「界 玉造」の日本酒BAR、それは夢のような場所
TABIZINE編集部の山口です。
島根県の星野リゾートの温泉旅館「界 玉造」には、島根の地酒をお得に楽しめる日本酒BARがあります。日本酒発祥の地と言われる島根。個性溢れる日本酒がそろっているそうです。
県内ほぼすべての日本酒がそろう
ずらりと並んだ酒樽は圧巻。飲む前から、なんだかおめでたい気分になってきます。
県内ほぼすべての蔵の日本酒がそろっている日本酒BAR。筆者が訪れたときは、全部で42種類ありました。おつまみは4種。その中から、お好みで3種+おつまみ1種を選んでセットにできます。魅力的すぎてこれは悩む〜!!
ちなみに、國暉酒造・八塩折の酒(こっきしゅぞう・やしおりのさけ)のみ、八塩折の酒におつまみ1種付きで税込1000円となります。こちらは出雲神話に登場するヤマタノオロチを眠らせたという伝説の酒を再現。全国唯一の特別なお酒なのだそうです。
仕込み水の代わりにお酒を使いそれを何度も繰り返したというだけあって、紹興酒のようなとろりとした濃厚な味わい。海士の塩をつまみにちびちびといただくのにピッタリです。いい夢がみられそうなお酒でした。
スタッフおすすめセットもあります
さてさて、3種を選ばねばなりません。迷う時間も幸せですが、「辛口セット」「神話セット」「どっしりセット」「隠岐の島セット」「低アルコールセット」など、用途な地域に合わせて選ばれたスタッフおすすめセットもありますよ。
そしてうれしいことに、お猪口も3種選べるんです。好きな器と好きなお酒。もう、至福の予感しかしません。
ラベルが強そうなセット「死神・國暉-BLACK-・開春 イ宛」
筆者が選んだのは、ラベルが強そうな3種。加茂福酒造「純米酒 死神」・國暉酒造「國暉-BLACK-」・若林酒造「開春 イ宛(おん)」です。おつまみはドライいちじく。
死神はそのインパクト抜群なラベルに一目惚れ。精米度合い非公開、日本酒度非公開という謎めいたところも死神っぽいですが、お味は意外と飲みやすい。古酒のような奥深い甘味が日本酒沼へ誘ってくれます。
先ほど八塩折の酒で登場した國暉酒造の「國暉-BLACK-」は、なんとラベルが刺繍なんです。なんだこのかっこよさ反則級! 見た目の武将感に反して飲み口はフルーティーです。
そして呪文のような「開春 イ宛(おん)」が、一番個性的な味わいでした。酸味も渋味もパンチがあり、面白い。
爽やか映えセット「あまざけ・蒼斗七星・うさぎ雲」
そして同行者が選んだのは、アルコール低めでラベルも可愛い爽やかで映える3種。奥出雲酒造「あまざけ」・青砥酒造「特別純米 蒼斗七星」・酒持田本店「うさぎ雲」です。おつまみは生姜くるみ。
あまざけはアルコール度数なし。うさぎ雲は「今の日本人が飲みやすいお酒が造りたい」と約25年の研究を経て造られたそう。ワインほどの度数で低アルコールです。「蒼斗七星」は見た目と同じくすっきりと飲みやすいお酒でした。
まるで酒蔵の中にいるようなご当地部屋でしっぽり飲み比べ
日本酒BARで選んだお酒はお部屋に届けてくれるので、じっくりゆっくり楽しめます。
選んだ日本酒は、それぞれ銘柄と特徴が記されたメモをつけてくれる。この心くばり、素敵です。
2022年11月にリニューアルしたばかりの客室は、日本酒樽をモチーフにしたテーブルに、酒蔵の麴室のようなカーブを描く天井。四方を障子や戸で閉めきることができ、まるで酒蔵の中にいるようなしっぽりした空間がなんとも心地いい。
写真じゃなかなか伝わらないと思うので動画でどうぞ。
ビールがシャワーなら、日本酒は湯船。筆者にとって、日本酒が醸し出す時間は、心身の深いところまでほぐしてくれる湯船のような存在です。
そして死神にとりつかれてしまった筆者は、界 玉造のショップで2本買い求めました。小瓶なのでスーツケースでの持ち運びも楽で可愛い。1本180ml 450円(税込)なのでお土産にもいいのですが、帰宅後瞬殺で自宅消費してしまいました。もっと買って帰ればよかった!
※時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。

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