長年愛され続ける中里の和菓子
「中里」は、明治6年日本橋で三河屋安兵衛の名で創業。大正12年に駒込に移りました。すべての和菓子は本店の職人が作り、材料の分量や工程は一子相伝。和菓子の命ともいえる餡は、5代目の社長がじっくり練りあげます。そんな熟練の技で生まれる味は、年齢性別を問わず支持され、愛され続けてきました。
そんなこだわりの詰まった「中里」の和菓子たちのなかから、今回は人気商品「揚最中」を紹介します。
大丸東京店での待ち時間や個数制限は?
筆者が「中里」大丸東京店に平日朝10時頃訪れた際には、行列はできていませんでしたが先客が2名。待ち時間は数分でスムーズに購入できました。まとめ買いを希望している人もいましたが、揚最中は購入制限されていて、一人12個までとのことでした。
揚最中は、大丸東京店や、東京都北区にある本店で販売されており、本店では購入制限されていませんが、午前中に売り切れてしまうそう。大丸東京店では、10:00、14:30、17:30に入荷されるので、その時間を狙うと購入しやすそうです。
大丸東京店の商品ラインナップはこちら。
- 6個 1,236円(税込)
- 8個 1,648円(税込)
- 12個 2,362円(税込)
南蛮焼
- 4個 1,112円(税込)
- 6個 1,608円(税込)
詰め合わせ
- 揚最中4個、南蛮焼2個 1,340円(税込)
- 揚最中4個、南蛮焼3個 1,648円(税込)
- 揚最中8個、南蛮焼6個 3,166円(税込)
売り切れるのも納得のおいしさ!
今回筆者が購入したのは揚最中6個入り。
包装紙を解くと、木目模様の箱が現れます。
蓋を開けると、整然と並んだ揚最中がお目見え。
揚最中の皮が湿気ていた場合にはオーブントースターやフライパンなどであぶるとおいしくなるとの注意書きも同封されています。
厚めの最中に、餡が挟まれたシンプルな佇まいが美しい。サイズは筆者が測ったところ直径5.5cmほどでした。
北海道十勝産の小豆を使用した餡は、柔らかく、ふっくらとしています。甘さは控えめで、上品な味わい。厚めの最中は、一般的な最中に比べるとしっかりと噛み応えがあり、存在感があります。
筆者がいただいたのは購入日の翌日の朝でしたが、少し湿気ていたので、オーブントースターで温めてみました。ほんのり焦げ目のついた最中を頬張ると、じゅわっと香ばしい風味を楽しめます。温めたことにより、より風味のよさが際立ち、サクサク感も増しました。
ほんのりと塩味の効いた最中が餡の甘味を引き立てていて、これがまたやみつきになる甘じょっぱさ。サクッじゅわっとした最中の食感と、ふっくらとした餡、そして絶妙な塩味……たまりません。
上質な胡麻油で揚げられた最中はしつこくなく、その香ばしさがクセになり、ついまた食べたくなって手を伸ばしてしまいます。売り切れてしまうほど人気になるのも納得のおいしさです。
お店の場所は「大丸東京 ほっぺタウン」
JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐの大丸東京B1階ほっぺタウン内にあります(上地図の黄色丸)。東京駅と直結しているので、帰省のお土産や会社への差し入れとして購入する際にも便利です。
価格:6個 1,236円(税込)、8個 1,648円(税込)、12個 2,362円(税込)
日持ち:常温で当日を含め3日間
中里 大丸東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号:03-3212-8011
営業時間:【平日】10:00~21:00 【土・日・祝】10:00~20:00
定休日:元日を除き、休まず営業
公式サイト:http://nakazato-kashi.jp/
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[All Photos by Sayaka Miyata]