上質を追求した「EN VEDETTE LUXE」

初出店や東京初出店など57店舗がオープンした「東京ミッドタウン八重洲」。“初”と“新”がつくお店のひとつが、カフェ＆スイーツ店「EN VEDETTE LUXE（アンヴデット リュクス）」です。

東京・清澄白河の本店と、渋谷スクランブルスクエアに店舗を構える人気の菓子店「EN VEDETTE（アンヴデット）」の新業態。1階入口の近くにオープンし、灰色を基調とした落ち着いた雰囲気で、横長の店内には10席のイートインスペースを併設しています。

すべてに見惚れるお菓子たち

店内には、オーナーの森大祐シェフと、ショコラティエでもある柏原貴子シェフが、食材や空間などすべてに上質を追求し、大切に手作りしたケーキや焼き菓子でいっぱい。

芸術品のような贅沢なケーキたち。

焼きたてのフィナンシェ、スコーン、カヌレなどの本格焼き菓子も。

ショコラやマカロンなど、特別な日に贈りたくなるお菓子の数々にため息がこぼれます……。

イートイン限定の贅沢なパフェ。メインを「イチゴ」「リンゴ・キャラメル」にした2種類。複雑に何層にも重なって、職人さんの技術と感性が表現された逸品。

テイクアウト限定メニューも充実。クレープは、現在「ピスタチオ・キャラメル・チョコレート」の3種類。通年ではなく、不定期でメニューも変わるようです。バニラやヘーゼルナッツなどのジェラートも店内で手作りされています。

イートイン・テイクアウトで提供する、コーヒーと紅茶は、清澄白河にある「Allpress Espresso（オールプレス・エスプレッソ）」と「TEAPOND（ティーポンド）」とコラボし、ビーントゥバーチョコレート「ミニマル」ともコラボ企画中とのこと。

人気焼き菓子「リーヴルクーヘン」

四角いバウムクーヘンという少し変わった形の焼き菓子「リーヴルクーヘン」（単品357円～）。アーモンドとバターが香るバウムクーヘン生地で、真ん中に、果汁を煮詰めて甘く固めたパートドフリュイを挟んでいます。

プレーン生地とアプリコットのパートドフリュイ、キャラメルの生地とオレンジのパートドフリュイ、ショコラの生地とフランボワーズのパートドフリュイ、抹茶の生地と生姜・パイナップルのパートドフリュイ、バナナの生地とパイナップルのパートドフリュイ、紅茶の生地とリンゴのパートドフリュイの、6種類のフレーバー。

何層にも重なってできたバウムクーヘンは“本（リーヴル）”をイメージしているとのことで、本の形をした箱で包装されています。1個ずつを本に見立てて詰め合わたギフトBOXは、書斎を思わせてオシャレです。

東京ミッドタウン八重洲限定の3フレーバー

「リーヴルクーヘン」東京ミッドタウン八重洲限定の3フレーバー「ローズ・和栗・メープル」（各389円・税込）を実食でご紹介。本型のBOXは単品でも品格があります。賞味期限は各種、製造から21日間。

本の扉を開くようにお箱を開ける、メルヘンな始まりに胸ときめきます！

左から「和栗・ローズ・メープル」。リーヴルクーヘンがジャストサイズで入っています！

「リーヴルクーヘン 和栗」は、和栗と黒糖の生地にポワール（梨）と柚子のパートドフリュイを合わせています。しっとりやわらかなバウムクーヘン生地のくちどけのよさには、一口目から驚くばかり。まろやかな黒糖と濃い和栗という和要素に、柑橘系のパートドフリュイが爽やな風を運びます。パートドフリュイは緩やかで歯切れよく、秋の青空という光景が浮かびました。

「リーヴルクーヘン ローズ」は、ローズ紅茶の生地にピーチのパートドフリュイを合わせています。ローズティーの香りが華やかで、鮮烈なピーチの香りが一気に包む、女性的な華やかな美のハーモニー。

「リーヴルクーヘン メープル」は、メープル・エビスの生地にリンゴのパートドフリュイを合わせています。後味にほんのり苦みも感じる特特の甘みのメープル。生地だけでも風味よく美味ですが、甘酸っぱいリンゴが変化をつけてクリアな余韻を残します。

真ん中にだけパートドフリュイを挟むことで、コクのある生地からフルーティーな味わいへと、多彩な香りを堪能しました……。

東京の新しいお土産・贈り物に

他にも、ギフトの焼き菓子は、フィナンシェ、マドレーヌ、1切れにカットしたパウンドケーキなど。ショコラ、ピスターシュ、キャラメル、抹茶柚子など、フレーバーも豊富。

単品、4個入、詰め合わせBOXまで用意されています（単品300円台～）。グレーのBOXは、ギフトや接待など、どんなシチュエーションでも合わせやすいデザインですね。

上質なスイーツに舌鼓をうち、清澄白河や渋谷にもない新しいお菓子も並ぶ「EN VEDETTE LUXE」。東京の新スポットで出会えるお菓子の幸せ、いち早く贈りたくなりました！

［all photos by kurisncho］
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
 

kurisencho

kurisencho ライター

熊本県天草の凪いだ海と潮の香りの中で育ちました。東京に住むことで、新しいもの、昔からあるものの良さを再発見し、今まで見てきた世界が広がりました。デジタル化の中で生きるアナログの力を確信し、儚いけど美しい、人と風景の一瞬をとらえたいと思い写真を撮っています。