王道観光名所は「ミッテ地区」へ
「ブランデンブルク門」や「ポツダム広場」も
東京都は23区までありますが、ベルリンは12地区に分かれています。せっかく訪れたら王道の観光名所は押さえておきたいですよね。それなら、まずはミッテ地区へ。その名の通り「ミッテ(ドイツ語で中央)」に位置し、行政や文化が集まる場所。
ベルリンの新宿区ともいえ、実際に新宿区とは友好都市も結んでいるんですよ。有名な「ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)」や、ベルリン映画祭のメイン会場「ポツダム広場(Potsdamer Platz)」もミッテ地区にあります。
住所:Pariser Platz, 10117 Berlin
住所:Potsdamer Platz, 10785 Berlin
4つの博物館と1つの美術館がある世界遺産「博物館島」
さらに、世界遺産に登録されている「ムゼウムスインゼル(Museumsinsel)」もあります。別名「博物館島」とも呼ばれ、4つの博物館と1つの美術館から構成されています。
それぞれ、「ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)」「新博物館(Neues Museum)」「ボーデ博物館(Bodemuseum)」「旧ナショナルギャラリー(Alte Nationalgalarie)」「旧博物館(Altes Museum)」がシュプレー川の中洲に集結。徒歩圏内で重要なコレクションを所蔵する博物館や、美術館を見て回ることができます。
訪問は午前中がおすすめ。自分の呼吸が聞こえるほどの静寂と、どこまでも続くような歴史の流れを全身で感じられます。たとえ芸術に詳しくなくても大丈夫。展示品の前にあるベンチに腰掛けて、5分でいいのでぼーっとしてみて。ただの彫刻に見えた塊が、今にも動き出し当時の様子を語りかけて来るようです。世界中から集約された所蔵品の数々に触れ、歴史を旅してみてください。
優雅なベルリン観光ならシュプレー川でのボートツアー
「博物館やアートには興味がないなぁ」という人もいますよね。そんな人には、「シュテルン・ウント・クライス社(Stern und Kreisschiffahrt GmbH)」によるシュプレー川でのボートツアーがぴったりです。乗船場が「博物館島」のすぐ目の前のニコライ地区にあり、キオスクで簡単にチケット購入ができます。
天気がいい日には2階のテラス席でドイツビールをゴクリ! 流れゆくベルリンの街並みを優雅に観光できますよ。
約1時間の水上クルーズは、博物館島や豪華なネオバロック建築の「ベルリン大聖堂」、東西分断時代に国境駅として検問所もあった「フリードリヒ通り駅」、ドイツ再統一後「国会議事堂」となった建物など、主要なランドマークが集結しているコースです。観光初日に訪れれば、手軽にベルリンに来た実感を味わえますよ。
住所:Karl-Liebknecht-Str. 1a, 10178 Berlin
公式サイト:http://www.sternundkreis.de/
地元民に人気の都会のオアシス「公園」
非常に優れた交通機関やモダンな建造物など、都市としての印象が強いベルリン。しかし、多くの湖や運河、水路に囲まれていることをご存じでしたか? 自然公園などを含む緑地は、なんと約2,500カ所! 街を歩いていても、大きな並木道や公園によく出くわします。
ベルリーナーにとって公園は、都会の喧騒を忘れられるオアシス。平日でも夕方になると多くの人々が仕事や学校終わりに立ち寄り、思い思いの時間を過ごしています。読書やおしゃべりに没頭する人。アイスクリーム片手に休憩する人などさまざま。
彼らにとって自然を大切にするのは当たり前。法律では一部を除いて、建設できる建物の高さに制限があり、街全体で緑地や景観を保護しています。
また、アパートに住んでいて庭やバルコニーがない人も多く、公園が自分の庭のようなもの。地元のスーパーでは安くワインやチーズなどが買えるので、彼らをまねて軽食片手に公園で人間観察も楽しいですよ。
世界の庭へ小旅行「ゲルテン・デア・ヴェルト」
2mの熊の像が並ぶ企画展
ベルリンには世界中の庭を旅できる「ゲルテン・デア・ヴェルト(世界の庭園)」があります。その名の通り、世界中からユニークなテーマガーデンを集めた公園で、広さは約40ha(東京ドーム8.5個分)!
