慶応元年(1865年)創業の老舗
江戸時代より麩の一大産地であった金沢。お寺の多い土地柄のため、古くから麩は精進料理の食材として用いられてきた歴史があります。そんな金沢の地で150年以上にわたり、麩を作りつづけているのが「加賀麩 不室屋」です。伝統の加賀麩づくりを守りながら、麩を使ったパフェなど新たな試みにも力を入れています。
「麩は好きだけど、どう料理に使えばいいかわからない…」という人におすすめなのが「ふやき御汁 宝の麩」です。具を包んだ小さな麩でお湯を注ぐだけで、お吸い物が完成。加賀麩のおいしさを手軽に堪能できる優れモノです。赤だしや加賀みそ、白みそといったお味噌汁から澄まし汁、スープなどラインナップは実に多彩。1個から購入可能なので、ちょっとしたお土産にもピッタリでしょう。
愛情と彩りをふやきに詰めた宝箱
宝の麩 加賀みそ(税込260円)、宝の麩 赤だし(税込249円)、宝の麩 田舎みそ(税込249円)
※日持ち 製造から90日
「ふやき御汁 宝の麩」が誕生したのはおよそ30年前のこと。5代目の奥様が海外留学中のお子さんに日本の味を食べられるようにと、麩に乾燥野菜を詰めたのがはじまりとか。その手作りの即席吸い物は現地の日本人からも評判を呼び、商品化に至ったそうです。
作り方はとっても簡単。まず味噌をお椀に入れ、その上に中央に穴をあけた麩を置きます。
中から何か出てくるのかワクワク!
熱湯を150ccほど注げば完成です。驚くべきはその具の量! 見た目以上に野菜がたっぷり入っていて、気分も上がります。
「赤だし」は出汁の旨味が奥深く、なめらかな口当たり。麩のとろとろ感もたまりません。
「加賀みそ」はとうふのつるりとした食感が印象的。ピンク色の麩が可憐な彩りを添えています。ちなみに「宝の麩」という名は、麩の中に色とりどりの具が入った様子を宝箱に見立てたことが由来だそう。
「田舎みそ」は辛口の味噌とほうれん草の甘味が見事なハーモニーを奏でます。紅白の花麩が浮かぶ華やかなビジュアルも◯。
色とりどりの麩が浮かび、金沢の美を表現したような「ふやき御汁 宝の麩」。次の金沢旅では、日々の食卓が楽しくなること間違いなしの逸品をお土産にしてみては?
宝の麩 加賀みそ(税込260円)
宝の麩 赤だし(税込249円)
宝の麩 田舎みそ(税込249円)
※日持ち 製造から90日
加賀麩不室屋 金沢百番街店
住所 石川県金沢市木ノ新保町1−1 金沢百番街 あんと内
TEL 076-260-3753
営業時間 8:30~20:00
定休日 無休
https://www.fumuroya.co.jp/shop-list/kanazawa-hyakubangai/
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。