先日お休みをいただきハワイに行ってきたのですが、旅行前までに仕事を詰め込みすぎた反動なのか、数日間海外で好きなことだけをしていた反動なのか、帰国後の数日間は無気力感に悩まされていました。仕事の遅さ、集中力の低下、しまいには食欲さえなくなって何をしていてもすぐに眠くなるという。
みなさんはこんな経験ありますか? 今回は、実体験をもとに海外旅行の後の無気力感をのりこえるための6つのことをご紹介させていただきます。
食事のバランスをしっかり戻す
海外旅行はついつい食べ過ぎてしまいます。一食がボリューミーなケースもありますが、外食ってやっぱり高カロリー。セーブして食べないと太ってしまいますよね。ということで、帰国後は食事のバランスをしっかり戻すことが大切かなと思いました。お米、みそ汁、お漬け物、焼き魚、などの和食は日本人の体にあっていますので調子を戻すのには最適。その他にも胃に優しい雑炊や大根おろしなどはおススメです。ちなみに筆者は、玄米と野菜と味噌汁で調子を戻しました。
整体やマッサージで旅疲れの体をほぐす
たとえば筆者の場合、ハワイでパワーチャージできても長時間の飛行機で体が疲労しました。帰国した翌日にさっそく鍼に行きましたが、先生にも「体がバキバキだね」とお墨付きをいただいたほどです(笑)。旅のおかげで心が元気でも、体が重いと前向きにがんばれません。整体やマッサージが苦手な方はスパやエステ、岩盤浴など自分にあったリラクゼーションで旅の疲れを癒しましょう。
時差ボケはゆっくりと戻していく
みなさんは時差ボケがひどい方ですか? 筆者はけっこうひどい時差ボケタイプです。ですので、帰国後は5日間は調子が戻りませんでした。何度かの海外旅行でそれは分かっていたので、あらかじめ、帰国後の仕事のスケジュールはゆとりを持って設定していました。頑張ればこなせそうなスケジュールも無理をせず。ようやく調子が戻り始めたのが一週間後くらいだったので、それまでは旅の余韻を楽しみながらゆっくりと体を元に戻していきました。物語にはエピローグがあるように、最後の余韻もしっかりと楽しめればいいですよね。
日記やブログに旅の記事をまとめくぎりをつける
誰かにみせびらかすためにではなく、あくまで自分自身の記録のために。旅で撮りためた写真や思いを文章にするのはおススメです。あとあと見返したら心があたたかくなりますし、なによりも文章にすることで気持ちに区切りをつけることができます。大切な旅の想い出・・・。感じたことを自由に綴る時間を楽しんで。
次の旅行の計画を立てる
旅行から帰ってきて無気力になるのは、「とても楽しみにしていたことが終わってしまった!」という喪失感に似た気持ちになるからというのもあるかと思います。あれだけ楽しんで、あれだけ体がボロボロになったのに(笑)、また旅を求める自分がいるわけです。無気力からの脱却・・・、その糸口は、また新しい冒険のスケジュールを想像していくことにあるかもしれません。財布と相談して気軽に行ける距離感がおススメ。まずは気追わずに計画できる場所へ。
近い未来の目標を立てる
旅行の計画を立てることと似ているのですが、こちらは近い未来の仕事やプライベートな目標です。旅って、日常生活から少し離れたところにあるから非日常的な気持ちを味わえて楽しいんですよね。しかし、生きていくのはあくまで今の日常。こちらのほうに目を向け目標を立てることも大事。筆者のケースなのですが、帰国後無気力になった時に、仕事に対しての意欲がなくなってしまい、数日間は本当になにもやる気になりませんでした(笑)。しかし、仕事の次の目標が決まったら「よし、やらなくては」とパワーが戻ってきた感じがありました。旅行は普段がんばって生きていることへのささやかなご褒美。筆者にとってはそんな位置づけです。
無気力だった数日間を経て、今は元気に仕事復帰しております(笑)。不思議なもので、旅から時間が経ち普段の生活に戻れば戻るほど、旅の想い出が色濃くなっていくのを感じます。そんな時見返す旅の写真や日記は、また違ったかたちで心に美しい景色をみせてくれました。
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