庭園のテーマは日本、中国、韓国、バリ、イタリア、イギリス、さらにユダヤ教式やキリスト教式庭園などもあります。
園内では企画展が開催されることも多く、この日は「United Buddy Bears – The Minis」展が行われていました。バディーベア(Buddy Bear)とは、約2mのベア(熊の像)のこと。ベルリン市内でもよく見る像で、過去には恵まれない子どもたちのためにオークションへ出品し、寄付などが行われました。
2005年には「ユナイテッドバディーベアのワールドツアー」として、東京・六本木に140体のベアたちがやってきたこともあるんですよ。
今回は、そのミニバージョン。寛容と多様性をテーマした「世界の庭園」で、116体のベアたちが互いの手をとり、平和な世界を表現しています。
日本庭園はベルリーナーにも大人気!?
「世界の庭園」では、日本文化を広めるイベントも開催されています。2022年4月には「桜まつり」と題し、満開の桜の下、三味線演奏やコスプレイベント、たこ焼き販売などが行われました。取材を行った日も、日本庭園の中にある茶屋の椅子は満席。静かに流れる時間の中で枯山水の鑑賞に浸るドイツ人の姿がありました。
世界の庭園へ行く方法はいくつかありますが、一番簡単な方法はロープウェーを利用した経路です。テレビ塔のあるアレクサンダー広場駅から電車で約30分。キーンベルク駅に降り立ち、道路を渡った先にロープウェー乗り場があります。
チケットを購入する際にはコンビネーションパスがおすすめ。ロープウェーと入園チケットが一体になっており、ロープウェー降車後は、専用ゲートからそのまま入園することができますよ。
自転車で駆け抜けて知るベルリン
「カフェ・クローネ」に立ち寄って地元民の気分
ベルリーナーたちがよく利用している交通手段のひとつが自転車です。街には自転車専用道路も多く整備されており、その総距離は約1,120km! さらに、自転車をそのまま電車に乗せて移動もできちゃいます。最近ではレンタル自転車も増え、旅行先であっても簡単に自転車に乗れますよ。
わざわざベルリンで自転車に乗るのもなぁ……と思うかもしれません。でも、自転車には車や電車、徒歩移動では味わえない爽快感があるんです。流れゆくパステルカラーの家々と、ベランダガーデニングの色鮮やかな草花。吸い込まれそうな美しい緑のトンネルを走り抜けて、愛らしい黄色ボディのトラムとすれ違う交差点。まるでベルリンに住んでいるかのような、新しい自分に出会える体験です。
徒歩では歩き疲れて広がりづらい行動範囲も、自転車ならスイスイと自由自在。気になるカフェがあれば、自転車を停めて立ち寄りませんか? ベルリーナーたちに混じって、コーヒーを飲めば、そこがあなたの新しい地元に。
便利なバイクツアーでベルリーナーに
前述したとおり、ベルリンでは自転車が人気。そのため、自転車専用道路や手信号などの自転車ルールもあります。基本的に車道を通行する必要もあり、旅行者には慣れるまでは少し不安かもしれません。そこで、非常に便利なのがガイド付きバイクツアーです。安心安全に楽しく、ベルリーナーの仲間入りができちゃいます。
ベルリン市内にはいくつかのバイクツアーがありますが、今回は「ベルリン・オン・バイク(Berlin on Bike)」のツアーに参加。待ち合わせポイントで受付を済ませ、自転車を選びます。スタッフが身長にあわせてサドルを調整したり、防犯用のカゴ用バンドも借りられるので荷物があっても安心。
基本的にガイドさんの後ろをついて行くので、街中で迷子になることはありません。手信号もガイドさんの真似をすればいいだけ。とっても簡単ですよ。
住所:Kulturbrauerei, Knaackstraße 97, 10435 Berlin
公式サイト:https://berlinonbike.de/
自転車でめぐる「ベルリンの壁」
東西分断の象徴「ベルリンの壁」はなぜできた?
