おとぎ話のイラストが可愛い!諸江屋の「オトギクヅユ」【金沢駅で買えるおすすめ土産】

Posted by: Nao

掲載日: Sep 22nd, 2022

金沢旅の楽しみの一つといえば金沢駅でのお土産探し。とはいえ、あれこれ迷いすぎて、気づけば新幹線の時間! 納得いくものが買えなかった…なんて経験はないでしょうか? そんなあなたのために、このシリーズでは金沢駅で買える本当におすすめのお土産をピックアップ。今回は、乙女心をくすぐる諸江屋「オトギクヅユ」をご紹介します。

諸江屋 オトギクヅユ

 


 

金沢の菓子文化を守ってきた老舗和菓子店

諸江屋 金沢

加賀百万石の城下町として発展し、古くから茶の湯が庶民にまで浸透していた金沢。和菓子文化も育まれ、創業100年を越すという老舗も珍しくありません。

江戸時代後期、嘉永2年(1849年)に創業した「落雁 諸江屋」もそんな歴史ある和菓子店のひとつ。看板商品である華やかな落雁は、古来より金沢の茶席を彩ってきたと伝えられます。

落雁以外にも多彩な和菓子を販売していて、お土産に人気なのが「オトギクヅユ」。一杯分ずつ小分けされた葛湯の素で、その名の通り、おとぎ話が描かれた小さな箱に入っています。店頭には4個セット(税込692円)が並びますが、1個(税込168円)から購入可能です。

諸江屋 オトギクヅユ 箱

おとぎ話のイラストは版画風。箱の小ささも相まって愛嬌たっぷりです。「桃太郎」「カチカチ山」「金太郎」「花咲か爺さん」の4種。

箱を開けると黄色の個包装がお目見え。きちんと紐も付いていて、細部まで老舗の粋な心意気を感じさせてくれます。

葛湯の素に加え、あられが2つ。あられもおとぎ話がモチーフとなっており、花咲か爺さんの「さくら」や桃太郎の「桃」など4種。ランダムに入っているので、開けるときのワクワク感も高まりそうです。

“あられ”は開けてみてのお楽しみ

諸江屋 オトギクヅユ 熱湯を注ぎ、ていねいによくかき混ぜます

熱湯を注ぎ、ていねいによくかき混ぜます。この作業がちょっとしたお菓子づくりのようで、なんとも楽しい! すっきりした甘味で、葛の上品な風味が豊か。身体のすみずみまで染み渡り、しみじみした気分に。

あられはほのかな香ばしさがあり、くず湯とも絶妙なハーモニーに。少なめのお湯でお餅のようなもっちり感を味わったりと、自分好みのとろみ感を楽しむのもまた一興です。

諸江屋 オトギクヅユ パッケージ

葛湯は身体もあたたまりやすいことから、古くから病気見舞いにも重宝されてきたとか。少し元気がない日、体調が思わしくないときに、頼もしい存在になることでしょう。次の金沢旅では、目と舌で味わう老舗の葛湯をお土産にしてみてはいかが?

落雁 諸江屋 金沢駅構内あんと店
住所 石川県金沢市木ノ新保町1-1-1
TEL 076-260-3750
営業時間 8:30~20:00
>>営業については施設サイトもあわせてご確認ください
https://moroeya.co.jp

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 


 

PROFILE

Nao

Nao ライター

メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


メーカー、ITベンチャー勤務を経てフリーランスに。
学生時代から旅を続け、渡航国は現在50カ国。
特技は陸路国境越え。グルメレポート翌日に大学の最先端研究を取材したり、ロシア州知事にインタビューしたり。幅広い対応力とフットワークの軽さが自慢。日本ソムリエ協会認定資格ワインエキスパート保有。


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