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美しいビーチリゾートが訪れる人々を魅了する、常夏のフィリピン。現地の人たちの主食はお米ですが、朝食時にはパンやチョコレートなど、スペイン統治時代の影響が感じられるメニューも。今回は、バラエティー豊かな「フィリピンの朝ごはん」をご紹介します。
焼き立てが最高! 「パンデサル」
オフィスで働くフィリピーノたちの朝食といえば、ほんのり甘い「パンデサル(Pandesal)」にコーヒーやホットチョコレートを合わせていただくのが定番! スペイン統治時代の16世紀に誕生したと言われる「パンデサル」には、プレーンタイプのものに加え、チーズやハーブ入りのものなどがあります。現地のスターバックスには、ツナやコーンビーフ入りのお腹にたまりそうなものも。
マニラ市内を中心に展開している「パン・デ・マニラ(Pan de Manila)」では、オススメは常に焼き立てが味わえます。もちろん、ベーカリーやスーパーでも購入できます。
チーズたっぷりのグルメな菓子パン「エンサイマダ」
卵たっぷりのブリオッシュ風のパン生地とチーズのコンビネーションが、塩スイーツを思わせるおいしさの「エンサイマダ(Ensaymada)」。レンジで軽く温めれば、温かいデザート感覚でいただけます。もともとはスペインのマヨルカ島生まれのパンで、フィリピンに渡り、おいしい進化を遂げた1品。
現地のスターバックスなどのコーヒーチェーンではもちろん、ベーカリーやスーパーなど至る所で見かける菓子パンです。ブラックコーヒーと一緒にどうぞ! エンサイマダのオススメ店はこちらから。
プロテインたっぷりの「タプシログ」に「ロングシログ」
しょう油ベースのタレでマリネしたお肉「タパ」、または「ロンガニーザ」と呼ばれるソーセージにガーリックライスと目玉焼き、ピクルスを添えた「タプシログ(Tapsilog)」や「ロングシログ(Longsilog)」は、フィリピンの伝統的な朝食メニューのひとつ。多くの場合、メインのお肉は甘辛いベーコン「トシーノ(Tocino)」やスパムなどから選べます。
旅行先や週末のブランチなど、ゆっくりできる朝に食べることの多いメニューです。フィリピン国内に展開している「タパ・キング(Tapa King)」では、1日中これらのメニューが味わえます。
チョコレートのお粥!? 「チャンポラード」
もち米をココアと一緒に煮込んだ、フィリピン版のお汁粉「チャンポラード(Champorado)」。メキシコ経由で渡ってきたとされるフィリピンの伝統的な朝食のひとつです。塩気のある干し魚「トゥヨ」を合わせて食べる人も。チョコレート味ということもあり、現地の子どもたちに大人気!
現地のコンビニやスーパーではインスタントのものも手に入るので、お土産にもよいかも!?
このほか、チキン入りのお粥「アロス・カルド(Arroz Caldo)」や、黒蜜をかけていただく豆腐デザート「タホ(Taho)」なども定番のメニューです。
朝食時に街を歩くと、タホ売りのおじさんに出会うことがあります。旅行の際には出来立てのタホやパンデサルをテイクアウトして、朝の公園やビーチでフィリピンスタイルの朝食を楽しんでみませんか?
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