ツアーでは「ベルリンの壁」に関連する主要ポイントをいくつか巡ります。そもそも、ベルリンの壁はなぜできたのでしょうか? 簡単にいえば第二次世界大戦後、ドイツ国内は東西に分断されます。西側は連合軍(米英仏)、東側はソ連が統治します。ベルリンは東側にありましたが、さらに東西で分断され、旧西ベルリンは連合軍、旧東ベルリンはソ連が管理していました。
連合軍が管理する旧西ベルリンは豊かで自由がある国、旧東ベルリンは貧しく自由のない国とされ、多くの人々が東側から西側へ脱出します。旧東ドイツ政府はこのままでは国民が減り、理想の国家を築けなくなると危惧。そして、1961年8月「ベルリンの壁」の建設が開始されたのです。
この壁は約28年間続き、1989年11月9日にようやく崩れました。遠い昔のことのように思えますが、2022年からたったの33年前の出来事です。多くの人々が家族や友達と引き離され、家や職を失いました。
突然、壁建設のため家を失った人々
ベルリンの壁を建設した場所には住居エリアも存在しました。現在、この場所はベルリンの壁の歴史を伝える記念公園「ゲデンクシュテッテ・ベルナウアー・シュトラーセ(Gedenkstätte Bernauer Straße)」になっています。壁建設のために無情にも破壊された住居の基礎や、脱出トンネルが掘られた形跡を見ることができます。
ある日突然、旧東ドイツと旧西ドイツの境界線付近の住宅に、旧東ベルリン警察がやってきました。そして、住宅の窓やドアをレンガで埋めていったのです。住人のうち何人かは窓から飛び降り逃げ出しました。しかし、脱出できなかった人も多く、転落死した住人も出ました。
その後、旧東ドイツによって家屋が破壊され、一部の壁はベルリンの壁に再利用されます。さらにベルリンの壁は、より強固な作りへと変化していきました。
住所:Bernauer Str., 10115 Berlin
公式サイト:https://berliner-mauer.mobi/startseite.html
脱出を阻む多くの仕掛け
ベルリンの壁とは、どんなものだったのでしょうか? 一枚の巨大な壁が立ちはだかっていたのでしょうか? 実際には、写真のように多くの仕掛けが存在し、脱出する者を拒んでいました。
旧東ドイツ側(写真右側)から見るとコンクリートの壁があり、その次に触ると警報装置が鳴る鉄条網があります。それを乗り越えた先には、地面に設置された忍び返しが並びます。監視塔は約15m間隔で建ち、塔の間は警備兵がパトロールを実施。車両通行用道路や砂の土手(足跡が残り追跡しやすい)が設置された場所もありました。
「ゲデンクシュテッテ・ベルリナー・マウアー(Gedenkstätte Berliner Mauer)」ではベルリンの壁に関する資料を展示しています。高台には無料で登れます。上から見下ろすと、先ほどまで気づかなかった、壁の向こう側の景色に驚きます。写真奥が旧東ドイツ側で、手前が旧西ドイツ側。監視塔も保存されています。
住所:Bernauer Str. 111, 13355 Berlin
公式サイト:http://www.berliner-mauer-gedenkstaette.de/
当時、監視塔には約8人が一隊となり、住み込みで監視を続けました。塔内では2人が監視し、異常があれば塔上部のサーチライトで周辺を照らします。塔から塔へのパトロールは2人1組で行われ、多くは若者が前を歩き年配者が後方を担当しました。なぜなら、年配者の多くは家庭をもち脱走する可能性が低いと考えられたから。若者が脱走しても彼らが後ろから撃ち止められると考えていたんです。
さらに、仲間内で脱走計画が企てられないように、一隊のメンバーは約3週間ごとに入れ替わりました。いかに壁を越えることが不可能に近かったかが、だんだんと見えてきました。
