねた様子をレポートします!(2024年6月1日時点)

Luneのクロワッサン
 

“世界一のクロワッサン”はオーストラリアにあった!

フィッツロイ本店 毎日のように行列ができる
世界一のクロワッサンこと「Lune Croissanterie」は、2012年にフィッツロイにオープンし、開業から瞬く間に評判になり、2024年6月時点で、メルボルンに3店舗(フィッツロイ、メルボルン市内、アーマデール)、そしてブリスベンに2店舗を構える人気店となっています。そして、2024年内にはシドニーに2店舗が開店するそうです。

本店があるフィッツロイは、メルボルンの中心地から路面電車やバスで15分ほどのところにある街。おしゃれなレストランやカフェ、ヴィンテージショップが並び、現地の人や観光客で一年を通して賑わっています。

そんなフィッツロイで、最も有名と言っても過言ではないのお店がLune Croissanterieなのです。
 

Lune Croissanterie(Fitzroy)へ!

Lune Croissanterieへ訪れたのは、土曜の昼11時過ぎ。平日休日関係なく常に行列ができるお店ですが、この日は普段よりも少ない20〜30人ほどの人が並んでいました。

並ぶお客さんに対する注意書き
大通りを少し入った住宅街にお店があるため、「近隣の住人の迷惑にならないように」といった内容の注意書きの看板もあります。

入店間際になると、店員さんに「Dine in(店内利用)? Take away(持ち帰り)?」と聞かれるので、そのタイミングでどちらか選びましょう。今回は店内を選びました。
 
店内の様子
店内は、赤レンガと黒を基調とした高級感がある装いで、思わずテンションと期待値が上がります! カウンターからは奥の調理場の様子が見られます。ここで世界一のクロワッサンが作られているのですね……!
 
列に並び始めてから20分経ったころ、いよいよ注文へ。カウンターから注文したい商品を選びます。

ディスプレイされているクロワッサン

ディスプレイされているクロワッサンその2

ディスプレイされているクロワッサンその3

ディスプレイされているクロワッサンその4
クロワッサンはスタンダードなものをはじめ、しょっぱいタイプから、甘いタイプまで全11種類。どれを選ぶか迷ってしまいます……。
 

値段も一級品のクロワッサン

注文したクロワッサンとラテ
今回注文したのは、トラディショナル(プレーンのクロワッサン)、アーモンド、チーズ&ベジマイトの3種類とラテ2杯。トラディショナルが7.1オーストラリア・ドル(約740円、以下AUD)、アーモンドは11.7AUD(約1,125円)、チーズ&ベジマイト10.7AUD(約1,120円)。 
 
一つひとつが大きいとはいえ、物価高のオーストラリアならではの価格帯です。なお、トータルの金額は41.51AUD(約4,350円)と決して安くはないお値段になりました。
 

“世界一のクロワッサン”実食レポ

サクフワが感動なクロワッサン
さあ実食! トラディショナルはふんわりとバターが香り、ほんのりとした甘味が絶妙でたまりません! 外は音がするほどサックサクで、中はこれまで食べたどのクロワッサンよりもモチっとしています。
 

アーモンドが絶品

ボリュームたっぷりなアーモンド
お次はアーモンド。クロワッサンに大量のアーモンドが刺さっていてインパクトたっぷり。サクサクふわふわなトラディショナルよりもずっしりとした重みがあります。
 
素敵な断面

この重みの秘密は、中身のアーモンドクリームのペースト。これがクロワッサンの生地と見事にマッチしています。外側はタルト生地に似ていて、パンというよりケーキを食べているような感覚。これは紛れもなく絶品です!
 
チーズ&ベジマイト
チーズ&ベジマイトは、食事系のクロワッサン。ベジマイトとは、オーストラリアではお馴染みのジャムのこと。クセがあるので好き嫌いが人によって好き嫌いが分かれることでも有名で、日本の食べ物にあえて例えるなら味噌に近い風味です。

チーズ&ベジマイト、見た目からは想像のつかない味
クロワッサンの中にはそんな噂のベジマイトがしっかり。意外にもチーズとの相性が抜群でして、ベジマイトの概念が変わるようなクロワッサンです。
 
3つともどれも絶品で、またすぐにでも食べたくなるクロワッサンでした。特にアーモンドは、見た目を上回る味の感動があるので、ぜひ試してもらいたい一品です!
 
普通のお水と炭酸水のサーバー
なお、店内には、無料のウォーターサーバーがあり、水と炭酸水が選ぶことができます。店内で食事をする人や注文後に商品の提供を待つ人が利用していました。もし訪れた際には、日本ではあまりなじみのない炭酸水を飲んでみるのもアリかもしれません。
 
グッズも売っています
ほかにも、店内ではコーヒー豆やグッズを販売していました。

“世界一”のチームが作った新感覚ドーナツ

MOONの外観
ちなみに、フィッツロイ本店から徒歩4分ほどのところには、Lune Croissanterieのチームが作ったドーナツのお店「Moon Cruller(ムーンクルーラー)」があります。

本当に美味しいシナモンドーナツ
Moon Crullerのドーナツは、サクサクな生地が特徴。サクサク感の中にモチっと感も少しあり、これまでにないドーナツの食感は新感覚で病みつきになります。ここが”世界一のドーナツ”と称される日がくるかもしれません!

カラフルで目にも楽しい 
ドーナツの味の種類はシナモン、バニラ、ラズベリー、パッションフルーツなどなど。ただ、かなり甘いので、甘いのが苦手な人はシナモン味で食感を楽しむのがベスト。ちなみに、1個6.5ドル(約680円)です。
 
オーストラリアに訪れる機会があるならば、朝食にLune Croissanterieのクロワッサン、お茶のお供でMoon Crullerを試してみてはいかがでしょうか。おすすめです!

■Lune Croissanterie
所在地:119 Rose St, Fitzroy VIC 3065
電話番号:0467-048-540
営業時間:平日7:30~15:00 または品切れまで/休日8:00~15:00 または品切れまで
定休日:なし
公式サイト:https://www.lunecroissanterie.com/

■Moon Cruller
所在地:50 Rose St, Fitzroy VIC 3065
営業日:土日のみ
営業時間:8:00~14:00 または品切れまで
公式サイト:https://www.mooncruller.com/

[Photos by 梅山富美子]

 


 

PROFILE

梅山富美子

Fumiko Umeyama ライター

ライター。1992年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、映像制作会社(プロダクション・マネージャー)を経験。映画情報サイト「シネマトゥデイ」元編集部。映画、海外ドラマ、洋楽(特に80年代)をこよなく愛し、韓ドラは2020年以降どハマり。

ライター。1992年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、映像制作会社(プロダクション・マネージャー)を経験。映画情報サイト「シネマトゥデイ」元編集部。映画、海外ドラマ、洋楽(特に80年代)をこよなく愛し、韓ドラは2020年以降どハマり。

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