住所:Kieler Str. 2, 10115 Berlin
公式サイト:https://www.gedenkstaette-guenter-litfin.de/
壁の崩壊
長く続いたベルリンの壁ですが、1989年11月9日の夜ついに崩壊します。当時の旧東ドイツの報道担当者が記者会見にて「只今をもって東ドイツの国民は自分の好きな所へ旅行しても良くなった」と発表したのです。後に、勘違いによる誤発表だったとわかりますが、発表がきっかけでベルリンの壁は崩壊しました。
ベルリンの壁による犠牲者の数は少なくとも136人。その中には壁の近くで遊んでいた子ども2人も含まれています。バイクツアーの終盤、一番初めに壁が崩壊したボルンホルマー通り検問所付近の「ボーゼ橋(Bösebrücke)」へ。現在は、壁崩壊の夜何が起きたのかを伝えるパネル展示があり、「11月9日広場」となっています。
当時、旧東ドイツの報道担当者の発表を聞いた人々は、国境が解放されたと思い込み検問所へ殺到しました。状況が飲み込めない警備兵たちはゲートを開けませんでしたが、「OPEN!OPEN!」と詰めかける群衆は増え続けます。
そして、記者会見から約4時間20分後、警備兵がゲートを開け、犠牲者を出すことなく国境は解放されたのです。そんな歴史的瞬間を生んだこの場所は、実は、日本にゆかりのある土地でもあるんです。
平和を願う日本の人々の思いによって生まれた桜並木
壁崩壊のあの日、多くの人々が涙を流し、踊り、愛する人と再会した場所は、春になると平和を願う桜並木が咲き誇ります。約20年にもわたるテレビ朝日主導の「桜植樹キャンペーン」によって、ベルリンの壁跡地では約9,000本以上の桜を見ることができるんです。
植樹は、約2万人の視聴者の募金によってスタートしました。現在は、春に桜祭りも開催され、日本文化に触れて楽しむ人々でにぎわいます。
Kirschbluete_Mauerweg©visitBerlin, photo: Dagmar Schwelle
ベルリーナーたちにとって、それまで桜は有名ではなく、存在を知らない人もいました。しかし、平和を願う日本の人々の思いによって、美しい自然の名所となったのです。ベルリンと日本の意外なつながりは、さらにあの有名な屋外ギャラリーでも見つかります。
住所:Bornholmer Str., 10439 Berlin
富士山が描かれた壁画もある「イーストサイドギャラリー」
ベルリンの壁といえば、この景色を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。「イーストサイドギャラリー(East Side Gallery)」は、1990年春に21カ国118名のアーティストによって描かれた世界最大級の屋外ギャラリーです。2009年に修復され、全長は約1.3kmです。
一番有名な壁画は、ドミトリ・ヴルーベルの『友愛のキス』。ドイツ再統一の象徴でもあります。また、日本らしい富士山が描かれた壁画もあります。『日本地区への迂回路』と題するこの壁画は、東ドイツのアーティスト、トーマス・クリンゲンシュタインによって描かれました。
彼は反体制派として旧東ドイツに逮捕され刑務所で過ごした後、1984年から1990年代半ばまで日本に住んでいました。東西分断時代、旧東ドイツの人々は西側諸国への旅行や、文化を学ぶことさえできませんでした。そのため、この壁画には、日本をいつか訪れたいという願望が現れています。
住所:Mühlenstraße 3-100, 10243 Berlin
公式サイト:http://www.eastsidegallery-berlin.com/
ナポレオンが〇〇した場所!?
ベルリンテレビ塔から歩いて約10分。ベルリン最古のレストラン「ツア レッツテン インスタンツ(Zur letzten Instanz)」があります。なんとここには、ナポレオンが座ったとされる椅子があるとか。
中に入ってみると、重厚感あふれる豪華な椅子がお出迎え。ナポレオンの彫刻も飾られており、すぐに彼の椅子だとわかります。また、レストランの内装はベルリン最古のレストランらしく、創業1621年からの歴史を感じる落ち着いた空間。
もちろん、店内ではドイツ料理やビールも注文できます。ベルリーナーの家庭の味「Kohlwickel,Schweinebauch,Kümmel」は、ジューシーな肉汁とキャベツの甘みが堪能できる一品。日本のロールキャベツに似ていますが、さっぱりした後味で、ビールもワインにもよく合う味。この優しい味わいに、おばあちゃんの味を思い出すお客さんも少なくないとか。
住所:Waisenstraße 14-16, 10179 Berlin
公式サイト:https://zurletzteninstanz.com/
緑に囲まれたビアガーデン
ドイツといえばビール! もちろんベルリーナーも仕事終わりにカフェやバーで一杯、至福のひとときを過ごします。特に、夏はビアガーデンが大人気。満席になるほどにぎわう場所も少なくありません。
ただビールの種類が多くて、どれが好みかわからないし、そんなにたくさんは飲めませんよね。そんなときは「Biermeisterei by Lemke(ビアマイスターライ・バイ・レムケ)」を訪れてみて。ここは、個性豊かなドイツビールの飲み比べができる場所。小さなグラスに6種類のビールが少量ずつ入っています。
気に入った銘柄が見つかれば、後日スーパーで購入して公園でピクニックも。ちなみに、ビールは缶よりも瓶での販売が主流。そのため携帯できる小さい栓抜きがあると便利ですよ。
住所:Karl-Liebknecht-Str. 13, 10178 Berlin
公式サイト:https://biermeisterei.lemke.berlin/
ラディソンコレクションホテル ベルリン
東京のように電車が発達しているベルリンは、数分間隔で列車がやって来ます。そのため、観光の移動で困ることはほとんどありません。しかし、どこに宿泊するかによって滞在の質が変わるのも事実。
ミッテ地区の中心地にある「ラディソンコレクションホテル ベルリン(Radisson Collection Hotel,Berlin)」は、どこへ行くにも何をするにも便利なホテル。フンボルトフォーラムや博物館島の目の前に建ち、駅からのアクセスも抜群。
洗練されたホテルロビーでは、チェックイン手続きから観光情報、チケットの予約などきめ細かなサービスを受けることができます。
さらに驚くのが、ロビーにある巨大水槽。まるで海の中に潜ったような幻想的な空間が広がります。
部屋はモダンでシック。冒頭でご紹介した遊覧船が行き交うシュプレー川が眼下に流れており、水音が心地いい空間です。
窓のカーテンを開けると、大迫力のネオバロック様式・ベルリン大聖堂がお目見え。コーヒーやケーキを買ってきて窓辺でゆったりと過ごしてもいいかも。多忙な人生に、癒やしのひとときを与えてみて。
住所:Karl-Liebknecht-Str. 3, 10178 Berlin
公式サイト:https://www.radissonhotels.com/en-us/hotels/radisson-collection-berlin?cid=a:se+b:gmb+c:emea+i:local+e:rco+d:cese+h:DEBER1
ホテルの目の前には、2020年に開館した複合文化施設「フンボルトフォーラム(Humboldt Forum)」があります。貴重なオセアニアやアジアの歴史資料や芸術品を鑑賞することもできますよ。
緑豊かなベルリンの魅力は自由な街であること
東西分断や「ベルリンの壁」など、悲しく暗い歴史も横たわっているベルリンの街。しかし、人々は過去の過ちを認め、保存し、後世に伝え続けています。そして、過ちを繰り返さないことこそが、自分達にできることだと話しているのが印象的でした。
都会の中心でありながら自然が目の前に広がっているので、ベルリーナーのように公園でリラックスしながら頭の中を整理したり、次に訪れたい場所の構想を練ることもできる。歴史を学んだり、グルメも楽しめる。とにかく、何をしようがあなたの自由。これぞベルリンの魅力ではないでしょうか。
[Photos by Mia]
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